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医師もワーキングプアになるかも

Dr. I / 2008.01.23 20:59 / 推薦数 : 7

医療崩壊」という言葉が、毎日のように
マスコミで報道されているようですが。
医療よりも先に崩壊した歯科医療の、
お寒い実態が明らかになりましたね。

本文の前に、応援もよろしくね!

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歯科医に広がるワーキングプア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080123-00000002-cbn-soci

産科・小児科・救急医療を中心に「医療崩壊」が
各地で社会問題化する中、歯科医療
より危機的な状況にあえいでいる。

2000年以降の相次ぐ診療報酬のマイナス改定で
医療機関の経営が全体的に悪化したばかりでなく、
歯科では73項目にわたる保険点数が
20年間も据え置かれていることが影響している。

歯科医師や歯科技工士らに支払われる診療報酬は
先進国に比べ極めて低く、
歯科医師の5人に1人が年収300万円以下、
歯科技工士の3人に1人が200万円以下の
ワーキングプア状態に置かれているという。

歯科医療に対する患者の要望】
http://news.cabrain.net/article.do?newsId=14151

歯科の保険点数の据え置きについては、
小池晃・参議院議員(共産党)の質問主意書に対する
昨年12月の政府答弁で明らかになった。

答弁によると、1986年4月時点と
同じ保険点数だったのは73項目で、
エックス線画像診断・各種検査・フッ素塗布・
歯周治療・鋳造歯冠修復など、
ほとんどの歯科医療の基本的技術が含まれていた。

20年の間には消費者物価が1.5~2倍になり、
国民生活も様変わりしている。
にもかかわらず、歯科医療の根幹となる
保険診療の基本的技術料が変化していないことに関して、
小池氏は「20年間も(保険点数の)
引き上げが行われていないことは、
この間の物価・人件費の伸びなどと比べても、
明らかに均衡を欠く」と追及。

これに対し厚生労働省は「歯科診療報酬については、
物価、賃金等の動向、経営状況、医療保険財政の
状況等を総合的に勘案し、(中略)、
必要な事項については重点的に評価し、
適切に設定している」と答えている。

全国保険医団体連合会(保団連)によると、
かつては医療費全体の12%あった歯科医療費が
06年度は7.7%にまで下落。
歯科医師歯科技工士・歯科衛生士らに支払われる
診療報酬は先進国に比べ極めて低く抑えられている。

昨年10月に保団連主催で開かれた
「歯は命 歯科医療危機突破10.28決起集会」などでは、
歯科医師の5人に1人が年収300万円以下、
歯科技工士の3人に1人が200万円以下と報告。

保団連は「日曜日や深夜まで診療している
歯科が増えたのは、(開業時に医療機器等を
導入するために負った)借金を返すために
寝る時間を削って働かざるを得ない実態がある」
と訴えるなど、歯科医業の収支は、
歯科医師数の需給バランスの悪化も影響して、
全体的に悪化の一途をたどっている。

患者と歯科医療担当者で構成する
「保険で良い歯科医療を」全国連絡会の06年の調査では、
歯科医療に対する患者の要望は
「保険のきく範囲を広げてほしい」が00年調査より
8ポイント上回って約8割にも達している。

保団連は「新しい技術や安全性が確保されている
技術を速やかに保険導入すること、
臨床の実態に即したものを導入するよう
要求することは当然」と指摘。

「政府の歯科医療軽視政策のもとで、
患者・国民の要求に十分にこたえきれず、
歯科医師をはじめ歯科医療従事者が苦悩している。

先進国の中で日本は虫歯や歯周病の状況は最悪で、
長期にわたり改定が据え置かれた項目をはじめ、
歯科の診療報酬について適切な診療を
確保するための十分な評価が行われるべき」
と強調している。


『2008年1月23日:yahooニュース』


医療崩壊」ばっか、マスコミでは報道されてますけど。
歯科医療は、もう既に崩壊していたんですね。


>歯科医師の5人に1人が年収300万円以下

これ、普通に考えたら考えにくいかもしれませんが。
医者でも、いるんですよ、たくさん。

今のところ、常勤の医師もしくは開業医で、
年収300万円以下って人は、
ほとんどいないとは思いますが。

でも、今でも、医師の10人に1人とか、
それよりは少ないかもしれませんけど。
結構な数いるんですよ。


具体的には、大学院生研究生のように、
無給もしくは大学に薄給で雇われている医師です。


例えば、この間、私が参加した「全国医師連盟
このメンバーの構成比率を見ると。
「全国医師連盟HP」

会員構成(2007年12月10日現在)

平均年齢 42歳、
公立病院勤務医27%、
民間病院勤務医37%、
研究医14%、
開業医20%


この「研究医」っていうのが、そうです。
大学院生の場合は、年間五十数万円とか、
その位の授業料を払って、給料はゼロって事が多いです。

「全国医師連盟、総決起集会参加」
の記事に詳しく書いた事ですけど。

研究医っていうのは、大学病院で働く医師
って事です、ほとんどの場合は。

大学病院で働く医師の中でも、
助教(助手)、講師、準教授(助教授)、教授
っていう、いわゆる「スタッフ」と言われる、
大学から正式に雇われる人はほんのわずかで。

それ以外の研究生っていうのは、
大学で研究をする医師なんですけど。
正職員ではなく「日雇いの臨時職員」。
で、日給は数千円。
高いところでも、一万ちょっと。
もしくは、無給の大学院生ですね。

日雇いなので、土日の分は貰えないので。
大学病院からもらう給料ってのは、
税金や保険、年金込みで200万円に満たない位です。


研究もそこそこに、アルバイトに行けば、
もっとたくさんバイト代は貰いますけど。
一生懸命研究をしている医師や、
大学病院でたくさん患者を診て、
アルバイトに行く暇がない医師は、
今でも「ワーキングプア」並です。

全国医師連盟の会員のうち14%研究医ですから。
全員がワーキングプアって事はないと思いますが。
そのうちの何割かは、ワーキングプアなのかもしれませんね。
研究や臨床に熱心な医師であれば。

まあ、いくらなんでも5人に1人、
って事はないと思いますけどね。


>20年の間には消費者物価が1.5~2倍になり、
国民生活も様変わりしている。
にもかかわらず、歯科医療の根幹となる
保険診療の基本的技術料が変化していないことに関して、
小池氏は「20年間も(保険点数の)
引き上げが行われていないことは、
この間の物価・人件費の伸びなどと比べても、
明らかに均衡を欠く」


医療に関しては、20年とまではいかないですけど。
8年続けて、下がっていますね。
診療報酬は。

>診療報酬は先進国に比べ極めて低く抑えられている。

これは、医療でも全く同じです。

このまま、医療費抑制政策が続けば、
歯科医師のように医師ワーキングプア
になる人が続出するかもしれませんね。


歯科っていうのは、混合診療が可能なんですけど。
その影響もあるんでしょうねー。
以前、歯科医の先生からもらったコメントが、
将来の医師医療を見ているようだったので。

歯科医の先生から、「混合診療に関する私見」
の記事の時にもらったコメントを
引用させてもらいますよ。



歯科から~

混合診療が認められて久しい歯科医療者から、少々一言。

前レスで「歯科は混合診療が認められているのに、大丈夫だ。
医科だってそうだろう」のような意見もございましたし、
日々の診療の中で、保険と自費、そのメリットとデメリット、
金額などを日常的に説明していたりするわけですが
(別に全く他の保険治療と異なるリスクとかがなくとも。
つか、リスク高かったら金額負担の大きい自費は
かえって薦めないですね。
お金のことは度外視するほど希望の強い方でない限り)。

私的に、混合診療の一番のデメリットは、
「何時までたっても保険適用にならないっ!」
ということだと感じます。

この20年以上、歯科で新しく保険適用になった治療法、
多分ひとつもないですよ。
まあ、審美領域の話は、この際さておいて
(といっても今の世の中小臼歯までは
前装冠認めて欲しいですが・・・
保険だと銀歯になります(しかしものすごく目立つ)、
自費だったら白くできるんですが~」というのは辛い。

しかも、こっちの収入に違いができるわけでもない^^;)
インプラントとか、新しい(といっても自費では
10年以上使われてる)材料の認可すら
まったくないのが現状です。
これは機能的にも非常に異なってきます。

たとえば医科で混合診療が解禁になったら、
この先出てくる画期的な、もしくは有用な治療法が
保険認可されることはあるのだろうか、
と憂慮してしまいます。

それどころか風邪なども保険からはずす
という話すら出てきてる有様だというのに…
「早期発見・早期治療」のスローガンはどこにいったのでしょう。
歯科の検診すら、治療じゃないから
「自費」が原則な世の中です・・・。

混合診療がないからこそ、実効性が証明された
治療法があるのに使えないのはおかしい、
という認可への圧力になると思いますし、
それがなければ何時までたっても自費のまま、
経済力のない方には一生縁のない話で
終わってしまうとは思いませんか?



私は、現在のまま混合診療が解禁されたら、反対。
条件付き賛成の立場ですけど。
まあ、私がつける条件は、今混合診療解禁を
推進している人達には飲めない条件なので。
実質反対に近いのかもしれませんけど。

医療も、歯科医療のように、崩壊への道
ものすごい速度で進んでいるようですね。


2008年度の診療報酬改定で、開業医の再診料が
引き下げられそうですけど。
これは、開業医の5人に1人は「ワーキングプア
への第一歩かもしれませんね。


勤務医を続けたら、過労死。
開業医になったら、ワーキングプア


そんな日も近いのかもしれませんね。


医者のホンネが知りたい人は、こちらから!
→ 『医者のホンネが丸わかり!(改)』

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