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大淀病院事件、遺族提訴

Dr. I / 2007.05.27 23:20 / 推薦数 : 9

以前から、何回もこのブログで取り上げている
奈良の、「大淀病院事件」。
この事件で、遺族大淀町産科医の先生を
提訴したようですね。

某新聞に、私のブログが名指しで悪者扱いされて。
すぐに、この件に関して記事を書いたら、
遺族やマスコミに対する批判というか。
下手したら中傷にしかならないので。
敢えて、ちょっと時間をおいてから書いてみました。

Dr. Iのブログには、中傷があふれている。
とか、言われたくないですからね。

感情的になってしまいそうなので。
敢えて、事実の経過とちょっとした疑問点だけを
羅列する事にします。

本文の前に、応援もよろしくね!

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奈良・妊婦転送死亡:「異常見過ごし死亡」
遺族大淀町医師を提訴

奈良県大淀町大淀病院で昨年8月、同県五條市のTさん
が分娩(ぶんべん)中に意識不明となり、
転送先で脳内出血で死亡した問題で、遺族は23日、
病院を経営する大淀町と担当産科医を相手取り、
慰謝料など損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。
大淀病院の担当医が脳の異常を見過ごしたことが
死亡につながった」と過失責任を主張している。

提訴したのは夫(25)と、転送先で生まれた9カ月の長男。
訴状によると、Tさんは昨年8月7日、出産のため大淀病院に入院。
翌8日午前0時ごろ頭痛を訴えた後、突然意識を失った。
産科医は頭痛と陣痛から来る失神と説明し、仮眠のため退室。
同1時40分ごろ、両腕が硬直するなど脳内出血
うかがわせる症状が表れたが、来室した産科医は子癇発作
と誤診して処置をせずに病室を離れ、
同4時半ごろまで病室に来なかった。

病院は同2時ごろまでに転送先探しを始め、Tさんは19病院で
転送を断られた後、大阪府吹田市の
国立循環器病センターに同6時ごろ到着。
CTで右脳に大血腫が見つかった。
長男は帝王切開で生まれたが、Tさんは8日後に死亡した。

死亡診断書では同センター受診時、Tさんの意識が刺激に
まったく反応しないレベルに達していたなどとする記載があり、
遺族は「脳内出血の発症は午前0時ごろ」と主張。
「これ以降、家族らが再三脳の異常を訴えたのに産科医
CTなどの検査をせず、手術でも回復しないほど
脳内出血を進行させた」としている。


医師の対応について夫は「命を助けようとする
必死さが見られなかった。
もしあれば、心から死を受け入れられた」。
同席した父は「裁判なんて考えていなかった。
お金じゃないんです。何があったのか知りたいのです」
と訴えた。

参照:毎日新聞社、2007年5月24日



これは、毎日新聞の記事なのですが。
どのマスコミも、スタンスは一緒のようですね。

テレビに関しては、座位先生のブログに詳しく書いてあるので。
そちらを見て下さいね!
『不当な提訴とマスメディア(大淀妊婦事件)』


毎日新聞の記事では、いろいろと突っ込みどころが満載で。
何を書こうか迷ったのですが、ポイントだけ。

もちろん、私は訴状を見ていないのですが。
訴状によると、

>同1時40分ごろ、両腕が硬直するなど脳内出血
うかがわせる症状が表れた


って事ですよね。
そいで、

>来室した産科医は子癇発作と誤診して処置をせずに
病室を離れ、同4時半ごろまで病室に来なかった。


という事らしいですけど。
遺族が公開したカルテ(看護記録)を元にして書いた、
『奈良の産科医 詳細2』の記事で書いたとおり、

0:14に突然の意識消失があって。
その後、内科の医師2人がかりで身体所見を取って。
それで、異常がないから、脳出血脳梗塞ではないだろう、
と判断しているわけですわ。

そして、『大淀病院、専門家(神経内科医)の意見』
の記事にも書いてあるように。
後から専門家である、神経内科医師が見ても、
この段階では「脳出血ではない。」と、はっきり言っています。

そして、これはマスコミの圧力によって一時閉鎖に追い込まれた、
専門家達が集まるm3の掲示板でも同じ意見でした。

その後、何もしていないような事が書いていますけど。
1:40までの間に、4回も看護師に見回りに行かせて、
異常があったら報告するように指示しています。

それで、1:40頃、急変して、
頭のCTを撮る事も検討したけれども。
頭のCTっていうのは、ただの検査ですから。
脳外科医のいない、大淀病院で撮っただけでは、
何の解決にもなりませんから。
それであれば、早く搬送先を決めた方が良いだろう。
と、判断して、いろんな病院に電話をかけまくったのですよ。

で、子癇の治療をしたり、内科医と交代で
患者ベッドサイド行ったりしているわけですよね。
この産科医の先生は。

これは、遺族がマスコミに公開したカルテの看護記録
に書いている部分だから。
それは正しいと思うのですがね。

違うって事なのでしょうかね。

そして、明らかにおかしいのは。

>同1時40分ごろ、両腕が硬直するなど脳内出血
うかがわせる症状が表れた


って訴状には書いてあるんですよね。
1:40に、脳内出血を疑わせる症状って。

それなのに、
>遺族は「脳内出血の発症は午前0時ごろ」と主張。

1:40に、脳内出血を疑わせる症状が出たなら、
脳内出血が起きたのは、1:40なんじゃないですか。

午前0時脳内出血になった、って
どうやって証明するんでしょうかねー。
どうゆう説明を遺族がするのか、
聞いてみたいですね、是非。


医師の対応について夫は「命を助けようとする
必死さが見られなかった。
もしあれば、心から死を受け入れられた」。


夜中の0時から午前4:50まで、内科の医師と交代で
ベッドサイドについて処置をしたり。
19もの病院に電話をかけまくって
それで、必死さが見られないのですか。
そうですか。

>お金じゃないんです。何があったのか知りたいのです

m3の掲示板で、専門家達が議論して。
何があったか、真実がはっきりしたと思うのですがねー。
マスコミの圧力で、一時閉鎖に追い込まれましたけど。

普通は、損害賠償の金額を、きちんと言うはずなのですが。
お金じゃないなら、きっとものすごい少額なんですよね、当然。
それだったら、前代未聞な位、少額の訴訟って事を、
マスコミを使って報道すれば良いんじゃないですかねー。



妊婦の突然死といえば、肺梗塞。
別名、「エコノミークラス症候群」
「エコノミークラス症候群」について知りたい人は、これを読んでね!


→ 『気をつけて!死んじゃうかも!フライトの旅行で注意すべき病気!』

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