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代理出産、出生届受理を認めず

Dr. I / 2007.03.26 00:33 / 推薦数 : 2

少子化、少子化って言うなら。
明らかに、DNA上の親子である、こういう場合は、
認めてあげれば良いんでしょうけど。

悪法とはいえ、法を守るのが裁判所の役目なので、
しょうがないんでしょうかねー。

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向井亜紀さんの双子男児、出生届受理を認めず…最高裁

タレントの向井亜紀さん(42)夫妻が米国の女性に
代理出産を依頼して生まれた双子の男児(3)について、
夫妻を両親とする出生届けを東京都品川区が
受理しなかったことの是非が問われた裁判で、
最高裁第2小法廷は23日、
受理を区に命じた東京高裁決定を破棄し、
出生届受理は認められないとする決定をした。

古田佑紀裁判長は「現行の民法では、
出生した子の母は懐胎・出産した女性と解さざるを得ず、
代理出産で卵子を提供した女性との間に母子関係は認められない」
とする初判断を示した。
向井さん夫妻側の敗訴が確定した。

同小法廷の古田、津野修、今井功、中川了滋の
4裁判官全員一致の結論。
代理出産を巡っては、学会などが禁止方針を打ち出す一方、
国内の医師が妻の母親や妹に代理出産させたケースを
公表するなど、法制度上のルールが定まっていない。

決定は、「代理出産という民法の想定していない事態が生じており、
立法による速やかな対応が強く望まれる」と指摘した。

決定によると、向井さんは2000年11月、
子宮けいがんの治療のため子宮を摘出した後、
米国人女性と代理出産の契約を結び、夫妻の受精卵を移植。
米国人女性は03年11月に双子を出産し、
ネバダ州地裁は双子を夫妻の子と認めた。

最高裁決定は、実親子関係について、
「最も基本的な身分関係で、子の福祉にも重大な影響を及ぼす。
明確な基準で一律に決めるべきだ」と指摘。
民法の解釈や判例から、「母子関係は出産という
客観的事実により成立する」との基本原則を示した。

そのうえで、「米国裁判の結果は、
日本の法秩序の基本原則と相容れず、公秩序に反する」
として、実親子関係を認めたネバダ州地裁の判断は
国内では効力を持たないと結論づけた。

古田裁判長と津野裁判官は補足意見で、
代理出産が行われている国では、
代理出産した女性が引き渡しを拒絶したり、
依頼者が引き取りを拒否するなど様々な問題が発生している」
と指摘し、「何ら法制度が整備されていない状況では、
卵子を提供した女性を母とするのに
躊躇(ちゅうちょ)せざるをえない」と述べた。

また今井裁判官は、向井さん夫妻のケースについて、
「実親子関係を認めることが子の福祉にかなうということが
出来るかもしれない」としながらも、
「本件で親子関係を認めれば、
実施の当否について議論がある代理出産を、
結果的に追認することになり疑問だ」と述べた。

双子は現在、米国籍。
今後、日本国籍を取得するには、夫が非嫡出子として認知するか、
養子縁組などをした上で帰化させることが必要となる。

向井さん夫妻は、品川区に出生届けを提出したが、
受理されなかったため家事審判を申し立てた。
東京家裁は申し立てを退けたが、東京高裁は昨年9月、
「公序良俗に反しておらず、子の福祉にもかなっている」として、
出生届を受理するよう命じたため、
同区側が最高裁に許可抗告していた。


「2007年3月24日:読売新聞」

>「代理出産という民法の想定していない事態が生じており、
立法による速やかな対応が強く望まれる」と指摘した。


って裁判官も言っていますが。
やっぱ、現在の実情に合っていない法律は、
作り直さないと駄目なんじゃないですかね。
代理出産って概念すらない時の法律なんだから。
お腹を痛めて産まない限り、その子の子供じゃないって。
まあ、昔はそうだったんですけどね。

でも、他にも子供ができない人達の為に、
法律を整備して欲しいからって、正々堂々と
代理出産ですって言った、向井亜紀さんには
ホント、頭が下がります。

でも。

>「本件で親子関係を認めれば、実施の当否について議論がある
代理出産を、結果的に追認することになり疑問だ」


って、これはどうなんでしょうかねー。
厳密に法律を解釈したら、駄目っていうのはわかるんですが。
だから駄目だっていう理由にはならないと思うんですが。

こういう結論が出たら、海外で代理出産をした人は、
こっそり出生届を出すだけだと思いますけどね。

今までに、わかってるだけで15人くらいはいるみたいですけど。
他の方達はそうしてますから。
ただ、闇に潜る、ってだけのような気もしますが

「週刊朝日、2006年11月3日号
「美談」ではすまない代理出産ビジネスの実態」


こういう話もありますから。
代理出産でも、有償無償は区別した方が良いのかもしれませんけどね。

 

福島、大野病院産科医不当逮捕事件。
第3回公判の傍聴記が出ましたよ!

→ 「周産期医療の崩壊を食い止める会、第三回公判について(07/3/16)」


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