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某研修医の労働時間と給料

Dr. I / 2006.05.25 01:17 / 推薦数 : 2

これから書く事、そしてこれ以降の研修医シリーズで書く事も架空の人物の事。

あくまでフィクションですので、労働基準法がどうとかこうとかあまりうるさい事を言わずに読み物として読んで下さい。

 

まあ某産婦人科医のように、医者でも逮捕される時代ですから。

当然守秘義務に反する事は言いませんので。

 

ある研修医の一週間の労働時間

(月)AM9:000~AM6:00
  火曜日は教授回診があるので、たいてい帰るのはこの位になります。
  っていうか、帰れればラッキーって感じです。
(火)AM9:30~AM1:00
  総回診が終わってほっとする日。
  一週間のうちで最も帰るのが早い。
  教授回診は9:30頃から始まるので、確信犯的な遅刻。
  たまーに助教授回診で早く来ていたりすると、はまる事もある。
(水)AM9:00~AM2:00
   別のチームは木曜日に総回診があるんで、
  その人達の帰りはもっと遅いです。
  早く帰れていいなー、って他チームの研修医の目をきにしつつ、帰る。
(木)AM9:00~AM3:00
(金)AM9:00~AM2:30
(土)AM10:00~PM8:00
  一応大学は週休2日なので、本当は休みの為、無給
  患者はいるので当然大学には来ないといけないが、
  朝ちょっと遅めに来る事が出来る。
  一週間の内で唯一夕食が出前以外の可能性がある日。
  だから必死こいて、仕事をなんとか終わらせて、
  外でご飯を食べようと頑張る。
(日)AM10:00~AM1:00
  火曜日が総回診で、月曜日がその前の日、
  チームディスカッションとカテーテルカンファレンスがあるため、
  その準備で一日つぶれる。当然無給

ってな感じですかね。
あんまり酷いと現実離れするんで、ちょっとましな例を出してみました。

総回診の前の日は一年間の内、20回位は大学に泊まってたね、彼は。
患者の状態が悪いと、3日連続大学に泊まり込みなんてのも、
珍しくなかったみたいです。
春~夏は毎日明るくなってから帰ってたようです。

一日の平均睡眠時間3時間で、某看護師に
「先生すごーい、アイドルみたーい。」って言われてましたね、彼。

アイドルになりてー。


ま、そんな感じだったんですけど、試しに彼の時給を計算してみますか。

21+16+17+18+17+10+15=114時間/週

当時日給9000円x5日=4万5千円

ちなみに大学には日雇いの臨時職員という扱いで雇われてました。
一応、保険、年金はつくけど、当然ボーナスはなし。

彼のいた大学はまだましな方で、この半分くらいの所が多かったみたいですよ。

で、時給はというと

45000÷114=395円

時給395円ですか。

そっから医局費が月1万円ひかれて、税金と保険と年金がひかれたら、実質300円くらいですか。

うーん。
小学生のお小遣いくらいですかね。

コンビニでバイトしても、2倍位もらえそうですね。

ちなみに学生時代、家庭教師のアルバイトは時給2500円だったそうです。

確実に労働基準法に違反しますね。
労災申請がなかなか降りないって話しみたいですけど、確実に降りますね。
おつりがでてもったいないくらいですかね。


ちなみに、これ当直は入ってません。
看護師や技師が当直すると、翌日は休みがもらえるんですけど、
医者当直しても、翌日は普通に何事も無かったように働かされます。

当直はだいたい週2回位やってたみたいですから、労働時間は+16時間位で週130時間くらいですかね。

まあ、それはお金出るので時給は上がりますけど。

それだけ働かされたら、そりゃあ医者も人間ですから、医療ミスとか医療事故とかが起こっても、不思議はないのではないでしょうか。


あくまでもフィクションですからね。

 

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