【自宅では】
療養の中心はやはり食養生。現在の朝食の定番はニンジンジュース(ニンジン2本+りんご1/2個)とトースト(クリーム状のごまと蜂蜜を混ぜたものを塗ったもの)とヨーグルト。昼と夜は米飯とみそ汁と焼き魚・煮魚が中心。肉は鶏胸肉あるいはささみ。10時と15時に適宜間食(バナナ、玄米せんべい等)。玄米そのものは消化しにくいだろうとしばらく見合わせ中。ラーメン、カレーライス、揚げ物は6ヶ月は基本的に禁止の予定…。でもこの間「玄米ラーメン」という即席麺を食べた。味はそこそこ、ラーメンを食べている気分を味わった。
【治療は】
1月中旬より外来化学療法(補助化学療法)開始。TS-1内服とシスプラチン点滴による治療。TS-1の量も少なめ、シスプラチンは手術前の化学療法時の約半量を2回に分けて点滴するプロトコール(スケジュール)とした。1コース3週間で2コースを終了。量が少ないとはいえ、シスプラチン点滴後数日は体がだるく食欲も落ちた。今後はTS-1内服のみで経過を見ていく方針だが、強い副作用が出ないか不安もある。
同じく1月中旬より、週1回のペースでハイパーサーミアにも通っている。手術前よりもさらに熱さを感じずに治療が受けられる。どうも手術後に皮下脂肪も内蔵脂肪も減ったので熱が伝わりやすく、皮膚が熱くなりにくいらしい。…と、調子良く治療を続けていたら背中に小さな火傷ができて2週ほど治療を見合わせている。
【職場で】
職場復帰して、あっという間に3週間。相変わらず内視鏡検査の手伝い程度の仕事をしながらリハビリ中。医局の自分の机の整理整頓も行う。自分では割合機能的に片付いたと思っている。
来月からは外来診察も一部再開の予定とした。現在代診してくれている後輩医師は「大丈夫ですか?結構体力消耗しますよ、外来。」と気に掛けてくれる。
そうなのだ、やはり医者は心身共に健康でないと職責を果たせないかなあと、ここのところ感じている。何人もの患者さんの抱える心身の問題を受け止め、分析し、方針を立て、実行するには相当のパワーが必要…。発病前、しんどい仕事だなと半分恨みながらも診療に全力投球できていたのは自分の体に自信があったからだと思う。健康で働けることはとても有り難いことだとしみじみ思う。だから、いまだ完治とは言えない病を抱えた私が働き続けるためには、何か知恵というか工夫が必要と思っている。周りの人に頼らせてもらいながら試行錯誤を繰り返しながら、ぼちぼちやっていけたらなーと思う。
インターネット環境がようやく整い帰ってきました。またよろしくお願いします。まずは職場復帰の報告から…。
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2月1日から仕事を再開した。といってもまずは午前中のみ、内視鏡検査の手伝い程度から。「待ってましたよ〜」と看護師さんたちが笑顔で迎えてくれる。消化器内科スタッフも「無理しないでくださいよ〜」と声を掛けてくれる。以前同様和気あいあいと賑やかに検査が進められていく。合間に私は2、3件の検査をこなす。6ヶ月ぶりに手にする内視鏡。あまり違和感は無い。16年余り繰り返して来た検査はすっかり体が覚えているようだ。でもいつもより時間を掛けて慎重に検査をする。検査を受けた人は少ししんどかったかもしれない。6ヶ月間、私が抜けていた穴はスタッフの尽力で埋められ、昨年1年の検査件数は一昨年よりむしろ増えている。今後は体調と相談しつつ、今までやって来た仕事内容のうち、何ができて何ができないか見極めつつ、職場での自分のポジションを改めて築いていこうと思う。体調も悪くなく、ついつい張り切ってしまう自分がいるが、当直、緊急検査を含めた元の仕事内容に戻るのを目指すべきか、体を労りながらできる範囲で仕事をしていくのがいいのか…。仕事量をセーブすることと今の職場(超多忙な総合病院の消化器内科)で必要とされる仕事内容に折り合いがつくかどうか。しばらくは「保身」に徹しつつ模様眺めといこう、と考えている。甘いかな…。
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