今日の外来、肛門周囲膿瘍で診ている1ヶ月の患児が来た。
遠方から里帰り分娩されていた方なので、今後はそちらにもどるため、紹介状を書かないとと思っていた。
「じゃあお大事にしてください。紹介状は今からお書きしますね」
と言って終わりにしようと思ったら、
「あの、先生」
「ご迷惑でなければまた診ていただきたいんですけど。もちろん向こうから通います」
と一言。医療圏を考えてもどう見ても程遠い距離であった。新幹線で通うほどではないだろうか?でもそんな一言をこんな自分に言っていただいて本当にうれしい気持ちになった。
こんな人で満ち溢れた外来であれば、どんなに楽しいことだろう。暗い医療現場で一筋の光をみた気持ちであった。
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