あれは統計上細工をすればうまいこと値が低くなるんじゃないか?と思っているのだが、自分だけだろうか?
医者になって意外に統計の知識がないといけないことを最近痛感している。何で勉強を始めればいいだろう?
この小児科医不足のなか、当院も減員の意向を伝えられた。
もうこの病院で存続するのも限界かもしれない。現場のスタッフや患児家族には悪いが、そろそろ閉鎖が現実に近づいてきた。
そろそろ開業しなきゃな。
うちの病院は阿呆なので、小児科当番日でない日にとんでもない重症患者を受けようとする(当地区は輪番制なので、日によってどこが急患をうけるか割り当てられている)。
ある日のヒトコマ。昼過ぎに熱性痙攣の重責(持続しているけいれんのこと)。脳炎・脳症の可能性もあるし、入院は必須。ところが看護師は「うけていいっすかぁー?」と気軽に言っている。
あほかーてめえー!お前らどうせ何もはたらかんくせにー!!
そう、痙攣の子が救急搬送されても彼女たちは
「小児科当番日でないしー」
ということで、ほとんど働かないのだ。
当然それを知っているので「受けません」というと
「怠慢じゃないんですかー?」
と一言。ざけんじゃねえーよ。だったら救急外来らしく働けよ!
その1時間後
「せんせえ、溺水の乳児受けていいっすかー?」
「受けてもいいけど誰かつくんだよね?」
「つくわけないですよー、小児なんて」
ばかやろーーーーーーーーー!!じゃあ受けるなんて言うんじゃねえよーーーーーーーー!!
小児科勤務医なんてするもんじゃねえ。受けないと「非国民」呼ばわりされる。ああやってらんねえ。
いくつか考えてみた
1、救急を担えるだけの医師数が足りない
これは当然だろう。医師数が少なければ診ることはできない。
2、救急を行える土壌がない
医者がいても看護師、薬剤師、事務などいなければ救急医療はできない。爆笑問題の太田が「そんなの医者の怠慢じゃねえかよ」とか小さな国会で言っていたが、あいつは問題外(個人的にはこの番組好きなんだが)。
3、軽症で受診する患者が多すぎ
これも救急医療でよく問題になっている。軽い人が救急におしかけるので、たらいまわしされるような重症患者をどの病院でも受け入れられなくなってしまう。
救急医療加算が安すぎなんだと思う。夜中に受診するなら数万円払う気持ちで受診させれば、必ず抑制される。これに反対する医師が多いが、大抵その内訳は高齢の開業医である(軽症患者でもいいから数が足りないともうからんからね)。
4、搬送システムが未熟
これは病院だけでどうこうできないのだが、消防署と病院で病床、受け入れ患者の人数をあらかじめ把握してあれば、その病院にスムーズに行けばよい。しかし実際は更新が少なく、システム上行けるはずの病院が満床だったりする。
5、産科医・小児科医など医師の偏在
よく言われるが、忙しい科、夜中も必要とされる科は医者に敬遠されがち。なろうとする馬鹿はいない。入ってくる人も少ない上に、勤務医の労働条件は過酷なため、開業して勤務医してくれる人数も減ってしまう。
結果その患者を診ることができなくなる。大体の国民の意見としては「医者が怠慢」「医者が傲慢」というものが大多数だろう。医者のせいではないのだが、医者もそれを察知するため、勤務医生活をしたがらないのである。
まあ馬鹿な患者にふりまわされたくないのが本音だろう。日本という国ほど権利主張が強く、被害者意識が強い国民もない。そんな患者を相手にするのだから(最近はやりのモンスターペアレンツみたいなもの)、海外へ逃げたり、開業に走るのは当然ではなかろうか?
結論;今の日本人の体質が変わらなければたらいまわしはなくならない
オンコール・当直表は一般に事務で取り決めるのだが、小児科は「小児救急当番」だけ別にある場合が多く、科毎にオンコール表を作成することがよくある。
それにより「こどもの運動会」や「入学式」、「結婚式」「学会出席」などの予定をあらかじめ把握し、なるべくその日に当たらないように調整する。
ところがうちには度が過ぎる奴がいて、「語学講座」や「水泳」などの日を避けてくれといってくる奴がいる。もちろんほかの人もいってくるような「結婚式」なども避けてくれというのだが。
基本当直の前後に同じ人が当たらないようにしている。それに加えうちではオンコールすらも前後当たらないように調整している。それに加え研究日を月2回セッティングしている。
要は動かしにくいのである。にもかかわらずそいつは「英語の講義があるので」とか「泳ぎにいってくるので」とか馬鹿なことをのたまう。本当に小児科医なんだろうか?こんな小児科医いらねえんだけど。
今日も今日とてわがままを並べ立てる。あー、めんどくさい。じゃあ自分で作りやがれ!!
1、給料が安い
時給換算すればマックでバイトした方がましな場合も。年収1000万超えれば裕福なわけではない。将来的に体調を崩して休職しようものならプロ野球選手並に年棒がた落ち。当直をしているから今の高給を維持しているだけで、当直がなければその辺のサラリーマンと変わらない。
アメリカの専門医の給料と比較すると雲泥の差。仕事をこなせる人ほど評価されない。 高校時代同程度の成績だった友人との収入差は広がるばかり。
給料が全てではないが、生命をあつかう仕事にしては過小評価されすぎだろう。フジテレビの社員以下っていうSPA!の評価は医師を続けようと思う意欲を減衰させる。やはり開業しかないのか?
2、勤務時間が長い
芸能人も不規則だし拘束が長いが、彼らは生命をあつかう訳ではない。患者説明のため家族を待つ時間など、勤務に換算されない拘束時間が多すぎる。労働組合なんて意味をなしていない
3、休みがない
土日勤務なんて当たり前、家族サービスの欠如は著しい。患者もそれが当たり前だと勘違いしているため、夜中に呼び出されることも日常茶飯事。しかも無駄に怒られるおまけつき。
4、開業医とセンター・大学病院との板ばさみ
「○○なので入院お願いね」「××の検査忘れないでよ」と開業医からは小間使い扱い。「こんな管理してんの?」「ちょっと冗談はやめてくださいよ」「こんなの俺受けたくないよ」とセンター病院からは嘲笑 と拒絶。やり場のない怒りを毎日ぶつける場所がなく悶々とする。
5、所詮改定なんて
「小児・産科に手厚い」改定なんて大学やセンター病院の助けになるだけ。実際一番苦労している市中病院の勤務医はまったく恩恵なし。病院からつまはじきされることに変わりない。
6、結局過労とあきらめで自殺・退職・休職
やる気のある医師はバリバリ働いて途中でオーバーヒート。意欲があれば自殺。なければ休職。もう少し我慢して退職、開業。やる気のない医師はのらりくらり生活すれば長生きも可能。
ここまで読んで勤務医を続けられたら「神」
診療報酬改定で時間外・夜間の診療点数上げるんだって?それで診察患者減るかい?
昨日のうちの当直、耳痛(中耳炎)で0時や3時に5人前後救外に来るし。腹痛とは名ばかりの便秘集団が来るし。患者が無駄に来院しないようにする対策が必要なんじゃない?
昨日だけで一晩に36人来てるよ。これで手当てがついたからって小児医療に手厚い政策って言えるのかね?
小児医療、「高度な」小児診療に加算、「夜間」「休日」診療に加算だって。
あほちゃう~!?お前ら一番奴隷のように働いている市中病院はどうなんのよ。高度な医療なんか背伸びしてもダメだし。市中病院勤務医orz
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