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昨年末に最終巻15巻目の「ローマ世界の終焉」を塩野七生氏が書き終えている。
1年に1巻書いているので、15年かかった事になる。大変な偉業である。
塩野七生氏は「ローマの衰亡を論じた歴史書や研究書はそれこそ浜の真砂ほども存在するが、荒唐無稽とするしかないものを除けば、多少なりともそのいずれもが正しいのである。それらを集めていけば、ローマの衰亡の要因を手っ取り早く知ることも可能なくらいに。しかし、たった1度の人生を、他人の業績を拾い歩く作業に費やす気持ちにはどうしてもなれなかった。
それで、この10巻ー15巻ではとくに、「なぜ」よりも「どのように」衰亡していったのか、に重点を置いて書くことにしたのである。
また、1国の歴史も、1人の人間の生涯に似ている。徹底的にわかりたいと思えば、その人の誕生から死までをたどるしかないという点で。」と述べている。
1巻ー15巻で塩野氏はまさにローマ帝国の誕生から死までを書ききっている。
現在のヨーロッパ情勢を考える上で、ギリシア・ローマ時代の文化・文明を理解しておくことの大切さも学ばせてくれる。
尊敬する文化人の1人ですね。
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お盆に家族でリゾートホテルに行ってきた。
改装中とは聞いていたが、殆んど工事現場状態であった。
改装中なのでフロントも移動しており仮設フロントに連れて行かれた。それも建物の中からは行けず、一旦外に出て建築材料が散乱する足場の悪い地面を歩かされてたどりついた。
サインをして、フロントチーフに「夕食を食べれるところはどこにあるのか」訊ねた。チーフが「和食、フレンチ、中華と御座いますが、工事中につき一旦建物の外に出て庭を横切って再び建物に入って頂いて・・・・・」と説明しだした。
ここでちょいとキレて「リゾートホテルだけあって、よく外を歩くようになってんだねー。建物の中から直接、レストランに行けないのかね。これで料金が普段並みという事はないよね」と聞いてみた。
チーフ曰く「Z様のご紹介ですので、3分の1の料金にさせてもらってます」とのこと。
それを聞いて、さっきの怒りはどこえやらで、有難く部屋までご案内していただいた。
Z氏はそのリゾートホテルにかなり顔が利くようだ。権力というか力を持っている人には、このようなかたちでも人は取り込まれていくのだろう。
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連休に沖縄に行ったということは既に書きましたが。琉球大学医学部にもよってきました。
昭和60年頃、付属病院が完成しかかっていた時期に、付属病院の精神科病棟を見学する機会がありました。あれから20年以上経ったんですね。
今回、学生会館の前に「ハブに注意!」の立て札を見つけました。でも咬まれても安心ですよね。今までに学部構内でハブに咬まれた人がいるのかなー。
私、マムシに咬まれて受診する人が年間数名いる総合病院に勤務していたことがあります。ほとんど農作業中に咬まれた人でしたね。
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四国八十八ヶ所の札所巡りに異変が起きている。と本日の読売新聞が報じていた。
ゴミをポイ捨てする遍路もいるし、山間部では不法投棄された粗大ゴミが遍路を出迎える。
ポイ捨てするお遍路さんは、なにを目的に巡礼しているのか。
粗大ゴミの不法投棄も純粋なお遍路さんの心にどう映るだろうか。
ゴミを捨てる人がいれば拾って歩く人もいる。過去に捨てた人でも今は拾う側になっていると信じたい。
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昨日は節分で本日は立春だった。暦の上では本日から春である。今年は暦の上だけでなく暖冬なので、実感としても立春だ。
今日の朝日新聞文化欄に雪の割れ目から黄色い花を咲かせた「フクジュソウ」の写真が載っていた。題名は「春の魁」。フクジュソウは背丈が短く、花とのバランスは人で例えると三頭身ぐらいで、美人ではない。しかし清楚であり、たくましさとかわゆさも同時に持っている。小さな鉢植えで何気なく置かれていたりすると、いいですね。
受験生も最後の追い込みですね。風邪を引かず健闘して下さい。実は親の方がもっとしんどいんですけどね。
周囲の自然を見て何か感じるものがあれば、心にゆとりがあるので合格しますよ。
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診察室にガンダーラの石仏像の小さな写真を飾っている。ガンダーラで仏教が隆盛した時代に造られたものであろうから、かなり昔の石仏像だ。
じっと眺めていると、実に柔和な表情をしている。しかし、男性なのか女性なのか分らない。東洋人なのか西洋人なのかも微妙だ。性別・人種が判別不能なのです。でも、この石仏像の完成度は非常に高い。全てを包み込む雰囲気を醸し出している。作者は石仏師として優秀なだけでなく、精神性もかなりの人であろうと思われる。
自分の生き方を自分で選択して決定してゆくことができる時代はいい時代だと思う。
最近、皆が選択や決定をせずにおいて、問題が起きると責任は自分の外部にあると主張する時代になってきているように思う。
自分で選択して決定していくことは案外と困難でしんどいことです。迷ったときにガンダーラの石仏像をながめると、いつも柔和な表情で包み込んでくれる。ガンダーラにいつか行って見たいと思っている。
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今日のNHKクローズアップ現代を観て、世界にはこんな国があるのかと驚いた。
サウジアラビアは人口2000万人、サウジ家の王様が政治・宗教のトップに君臨する国だ。神からの恵みと言っている石油で国が潤っている。その埋蔵量は世界の25%ぐらいと推測されている。最近の原油高でなおさら豊かになっているようだ。教育費・医療費は無料。税金はなし。石油で得られる膨大なお金は国に入り、国民に還元される。最近では庭付き一戸建て住宅も無料で提供されるらしい。
こうなると、働く意欲がなくなり20代の若者の3-4人に一人は働かず、遊びに興じている。首都リヤド近郊の砂漠で改造自動車で遊びまわる若者の姿を報じていた。その若者にインタビューしていたが「定時で終わり、給料のいい公務員以外は働く気がしないね。」と返事していた。親の時代からこの国は石油で潤っていたので、親も子供に対し無理して働けとは言わないそうだ。企業も外国人を雇った方が5分の1で雇えるので、自国民を雇うようなバカなことはしないようだ。
これだけ豊かになり社会福祉が充実すると安心感からか、人口爆発が起こっており20代以下の人口が総人口の40-50%を占めるようになっている。政府関係者は増加した人口を現在の体制では支えきれなくなるとの危機感から若者に就労支援を積極的にしているが、手ごたえが感じられないようだ。
これとは正反対に生きがいを模索して過激的イスラム原理主義を信望し、ジハードと言われる聖戦に身を投じる若者もいる。
「人の幸福とは何か」と考えさせられてしまった。
我が家の菩提寺の住職さんに以前「お墓の中に骨壷がいっぱいになって入りきらなくなったらどうしたらいいんですか」と訪ねたことがある。住職いわく「骨壷から遺骨を出して墓石の下の土を掘って、そこに埋めてあげて自然に戻したらいい。いくら掘っても自由です。地球の反対側まで掘ってもいいですよ」と言って笑わして下さった。
少し斜めに掘り進んだらサウジアラビアの油田にぶち当たらないかなー。
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もうかなり昔になる。NHKで「老後のユートピア」としてアメリカのマイアミにある、富裕層の老後の楽園として人気の区画を紹介していたことがある。気候は温暖で、その区画というか地域で全てのことが賄える。病院あり、レジャー施設あり、ショッピングセンターありで何でも揃っている。
その「老後のユートピア」で深刻な問題化しつつあることとして、認知症の老人が急速に増えていることを取り上げていた。アメリカ人はある程度金銭に余裕がある人は早く引退し、第2の人生を楽しむ傾向にある。そういう人達が集まって一つの区画ができる。だが悲しいかな人間は確実に年を取る。そうすると一定の割合で認知症となる。老後の設計が狂ってくる。介護費用など入居しる時は計算外で念頭になかったことだ。生計を維持できなくなって歯が抜けるようにユートピアから去っていく。
この番組を見た時、老後の幸せとはなんだろうか、と考えさせられた。また、そう遠くなく日本にも同じ現象が出現するだろうと思った。
今年は念頭から「団塊の世代の退職元年、どう生きる第2の人生」とか「地方の自然豊かな場所で暮らしてみませんか」などと、メディアで取り上げられている。それを見たり読んだりするにつけ、昔した番組が頭によみがえって来て、「そんなにユートピアなんてあるのかな」と思ってしまう。
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毎年、元日にオーストリアのウィーン学友協会大ホールで行われる、ウィーンフィルニューイヤーコンサートを楽しみにしている。世界各国に生中継される。日本ではNHK教育がPM7時より毎年放送している。
ウィーンフィルの本来の仕事場は「音楽の都」ウィーンの中心部に鎮座する世界最高峰のオペラハウス「ウィーン国立歌劇場」のオーケストラピットだ。そこでオペラや音楽鑑賞ができれば贅沢極まりないが・・。
ウィーン国立歌劇場の内部も豪華で一見の価値があるが、ニューイヤーコンサートが行われるウィーン学友協会大ホールも「黄金のホール」と言われるぐらい豪華絢爛である。会場を飾る花はイタリアのサンレモから取り寄せるそうだ。舞台上にウィーンフィル、1階、2階に観客、全てが絵になっている。そして今年の指揮者はズービンメータ。ヨハン・ストラウス主体の選曲だった。
オーストリア・ハプスブルク家の夏の宮殿で前撮りして、コンサートの曲に合わせて映された、バレーも見ごたえがあった。この宮殿は建物・庭園が完全なシンメトリックで外観も美しいが内部はもっと美しい。あの宮殿内部のホールでバレーが踊れることは、バレーをしている人にとって大変名誉なことだろう。
最後はラデツキー行進曲で観客全員参加の手拍子が入り大いに盛り上がって終わった。クラッシック最大の祭典ですね。一度は観客として参加したいですね。
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物心がついた頃には元旦は両親、兄と一緒に地元の八幡宮に初詣に行っていた。という事は自分は生まれた翌年から地元の八幡宮に初詣に行っていることになる。
オヤジが生前まだ元気だった頃は、朝6時に参拝し八幡宮の小高い丘から初日の出を見て帰宅するのが我が家の習慣になっていた。
オヤジも亡くなり、今年オフクロは76歳になる。神社の長い石段が年々きつくなってきている。ゆっくりゆっくりしか上れないオフクロを見て「早く上ってこいよ」としか口から出ない自分自身に又、腹が立つ。
何時までたっても子供だね。
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