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< 「病人増やす」厚労省に反旗 | メイン | 民間医療保険の問題点 >

 毎日患者を診療していれば、近隣の病医院がどんなことをしているか、耳に入ってきます。

 最近よく聞くのがプラセンタ療法とニンニク注射です。

「うつや自律神経失調症にも効くと言われましたが、本当ですか」とか「S病院は1本いくらで、Y医院は1本いくらですが値段並みに効果もちがうんですか」とか聞かれます。

 私も開業医の端くれですから「自費診療については、あなた自身が納得して決める事です。あなたに決定権があるんです。あなたが決定して受けた治療に対してはあなた自身がその結果を背負うのが自費診療というのです。」と説明しております。

 私の苦い経験を話しておきます。

 若かりし頃教授の一言で入局半年足らずで離島の一人医長を任命されました。私は震え上がりましたが、NOとは言えませんでした。結果その離島の病院に多大の迷惑をかけ、ズタズタになって帰ってきて、転科しました。なぜあの時NOと言えなかったのか、医師となったからには、義務を果さないといけないと、思いはそればかりでした。全科当直の当番日は地獄の日でした。救急車の音を聞くと震え上がってました。自分だけで対処しないといけないと思い込んでいたのです。

 院長に「責任を果す自信がありません。すいませんがこれ以上診療は続けられません。申し訳ありません」と申し出て、結局医局にも多大な迷惑をかけてしまいました。

 それ以降「自分は臨床的にどこまでのレベルに達しているか。自分のできることとできないことを常に意識して、できないことはできません」と言えるようになりました。

 時にあの先生は冷酷だ、傲慢だと言われますが、できないことはできないんです。夜も早く寝るするるように努力しています。そうでないと、明日の診療に支障をきたします。

 開業医に夜間診療を負担してもらうと厚労省は言っているが、私は夜に適度な睡眠時間が得られないと、長期間の診療を持続する自信はありません。

 糸井重里だったかな「食う、寝る、遊ぶ」といったのは。

 一部真理をついてますね。

 よって開業医の24時間コンビニ診療化には断固反対します。開業医は色んな形態があって患者も選択できるのではないですかね。

 まとまりのない文章で申し訳なし。

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