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遅ればせながら録画しておいた「ジョンQ」を観た。何年前か忘れたが地区医師会から「院内に掲示して下さい」ということで「ジョンQ]のポスターが配布されたことがあった。
第1回目の診療報酬本体減額がされた頃だと思うが。その時は観ていなかった。
今回テレビで放送とわかって録画しておいた。
先天性心疾患で病態が悪化した子供。野球の最中に突然倒れた。両親が病院に急いで連れて行った。「医療保険の関係で心臓移植はできない。寿命だと思ってそう遠くなく訪れる子供さんの死を受け入れなさい」と医師より宣告される。両親は「助かる方法があるのに冗談じゃない。心臓移植のリストに入れろ」と訴える。父親は最後の手段として医師や看護師、警備員、救急患者を人質にとり病院に籠城する。
父親は「おれが自殺するから、おれの心臓を息子に移植しろ」と医師に迫る。自殺しかけた直前、交通事故で亡くなった女性の心臓が移植適応可能とわかり、無事移植が成功した。父親は裁判で病院関係者誘拐監禁で有罪となった。
というのがだいたいのストーリーです。
アメリカの医療保険の問題点をえぐっている。
それより私が身につまされたのは、父親が「自分が死ぬから自分の心臓を移植してくれ」と言ったことだ。
よく夏になると川や海で溺れている我が子を助けようとして、親子とも死んでしまうケースが多い。
常々、「自分は躊躇なく我が子を助けに行けるだろうか」と悲惨なニュースを見るたびに思っていた。
自分の心臓を我が子に与えることが、自分にはできるだろうか。
「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」という聖書のヨハネ福音書、12章24節が頭に浮かぶ。
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