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 国立保健医療科学院が調べた勤務医の1週間の平均労働時間は70時間。厚労省が、全国の小児医療の拠点病院を調査したところ、宿直・夜勤の翌日も勤務する小児科医は全体の7割。24時間連続勤務の回数は月平均2,4回、最も多い場合で10回にも及んでいる。このような勤務実態は生命の危機を伴う。

 就労している医師の中で女性の割合は全体の16,4%。これはOECDの中で統計がでている26カ国中最下位だ(フィンランド54,1%、イギリス37,7、フランス37,7、ドイツ37,6、アメリカ28,1)。医師は男女の区別なく労働をこなさざるを得ないため、当直も多く、まともに産休や育休もとれない。それらを契機に、一度現場からはなれればなかなか復職できないなど、深刻な実態がある。

 絶対数が足りない上に、国が十分な費用を手当てしないため、必要な人員が配置できない。過密労働の中で、限界に達した医師が離れていき、ますます人手不足になる。仕事を続けていくためにはワークシェアができる組織作りと24時間の保育体制がとれるような行政施策が急がれる。

 国は医療にお金をかけない姿勢を崩していない。いつまで医師の自己犠牲にたよる医療を続けるのか。

引用:全国保険医団体連合会

 

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