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診察室にガンダーラの石仏像の小さな写真を飾っている。ガンダーラで仏教が隆盛した時代に造られたものであろうから、かなり昔の石仏像だ。
じっと眺めていると、実に柔和な表情をしている。しかし、男性なのか女性なのか分らない。東洋人なのか西洋人なのかも微妙だ。性別・人種が判別不能なのです。でも、この石仏像の完成度は非常に高い。全てを包み込む雰囲気を醸し出している。作者は石仏師として優秀なだけでなく、精神性もかなりの人であろうと思われる。
自分の生き方を自分で選択して決定してゆくことができる時代はいい時代だと思う。
最近、皆が選択や決定をせずにおいて、問題が起きると責任は自分の外部にあると主張する時代になってきているように思う。
自分で選択して決定していくことは案外と困難でしんどいことです。迷ったときにガンダーラの石仏像をながめると、いつも柔和な表情で包み込んでくれる。ガンダーラにいつか行って見たいと思っている。
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