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三菱ケミカルホールディングス全額出資子会社の三菱ウェルファーマと田辺製薬会社の合併は合併新会社が三菱ケミカルHDの連結子会社となる方向で調整は最終段階に入っている。
両社とも結婚相手を探していたことは業界内では周知の事実。周囲を驚かせているのは、三菱側があまりにも田辺に配慮していることだ。事実、新会社は田辺の存続会社として上場を維持するだけでなく、社長も田辺側から出すという方向で調整が進んでいる。
田辺を存続会社とする意図は、外資系企業から委託契約を結んで国内販売している大型商品の抗リウマチ薬レミケードの販売権を維持するための対策だが、過度な田辺優遇は融和を喪失させる恐れありと業界内の声がある。
田辺は過去、大正製薬との結婚破談という苦い経験をしている。規模で劣る田辺は立場的には嫁に行く立場だったが、かつて御三家とタケダなどと並び称された事があり、創業320年以上という名門意識が大正側の反発をかい大きな亀裂を生んだ。今回のお見合い相手である三菱ウェルファーマは、三菱化学の前身企業も含めれば、5社を源流とする混血児で中小企業の寄り合い所帯だ。良家の田辺が身の程をわきまえないと、破談もありうるが、今回は世界の三菱ケミカルHDが背後に控えるので破談はないだろう。
合併で新会社が誕生すれば、社員は1万人を超え、営業職である国内MR数は約2300人となる。最大手のタケダの社員7000人、国内MR数約1700人。三菱ウェルファーマは2回の合併ですでにリストラ済みである。人員削減は田辺がターゲットになり少なくとも2000人以上のリストラが必要と言われている。
MR君も辛いよなー。Kさん、送別会になるのかねー。
引用:週間ダイヤモンド2月3日号
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