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ウイルス性の慢性肝炎に病む人達は、肝ガンの恐怖に加えて深刻な医療費の地域格差に苦しんでいる。また福祉の面からみても、他の障害と比べて不平等だ。
ウイルス性肝炎の主な感染経路は出産時の母子垂直感染、輸血や、予防接種における注射器の使い回しなど本人の不注意が現因ではないものが少なくない。
肝炎難民という言葉がある。高額、長期の医療費支払いに耐えかねて、ウイルス性肝炎の治療に公費負担制度を実施している自治体に引っ越していく患者達のことだ。自治体のなかには独自の判断でウイルス性の慢性肝炎、肝硬変、肝ガンを公費負担の対象にしている。東京都と北海道は無条件と聞いている。埼玉の患者は都内で診療を受ける場合が多くそこでは、自己負担分を支払っている。それを横目で都内の患者は会計を素通りしていく。これではやりきれないだろう。
おまけに「症状が可変的で障害の永続性が確定しにくい」という理由で心臓病、腎臓病に認められている身体障害者福祉法の内部障害としての対象になっていない。
全国に350万人いるウイルス性の肝炎、キャリア、肝硬変、肝ガン患者への救済が急がれる。
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