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今日のNHKクローズアップ現代を観て、世界にはこんな国があるのかと驚いた。
サウジアラビアは人口2000万人、サウジ家の王様が政治・宗教のトップに君臨する国だ。神からの恵みと言っている石油で国が潤っている。その埋蔵量は世界の25%ぐらいと推測されている。最近の原油高でなおさら豊かになっているようだ。教育費・医療費は無料。税金はなし。石油で得られる膨大なお金は国に入り、国民に還元される。最近では庭付き一戸建て住宅も無料で提供されるらしい。
こうなると、働く意欲がなくなり20代の若者の3-4人に一人は働かず、遊びに興じている。首都リヤド近郊の砂漠で改造自動車で遊びまわる若者の姿を報じていた。その若者にインタビューしていたが「定時で終わり、給料のいい公務員以外は働く気がしないね。」と返事していた。親の時代からこの国は石油で潤っていたので、親も子供に対し無理して働けとは言わないそうだ。企業も外国人を雇った方が5分の1で雇えるので、自国民を雇うようなバカなことはしないようだ。
これだけ豊かになり社会福祉が充実すると安心感からか、人口爆発が起こっており20代以下の人口が総人口の40-50%を占めるようになっている。政府関係者は増加した人口を現在の体制では支えきれなくなるとの危機感から若者に就労支援を積極的にしているが、手ごたえが感じられないようだ。
これとは正反対に生きがいを模索して過激的イスラム原理主義を信望し、ジハードと言われる聖戦に身を投じる若者もいる。
「人の幸福とは何か」と考えさせられてしまった。
我が家の菩提寺の住職さんに以前「お墓の中に骨壷がいっぱいになって入りきらなくなったらどうしたらいいんですか」と訪ねたことがある。住職いわく「骨壷から遺骨を出して墓石の下の土を掘って、そこに埋めてあげて自然に戻したらいい。いくら掘っても自由です。地球の反対側まで掘ってもいいですよ」と言って笑わして下さった。
少し斜めに掘り進んだらサウジアラビアの油田にぶち当たらないかなー。
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