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昨日、オーラの泉という番組の特番を観た。この番組最初は深夜帯にやっていたようだ。人気が出てゴールデン・タイムに格上げになったようだ。
美輪明宏と江原啓之のコンビがなかなかの味を出している。どっちもカウンセラーになれる資格十分ですね。まず出しゃばらず傾聴の基本姿勢ができている。相手にある程度話したいだけ話させている。相手を完全否定するようなことをしない。自分の意見を押し付けすぎない。相手がモヤモヤして自分自身で理解できず燻っていることを、相手に分るように噛み砕いて解釈している。そして「こうしたらもっとよくなる」という助言を与えている。相手は癒され、不安がある程度少なくなり、自分に自信もわいてくる。どこかの女性占い師のように押し付けがましく「こうしなさい。ああしなさい。」と命令口調ではない。なるほど人気がでるわけだ。
精神科は医学の一分野である。精神科医は数ある診療科の中で精神科という分野を診療する医師である。医師がする精神療法は医師がするのだから医療行為にあたる。では美輪氏や江原氏のしている癒しというかヒーリングとうかカウンセリングとどう基本的に違うのかと突っ込まれた時、即座に答えられる精神科医は少ないだろう。精神科医が行う精神療法と臨床心理士が行う心理療法も基本的な違いは何なのかと問われるとたじろぐところもある。あえて言えば、臨床心理士の行う心理療法は教義に近いものが基本となっているものが多いと言えるかもしれない。精神科医は最終的には精神療法であろうと医の倫理に従っている。そう信じて日々診療をしている。
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