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アメリカの検索サービス提供会社グーグルが、新聞記事の検索サービスを開始した。過去200年以上の期間にわたって、欧米主要紙の記事が検索できる。これは「驚異」としか言いようが無いサービスだ。これほど古い新聞記事は、これまでは大きな大学の図書館に出向かないと見られなかった。しかも、閲覧手続きは簡単ではない。そもそもどの日付の新聞を見ればよいかが判らない。だから、事実上、今まで古い新聞記事は、利用不可能な情報だった。検索できるようになったメリットは計り知れない。
グーグルは図書館の書籍の電子化作業にも着手していて、大学図書館にグーグルのトラックが毎日のように横付けになり本を搬出し、それをロボットが撮影して電子化している。紙に印刷された情報は検索技術を応用できないが、電子化されると自由自在に検索できることの意味は計り知れない。
ここで注意すべきは、検索対象は英語の文献が中心になっていることだ。
日本が世界から取り残されないためには、インターネット上の世界言語である英語力を高めるしかない。そのためには英語を勉強する時間を増やすしかない。学生時代もそうだし、社会人になってからもそうだ。小国が生き延びるには英語力をつけるしかない。
と早稲田大学大学院教授 野口 悠紀雄氏が述べている。身につまされる思いがする。
週間ダイヤモンド10月7日号より