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< ドクダーちゃびん先生 | メイン | ポッと出症候群 >
2006.09.27 18:43 |  診療  |  仕事 / 職場  |  その他(一般)  |  沖縄の海  | 推薦数 : 0

ドクターちゃびん先生:後半

 昨日の続きです。

 時間存在とは過去から未来へと続く現在を生きているという存在のことで、たとえ不治の病で未来がないとわかっていても、自分の過去を振り返ることで新しい未来を考えることができるかも知れません。関係存在とは他者から与えられる自分の存在のことで、自分がだれかに支えられていると感じることです。そして自律存在とは自分で決めることができるという存在のことです。人は、これらの支えを失った時に、生きている意味を見失って、死にたいと思うのではないでしょうか。

 このような支えを失った人に対して、失った支えの再構築を援助することができます。しかし、死にたいと思っている人に、なぜそう思うのかということを聴いて、その人の気持ちを理解することは大変難しいことです。なぜ自分がこのような病気にならなければいけないのか、なぜ自分がまもなく死ななければならないのかなど、死にたいと思う理由についての問いかけに対しては、むしろ答えることのできない場合が多いと思います。それが患者さんにとってのスピリチュアルな痛みや苦しみなのです。

 そのような痛みや苦しみを理解するために必要なのが、その人の話を聴くということです。話しを聴いてもらうことで、聴いてくれた人が自分の気持ちを理解してくれていると感じた時に、その人は大切なものや新たな希望を見つけることができるかも知れません。それが「傾聴」であり、ホスピスケアで大切なことのひとつなのです。

  ちゃびん先生は「生と死」について考えることの大切さをいつも教えて下さる。

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