2007.04.09 10:04 |  診療  |  研究  |  生活 / くらし  |  タバコフリー  | 推薦数 : 1

喫煙者のだ液

喫煙者には、咽頭がん、喉頭がん、口腔がんなどのがんが多いことが知られています。喫煙はこれらのがんの80~90%くらいの原因

タバコを吸っても、タバコの煙はのどや舌の粘膜に直接触れることはありません。なぜなら、粘膜の細胞をだ液が覆っているからです。

じゃぁ、何故がんが起こりやすいのか?。何とタバコを吸うと、このだ液が発がん物質に変わるのだそうです。

研究によると、喫煙者のだ液は、フリーラジカルなど発がん性物質が多く、本来健常人がもっているだ液の中の酸化抑制酵素は減少。このラジカルは、喫煙者のつばの中に本来含まれる金属とタバコの煙の反応生成物である、とのことです。

喫煙者のだ液までも、発がん物質に変えるとは。タバコとは本当に恐ろしいものです。

←禁煙推進のため1つクリックをお願いします
出典(1)Salivary analysis in oral cancer patients(Cancer. 109: 54, 2006)
(2)The Dual Role of Saliva in Oral Carcinogenesis(Oncology. 71: 10,2006)
(3)Saliva - a pivotal player in the pathogenesis of oropharyngeal cancer(Brit J Cancer. 91: 111, 2004)

固定リンク