有名人の訃報をみて思うことです。

植木等さんは、肺気腫による呼吸不全のため亡くなられました。肺気腫は、ほとんど喫煙が原因。代表的なタバコ病です。「無責任男」を演じておられたので、製作者から演出で喫煙を強要されたことがあるかもしれません。
指揮者の岩城宏之さんは、喉頭がんになったが、タバコをやめず、さらに肺がんになり、30回以上手術を受けたそうです。それでもタバコをやめられず、心筋梗塞で亡くなりました。
「鉄人28号」、「魔法使いサリー」、「三国志」などを描いた漫画家の横山光輝さんは、足が悪くて寝たきり状態のところに、寝タバコをして、その火が引火し全身やけどで亡くなりました。
それぞれの方に、それぞれの病気があり、各界から「誠に無念」「惜しい人を失った」とお悔やみ。でも、冷静に考えると、これらの方々はタバコで命を落とした可能性が高いのです。タバコさえ吸わなければ、今も元気で、さらに世の中に貢献されていた可能性が高い。
周りにいた人々は、こんなに「大切な人」に、何故禁煙を勧めなかったのでしょうか。受動喫煙を強いてはいなかったのでしょうか。喫煙者はタバコの害を認識し、自ら率先してやめることが難しい状態(ニコチン依存症)になっています。主治医はニコチン依存についてどれくらい認識し、どの程度熱心に関わっていたのでしょうか。
タバコは、避けることのできる最大の健康リスク。健康に替わるものはありません。人の命は重いものです。有名人の葬儀とその方の偉業を拝見するたびに、タバコさえなければという思いが募ります。
タバコを吸っている人には、その人が亡くなってからではなく、生きているうちに禁煙してもらう、そのことが重要だと思っています。
禁煙はいつかはすることになります。「命を落として墓の中でやめますか」、「元気なうちに笑顔でやめますか」
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