この本は、◇テレビでブームはつくられる、◇マーケティングがあなたを狙っている、◇テレビをほんとうに面白くするために、といった内容で構成されています。テレビの内情を知ったマーケティングのプロが著者であり、読んでみて真実が語られていると実感できました。(是非読んでみてください)
この中で、タバコ会社の「番組内広告」というやり口が紹介されています。タバコは以前にも紹介しましたように、テレビで商品広告ができません。
ところが、番組内では「表現の自由」、「演出」という錦の御旗の元、何の遠慮も規制もなく「広告」する方法があるというのです。
さんまのまんまという番組では、明石家さんまさんでは自宅にゲストを招いて、くつろぎながらやたらタバコを吸っています。ドラマなどで人気俳優が演じるシーンでタバコを吸うこともよくあります。テレビ局は「表現の自由」とか「演出」と言っています。
しかし、この「演出」に裏があるというのです。タバコ会社は、番組に商品を提供したり、関係者を接待したり、番組制作協力費を支払います。その見返りに、タレントが番組やドラマでタバコを吸ってみせる、このような構図があるといいます。
言われてみれば、明石家さんまさんも、番組では次々にタバコに火をつけていますが、ほとんど吸っていません。ドラマにしても、タバコを吸わねば「演出」ができないものはほとんどなく、話しの内容も変わりません。
なるほど、タバコという小道具を使わねば「演技」ができないのであれば、それは「プロの演技」ではなく、単なる見せかけではないか。タバコなど使わず表情や仕草、声の調子などで「真の演技」ができるはずです。
それがタバコ会社からテレビ関係者への裏金、とてもありそうな話しです。
この金で、タバコが、社会において普通にあるものだと認識させ、若者を新たな「ニコチンワールド」に誘うことができれば、タバコ会社にとって安いものなのでしょう。もちろん、タレントの命や健康も、タバコ会社にとっては・・・でしょう。コマーシャルでは自身を「The Delight Factory」などとと言っていますが。。。
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