| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
先日のニュース・・・のコピペ、ですが...m(__)m
↓ ↓
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201003050447.html
----------------------------------------------------------------------------
新任教諭自殺は公務災害 「職場の支援不十分」処分覆す
2010年3月5日
東京都新宿区立小学校に勤務していた新任女性教諭(当時23)の自殺をめぐり、地方公務員災害補償基金都支部審査会が、自殺を公務外の災害とした都支部長の処分を覆し、公務災害と認める裁決をしたことが5日分かった。処分に不服申し立てをしていた遺族は「長く苦しい時間だった。裁決に感謝したい」と話した。
2006年4月に2年生の担任として着任した教諭は、2カ月後、自宅で自殺した。直前に「抑うつ状態」との診断を受けており、「無責任な私をお許し下さい。すべて私の無能さが原因です」とする遺書が見つかった。遺族の公務災害申請を受けた08年9月の都支部の処分では、職場の支援があったにもかかわらず短期間で発症したとして、「個体的要因が相対的に有力な原因」と判断し、公務上の災害と認めなかった。
今回の裁決では、学年が1クラスで、相談できる同僚がいなかったことや、担任6人のうち4人が異動で替わったばかりで相談しづらい状況だったことをあげ、支援が「不十分」だったと指摘。
さらに授業や学級経営に不安を抱えていたうえに、保護者から「結婚も子育ても未経験」などの指摘を受けたり、校長から「親が『あの先生は信頼できない』と言っている」と伝えられたりしたことも重なり、「強度の精神的ストレスが重複または重積する状態」により発症、自殺に至ったと認定した。
5日に会見した父親は「感謝している。遺書にあったように、娘が無責任でも無能でもなかったことを示してくれた。このような悲劇を繰り返さないよう、若い先生を支えるシステムをつくってほしい」と訴えた。
代理人の川人博弁護士は「職務が原因とみられる教職員の自殺でも、遺族が公務災害の申請をするケースはまれ。こうした裁決が出たことで、今後は申請の動きが広がるのではないか」と話した。
----------------------------------------------------------------------------
新任教員って...実は、まだ正式に常勤雇用されていない立場であるってこと...
1年目で、辞めたり、健康を害したりする、前途有望なハズの...先生方が増えているって話をよく耳にする昨今でした(>_<)。
この週末は、写メ(→)のような...某所で、公務災害認定状況について、発言を求められて、参加してきました。
以前、当ブログ記事で...労災申請の流れ図をご紹介したことがありました。
↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20091024/Re__gonnti-moriwaki__1
他の記事で...労基署に相当するのが、地方公務員の場合、地方公務員災害補償基金(基金)である、ってこともご紹介したことがあります。
・・・が、当該の図、で言う...被災者または遺族→労基署
・・・という、この申請の最初の段階が、地方公務員の場合、全然違っているってことをご存知でしたでしょうか?
被災者または遺族→基金...のこの間の→のところが。
被災者または遺族→所属長→任命権者→基金
・・・ってなってるんですね(>_<)。
所属長は、災害発生に関する証明等を作成し、任命権者にそれを送付します。
任命権者は、意見書等を添付して、基金に送付します。
所属長は...たとえば、冒頭のような教員の場合なら、校長線先生
任命権者は...同様に、教育委員会(教育長)
・・・ということになります。
この →所属長→任命権者→ のステップが、バリアーになることもあれば...つまり妨害要因になることもあれば...
ここのステップのおかげで、公務災害として認定してもらいやすくなる場合もある...
そして実はさらに!
基金には支部と本部があって...支部段階では、公務災害として認めましょうという判断がされていても...
脳・心臓疾患および精神障害等による公務災害事案の場合...特定事案ってことになって...支部は本部と協議します。
この協議の結果、支部の判断がくつがえされ、結局、認定されないっていうケースが、かなり見られるようです(@_@;)。
なるほど、公務員の労災(公務災害)認定のニュースをあまり目にしないワケですね(>_<)。
・・・同じ、働く者でありながら・・・これって変では!?
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
過去記事でも、何度かアップした”お仕事”ですが・・・
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060724/1
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080716/1
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090930/2
今日の午後は...日常の臨床現場を離れて...出廷してまいりました。
・・・もちろん、天ちゃんが、医療事故裁判の被告になったとか...そういうセンセーショナルなものではありませヌ...?(^_^;)。
このところ、記事の更新が、ちょっち開いたのは...今日の証人尋問に向けた準備に当たっていたから...ってのもありました。
某会社が被告です。
その某会社の、(嘱託)産業医の...天ちゃんよりお若い、女性精神科医の尋問も、引き続き行われました。
・・・シッカリ(?) 傍聴席に残って...その様子を見学してから戻りましたぁ(^_^;)。
おそらく...彼女は、初めての尋問だったのでしょう...(?)。
上記にもURLを引用した記事中にも記載した...
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060724/1
↓ ↓ ↓
> なのに!
> 「精神障害等の業務上外の判断指針」 を十分に 理解されていないことが
> 原告代理人弁護士の尋問で 明白になってしまいました!
この時(↑)の専門部会長さんと全く、同じ諸点について、その彼女もよく理解していませんでした(^_^;)(>_<)。
法廷から帰るときに...同じエレベーターになったのですが...
某会社の代理人弁護士さん、女性と男性とでしたが...乗り合わせて...さすがの厚顔無恥の天ちゃんも、ちょっち気まずい思いをしましたが...
彼らは、明らかに天ちゃんよりも若く...自分の年を改めて感じると共に...
<安全配慮義務違反明らかな会社のために、本当に...ご苦労さまぁ~~>
・・・って、心の中で、呟いていました・・・(さすがに、声をかけることはしませんでしたけど(・へ・)(^_^;)。)
・・・ということで、一仕事終えて帰宅し...つい、『相棒』のシーズン8の最終回を、堪能してしまいましたぁ...(録画しつつ...ホント! ささやかなご褒美(^_^;)。)
zzzZZZZ
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
読売新聞オンライン・・・
↓ ↓ ↓
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100306-OYO1T00557.htm?from=top&from=yoltop
----------------------------------------------------------------------------
医療事故の被害者や支援者への個人攻撃、品位のない中傷、カルテの無断転載など、インターネット上で発信する医師たちの“暴走”が目立ち、遺族が精神的な二次被害を受ける例も相次いでいる。状況を憂慮した日本医師会(日医)の生命倫理懇談会(座長、高久史麿・日本医学会会長)は2月、こうしたネット上の加害行為を「専門職として不適切だ」と、強く戒める報告書をまとめた。
(中略)
栗岡幹英・奈良女子大教授(医療社会学)の話「攻撃的発言を繰り返す医師たちは、刑事や民事の訴訟で被告になった医師と自分を一体的に考えて『医師全体が攻撃された』ととらえている。合意形成を目指すのではなく、ひたすら他者を非難・攻撃するため、患者側に萎縮(いしゅく)傾向を招いている。報告書だけでなく、職業倫理指針に反映すべきだ」
(中略)
匿名の掲示板でも、違法性があれば投稿者の情報は開示され、刑事・民事の責任を問われる、と安易な書き込みに注意を喚起。「専門職である医師は実名での情報発信が望ましい」とし、医師専用の掲示板は原則実名の運営に改めるべきだとした。ウィキペディアの記事の一方的書き換えも「荒らし」の一種だと断じ、公人でない個人の記事を作るのも慎むべきだとした。
----------------------------------------------------------------------------
当該の日本医師会の報告書とは...
「高度情報化社会における生命倫理」についての報告
↓ ↓ ↓
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20100204_1.pdf
そのⅤ 情報の質をめぐる問題 中・・・
医師はプロフェッションの一員として、可能な限りインターネットを通じた発信も実名で行うことが望ましい。
・・・と確かに記載されています(^_^;)。
さて・・・当ブログでも...「e-ヘルス倫理コード」についてや...
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060803/1
メディア・ドクターに関連する記事などを...
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061102/3
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20091204/1
・・・配信したこともありましたが・・・
つい最近も、思ってもみなかった、きわめて身近な(?)人が、当ブログの読者さんだったりしていることを告げられて...正直ビックリ(@_@;)! ・・・したりして...
<・・・えっ!? 何のこと(?_?)>
・・・と、匿名性をむしろ楽しんだりしていたのですが(^_^;)
正直、頭隠して尻隠さず(!?)な状況にあったりする次第です(^_^;)。
モチロン、匿名だからと言って...全くの匿名性ってワケでもなく・・・配信記事の内容については...相当慎重に記述するようにしてきたつもりです...。
しかし!
もしも...原則実名に、といった事態になった場合...当管理人の、このブログとの付き合い方、スタンスは全く異なってきますので...
実名で、別のブログを開設・運営するかどうかは、いざ知らず...当ブログの記事の更新は、やめにしようと思います。
・・・閉鎖 or 削除するかどうかは...もう少し様子を見たいとおもっていますが・・・m(__)m。
では...いつまで続けられるかどうか・・・ハテナ? な状況ですが...そうなるまでは、記事の更新をツラツラとしてまいりますので...しばしお付き合い継続のほどを、よろしくお願いいたします(^^)vm(__)m。
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
記事の更新が滞りがちで失礼していますm(__)m。
tomtomさんから、割合、至急な(?)お問い合わせをコメント欄にいただいていました(^_^;)。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100221/1#comments
> 1年前家内の事で相談させていただいた者です。
> http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090212/__tomtom__v
> 時々怒りっぽくなることはありますが、その後おだやかに暮らしております。ありがとうございました。
> 最近、些細(私から見て)なことで怒った後、めずらしくごめんなさいと謝り、時々過去の嫌な事を思い出して落ち込むのが苦しいので一度、精神科医に見てもらいたいと本人から言いました。
> 何分勝手がわかりませんので、適当な病院等心あたりがございましたら、ご助言をいただけたら幸いです。当方、京都市の南部に住まいしています。
もうしばらく時を経ましたので・・・どこか適切な精神科医療機関を受診なさったでしょうか・・・!?
京都市には、その昔暮らしていたこともあり...東山っていう、ご当地の人によれば、”京都らしい”地域、ってことでしたが...
盆地の、冬の底冷えには...ホント (@_@;)でした...(^_^;)
閑話休題。
(もうどこの記事で書いたか探し出す方が時間を要しますので・・・(^_^;))
こうした場合、お住まいの市区町村役場の...だいたい障害福祉課って呼ばれている部署があり...そこには保健師さんが勤務しています。
そこにお問い合わせいただくのが一番だと思います。
天ちゃんなりに、ご当地で、ご紹介できる医療機関も、実はありますが...tomtomさんのような方が、このブログを閲覧してくださることもあろうかと思い...
一般的に、対処できる方法をご紹介した方がいいかと思いまして・・・m(__)m
お電話でも対応してくださるハズで...匿名でも、情報提供いただけるはずです。
もちろん、直接、フェーストゥーフェースでご相談いただいた方が、より適切な医療機関(のリスト)をご紹介いただけるでしょう。
ご相談の際には、状況をできるだけ詳しくお伝えいただくのが良いと思います。
それと...tomtomさんや奥様の希望や要望があれば、それもお話になるのが良いと思います。
・・・そうですねぇ...たとえば、精神保健福祉士がいるところとか...女性医師が対応できるところとか...デイケアがあるところとか...カウンセリングを受けられるところとか...老年期精神障害の治療にたけているとか...初診だけでもじっくり診療してもらいたいとか...逆にすぐに診てもらえるところとか...
もちろん、あまり露骨に、この医療機関を...とは、立場上言えないのも、立場上あるようですが...
残念ですが...”評判のよくない(!?)”精神科医療機関の情報ってのも、ちゃぁ~んと入手されていますので...
これはあくまで天ちゃんの経験に過ぎませんが...(^_^;)、そういう精神科医療機関は...××です(××のところは、心眼、で読んでください(^_^;)m(__)m)。
万一、紹介されたいくつかの精神科医療機関の一つを受診されて...不都合があった場合、役場の職員に、その情報をフィードバックされてくださいm(__)m。
それがまた、有益な、公益的な情報となるハズです(^^)v。
天ちゃんは...精神科医療も、できるだけお住まいの地域で対応する、ってのが一番だとは思っていますが...
まだまだ”偏見”があるのも事実で...近場でない、精神科医療機関の受診を望まれる、患者さんご家族もおられます。
広く、京都府内の、精神科医療機関情報ということであれば・・・
京都府精神保健福祉総合センター http://www.pref.kyoto.jp/health/
以上、一般的な対応の原則を、ご紹介させていただきましたm(__)m。
ご参考になれば、幸いです。
>人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
今週の、自分が勤める病院の、衛生委員会でのこと...
救急患者を受け入れている病棟と、医事課、医療相談室などで、長時間外労働時間者が増えました(>_<)。
・・・ナント! 天ちゃんが責任を負っている、精神科デイケアでも...(@_@;)(^_^;)
・・・しばし議論になりました。 ・・・というか、議論していただきました(^_^;)。
その病棟は...救急の受け入れ患者数が増えれば...どうしても仕事量が増える...という要因もありそうでしたが...
実は、看護師1名が産休に入ったけれど...人員補充ができていない(>_<)。
看護師さんの採用はあるのですが...「もっと足りないところに回してきた」 by(その昔共に現場で一緒に働いた今は)看護部長(^_^;)
医事課も...医療相談室も...人員体制が変わりました。
特に...医事課では、人の異動があり...変わって配属された職員と、その指導に当たっている職責者の労働時間が増加していました(^_^;)。
・・・精神科デイケアは...やはり! スタッフ1名が、早めに産休入りしたのでした・・・失念してました(^_^;)。
人員補充のためのスタッフ募集もかけていましたし...採用面接も何件か実現していたのですが...コチラの判断で採用に至らず...(^_^;)
結局、産休入りしたスタッフの人員補充ができていない状況で...残ったスタッフがカバーしているって要因が一番考えられました(>_<)。
彼女たちの...”おメガネ”にかなわないようなスタッフを入れるくらいなら...「わたしたちがしばし無理してでもがんばっちゃう(*^_^*)」 ・・・ってワケです(^_^;)。
・・・こうしてみると...人員問題に尽きる...って言えそうです(>_<)。
”世界一”厳しい医療費抑制政策に対応するため...そもそもの人員基準をギリギリにして、医療を”回して”いますから...「予定外」 が起きますと...こうした状況に陥りがちです(>_<)。
・・・と言うか、常態化しています(>_<)。
産業医としてではなく...公募もかけていますが...関係者の個人的伝手やルートを当たり始めています(^_^;)。
しかし、労働集約的な医療現場においては、人員的な措置、ってのは...究極の? 本質的な?? 労働安全衛生対策だったりします(・へ・)。
なお...冒頭記載の、長時間外(↑)、ってのは...たとえば、月間時間外労働時間が45時間超を2カ月といったふうで...かつ、1日実質労働時間が7.45時間であったりするっていう状況下での話です・・・誤解なきように...m(__)m。
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
続報(→)、です。http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100125/1
第2回の調査委員会に参加してまいりました。
個人情報ゴテゴテの...速達郵便が、先週後半に複数送られてきました(>_<)。
一つが...親御さんの代理人弁護士さんからのもの。
もう一つは...教育委員会からのもの、でした。
・・・というワケで(^_^;)、週末と、この週の前半は、諸資料の読み込みと、原因解明・・・真相解明が、委員会に期待された使命ですから...
たとえがやや不謹慎(?)ですが...ミステリーの”謎解き”よろしく...情報の連関を丹念にひも解く...そんな作業に追われていました。
...通常業務はこなしつつ...です(>_<)。
今日の委員会には...前半まで、代理人弁護士さんが立ち会われ、送付された諸資料の説明をしてくださいました。
・・・それが終わったところで、事前の読み込みの結果、もう少しこんな情報をいただけないかなど、質疑応答となり...その後、退席いただきましたm(__)m。
なんせ、独立委員会、ですから(・へ・)。
親御さんは目にされていないという...教育委員会に提出された学校側の諸資料について、事務局で分かる範囲での質疑応答と...当然、限界がありますので...諸資料のどの情報の出所に何を問い合わせていただくか...
委員会として、事務局にそんな指示を出しました。
次回は...結局、学校の現場にお邪魔して...調査を行う予定となりました(・へ・)。
・・・にしても、ひとつの「事故」にどれほど多くの人々が”巻き込まれている”のか...(@_@;)
・・・改めて、タメ息の出る想いで、この数日を過ごすことになりました。
ただ...これまでに託された情報の範囲で...親御さんも、そして学校側も、それぞれによく本人について把握され...学校側も”適切な”対応を採られていたように思いました。
・・・それでも防げなかった事故・・・ですから、大事なメッセージを遺された私たちに秘めているものと、天ちゃんは確信しています。
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
今週末は、写メ(↓)のような風景の見える、温泉街で開かれた集会にお呼びいただき...お話させていただきましたm(__)m。
だいぶ前の過去記事で指摘していた点に関わって...
↓ ↓
ハテナ? 『判断指針』 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070402/1
・・・このシリーズ(?)中以下(↓)
↓ ↓
発症後増悪 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070324/1
実は...先月末の、某研究会で、弁護士さんから得た情報でしたが...
2009(H21)年5月28日、行政訴訟(つまり、国が被告です)判決が確定しています。
名古屋地裁判決です。
ネットで、天ちゃんなりに検索しても、関連情報を入手できなかったので...
直接、その(↑)弁護士さんから、判決文をPDF形式、メール添付で先日入手しました。
H15年に、自殺された、31歳の独身男性をめぐる裁判です。
争点は、うつ病発症後の症状悪化と自殺との間の業務起因性でしたが、以下のとおり、業務起因性を、ナント! 肯定したもので、しつこいですが、判決は確定(!)しています。
・・・つまり、国が判決を確定させた、ってことです(・へ・)。
ポイントを引用します。
・・・専門家の診断・治療歴がない場合には、得られた情報だけから発症時期を推測することは極めて困難である場合でも、被災者がもともと精神疾患に対する脆弱性を有するものと推認できず、発症後に従事した業務も客観的に過重であったと認定されるなら、継続する過重な業務により発症・悪化させられた精神障害により正常な認識、行為選択能力および抑制力が著しく阻害されるに至り自殺行為に出たものとして、業務と精神障害の発症・悪化、さらに自殺との相当因果関係があると推認すべき場合も存する。・・・
さらに!
・・・発症前及び発症後の業務が客観的に見て過重でないとしても、発送後も業務の必要性から適切な業務の軽減がなかった結果、症状が重症化して自殺に至った場合には、そのことが自殺の原因であるといわねばならないから、業務と自殺との間の相当因果関係は肯定されるべきである。
・・・というのが、判決の要点です(^^)v(^^)v。
国が、この判決(↑)を確定させた、という事実は...ハテナな『判断指針』の3要件の改訂が、最低必要であることを認めていることになります(・へ・)。
また、後半の判示を、国が確定させたということは、仮に業務起因性でないうつ病をかかえる労働者がいるとして、その労働者に対して必要な”安全配慮義務”を事業者は果たさなければならない・・・ということを、国は認めた、ってことです。
(もちろん、裁判所も、それを事業者に要請している、ってことです...蛇足ですが(^_^;)。)
この判決は、大変重要と思いましたので、このささやかなブログ上で...働く人でメンタル不全に陥っている人々の健康に資することを願って、今夜、ここにご紹介しておきます(^^)vm(__)m。
当ブログ記事は、転送自由です(^^)v。
上記弁護士さん...どうもありがとうございましたm(__)m。
PS:冒頭の集会で、この判決の概要を、さっそく紹介させていただきました・・・ってことです(^_^;)。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
先日の記事の続報になります。
↓ ↓
(1) http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100131/2
(2) http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100202/1
元(!?)頼りの事務長さんから...夕方にさっそく情報が送られてきました(^^)v。
↓ ↓ ↓
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/02/dl/s0212-4c_11.pdf
> ・・・感触としては、トータルで、1年を超えた利用者が多いほど支払額が減る...損をする(?)ような点数設定になるのではないかと危惧します(>_<)。
> 従前通りのパイの切り方を変えるだけなら、精神科入院料で増収となるのなら...「地域医療における精神医療の評価」部分は、減収見込みになるハズです。
> ”施設収容主義”との誹りを受けて来た流れを一層進めることに、結局はなってしまいます。
> となるならば、精神科医療という窓から見たときに、現政権は自公政権よりもヒドイ、という評価をせざるを得なくなってしまうでしょう...(>_<)。
・・・結局、上記記事(2)で危惧していたとおりになってしまいました(>_<)。
通院・在宅精神療法・・・30分以上の場合40点増点されて400点
その一方、30分未満は、従来(現行)で低い病院の場合に合わせてきて...330点、診療所は同じ業務を提供していながら20点の減点です(>_<)。
認知行動療法は...ウワサと違ってたった! 420点、しかもやはり実施者は”CBTに習熟した医師”、とのことです(>_<)。
デイケアは、食事加算がなくなりましたから、やはり実質的に減点(>_<)。
精神科外来医療を受けておられる国民のみなさん! 受ける可能性のある国民のみなさん!!
・・・4月以降2年間の、精神科外来医療の内容、質がこれで規定されるワケです。
天ちゃん以上に、憤っていただいて良いハズです(・へ・)。
納得のいかないみなさん! 声をあげ、そして上げ続けてくださいm(__)m。
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
先日の記事に補足したいと思います。
↑ ↑ ↑
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100207/2
> こんな(→)絶景の見える某所で、手話通訳者の方と関係者の方...もちろん聴覚障害のある人たちも...を対象にした講演を行ってまいりました。
・・・ということでしたが。
正直...天ちゃん自身は手話通訳者の方々の労働実態について詳しくありません(^_^;)。
そこは、精神科臨床医の”特権(?)”とでも言いましょうか...手話通訳業務に詳しい、天ちゃんが担当している患者さんがいたりします(^^)v。
その患者さんに...手話通釈者の労働の特徴について教えていただいちゃいました(^_^;)。
特徴は3つ、とのことでした。
1.登録型派遣労働
2.福祉労働・奉仕労働としての低賃金
3.聴覚障害者と健聴者の文化のギャップが起きやすい
特徴の1・2は...典型的な”ワーキングプア”ってことです。
天ちゃんの講演の手話通訳では...このワーキングプアってのを訳すのに、苦労されているようでしたm(__)m。
日本語を単に手話に置き換えるのではなく...英語手話とも違い...要するに、まったく違う「言語」にまさしく翻訳するのが、手話通訳ってことでした。
40~50歳代の圧倒的多くが女性、非正規:正規=1:4 (訂正 4:1で非正規が多いというのが正しいですm(__)m@10/02/12)
報酬単価は低く...週5日以上働いている人の月収は約16万円に過ぎないといったデータも、別ルートでいただきました(>_<)。
特徴の3は、典型的な”感情労働”と言えます。
・・・手話通訳者の置かれている状況は、非正規・ワーキングプアの人たちととまったく同様と言いますか...
もっとシビアに、先取りしていた、って言えると思います。
2000年に始まり...新政権になって、見なおされるハズの...障害者自立支援法。
手話通訳のニーズは高いのに、それに見合った環境整備や待遇の改善が進んでいません(>_<)。
今でこそ、15分程度で、通訳を交代する必要があるとか基準が設けられるようになっていますが...
しかし、講演や講義で、通訳者を複数そろえられる状況ならまだしも...可能ですが、そんなのは、むしろ特殊状況です。
常に両腕を上げた状態を長時間続ければ...肩こりはもとより、頚腕症候群にならない方がオカシイ...
まして、日本語会話を耳にすると、無意識のうちに、上腕の筋肉群が微細な収縮を起こす...熟練通訳者ほど、そうした体になっている...
天ちゃんの、乏しい想像の翼を使っても...これは相当シンドイ事態と思えます。
ちなみに...アップルビー教授の講演でも、同時通訳者の女性は、定期的に役割交代していました(^^)vm(__)m。
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
日曜日にも関わらず...(^_^;)
今日の午前中は、過去記事のような講演会が、ご縁で...
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080720/2

こんな(→)絶景の見える某所で、手話通訳者の方と関係者の方...もちろん聴覚障害のある人たちも...を対象にした講演を行ってまいりました。
終え次第...昼食にとご用意いただいていたお弁当を引っ提げ...新幹線に飛び乗って、このブログでも先日 [告知] させていただいた、アップルビー教授@英国保健省の講演を聞いてまいりました(^_^;)。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100128/1
本書(↑)の著者の武内先生の講演を聞くことはできませんでしたが...残念(T_T)。
そもそも遅れる予定よりもさらに遅れて会場の、東大安田講堂に入ったのですが...アップルビー教授の講演は、冒頭から聞くことができました(^^)v。
英国では、ブレア政権になって、医療改革が政策の大きな柱でした。
改革の枠組みは、National Health Service (NHS) Framewaorkとして提示され...優先度の高い領域としてメンタルヘルス(精神保健、と言っても医療を含みます)が認識され...
7つの基準が設定され...
1.精神保健増進
2.プライマリケア
3.アクセス
4.ケアプラン作成
5.入院医療
6.介護者≒家族支援
7.自殺予防
・・・これらのうちの4つについて概要を述べられました。
●精神医療改革では...
コミュニティケアを推進し、220の積極的アウトリーチチーム、335の危機解決/在宅治療チーム、50の早期介入チームを組織する。
人口千人当たりの入院数が4割近く減り...
早期介入によって、従来の標準的治療に比べてコストが3分の1減り...
18歳~65歳の成人のメンタルヘルス支出は5割増えたことで、コンサルタント精神科医数が5割増え、メンタルヘルス看護師数は2割増えた。
(コンサルタント、看護師の待遇が改善したってことですネ(^^)v。)
こうした精神保健・医療サービスに対する当事者の満足度は9割以上が肯定的な評価をしてくれるようになった。
●自殺予防では...
推計値どおりに推移するなら、この改革期間に目標値の20%減を達成できる見込みである。
(天ちゃんの注:3年間のデータの平均をとって評価するので。)
ターゲットにした35歳未満の男性の自殺率は確実に減ったが、35歳以上の男性は横ばいのままである。
入院患者の自殺は、法律で、カーテンレールの撤去または体重で外れるものとしたことで確実に減った。
また、通院の中断などによる患者の自殺率も確実に減った。
●治療の近代化では...
NICEのガイドラインの寄与もあり、非定型抗精神病薬の処方が右肩上がりに増え、定型薬と逆転した。
非定型は、定型に比べて治療効果で上回るとのエビデンスは極めて限定的だが、副作用が少ないことは確実で、患者さんにも受け入れられたのであろう(受容性が高い)。
●入院治療では...
病棟のアメニティが閉鎖病棟ではあるが開放的で明るくカラフルで清潔になった。
・・・とほぼパーフェクトととも言える成果を出すことができた。
英国では、以上の10年計画を一旦終了し...ゴードン・ブラウン首相となって、New Horizen (新たな地平) に着手したところである...(@_@;)。
天ちゃんも、NICEのガイドラインは、日々の臨床の参考にしてきたところですが...
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090219/1
フロアーからの質問でも、このNICEに関するものが出されました。
日本でも...似た取り組みとして、Mindsがありますが、保健省の下に、しかも独立組織としてエビデンスを更新し続けるNICEの域には到底かないません(>_<)。
↓ ↓ ↓
http://minds.jcqhc.or.jp/
まず、調査があって、”科学的”な分析の上で、ヘルス・プランを立て、目標値を掲げて、実直に推進、達成する...(@_@;)。
アップルビー教授のような立場の人そもそもが、わが国の場合当てはまるポジションがありません(^_^;)。
大学教授であり、精神医学の研究者であり、保健省の参与...「でも、政治家ではありません。」 ・・・とのことです。
摂食障害の治療についてのエビデンスがほしい・・・リクワイアメントを出すと...アカデミックなスタッフが情報を収集し分析しインテリジェンスとしてまとめ上げる...
これって、インテリジェンス活動そのもの...シギントの保健版だぁ(@_@;) ・・・ってことに気付きました。
こんな(↑)書籍を読み終えたところだからだったでしょう...(^^)v(^_^;)
007(ダブルオーセヴン)の国だった! ・・・と妙に感心してしまった、刺激的な1日でした(^^)v。
蛇足。
「政治家は愚かな決定もよくするが、賢明な決定をすることもある。」
・・・英国の精神保健・医療改革の一連に関わった立役者に、どうしてこういう改革が可能だったのか? というフロアー質問に対する、アップルビー教授の言葉(^^)v。
さらに蛇足。
会場には...政治家や厚労省の職員も参加されていました(^^)v。
今日が、先進諸国の中で唯一取り残された、わが国の精神保健・医療・福祉の改革の第一歩となってほしい(・へ・)。
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)