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< いまさらですが・・・(^_^;) | メイン | Re2: スクラップさん・・・ >
もう4年ほど前になる、当ブログの特集記事へのコメント、ありがとうございましたm(__)m。
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http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070710/3#comments
スクラップさんからいただいた、お問い合わせに対するコメ返しを、記事本文で、させていただきます。
> 去年の11月に22才の娘が突然錯乱状態になり入院し、1月末に退院しましたが、薬のひどい副作用で食事もとれなくなり、コンタクトもできない状態でしたが、医師はアキネトンを処方するだけでした。
> 眼球上転し、よだれひどく、咀嚼も嚥下もできずむせるばかりで、とうとう服薬をやめました。
> そうして3カ月やっと人間らしく食事もできるようになり、コンタクトも多少はできるようになりました。
> どの本を読んでも服薬はやめてはいけないと書かれていますが、副作用がこわくて飲ませられない状況です。どうしたらよいのでしょうか?
・・・娘さんの今後の薬物治療について、とてもご心配でしょうね...。
結論的には、正に、上記のようなご心配を、娘さんの主治医に伝え、娘さんを含めてご一緒に、今後の薬物療法の治療計画を立てる、というのが正解、だと思います...。
スクラップさんのコメントに触発されて、天ちゃんの経験と感想を、以下、記事にしますので...ご参考にしていただければ幸いです。
上記コメントを拝見する限り、娘さんが服用していたおクスリとしては、定型抗精神病薬が、一番に考えられます。
ただし・・・上記のような、副作用・・・しかし副作用が出ているということは、クスリが効いている証拠でもありますけれど・・・をきたすクスリには、もちろん、定型抗精神病薬以外にもあります。
「錯乱状態になり入院」 されたとのことですが・・・診断が明白でありません。
もしも、急性一過性精神病であったのなら・・・服薬を終了し、数か月に1回程度の診察を継続していただくかも知れません。
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http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090206/F23.2_Re_____1
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090209/F23.3_Re___
(ただし・・・お一人だけの経験ですが、再発されてしまったことに触れています。)
統合失調症との診断で、かつ、上記諸症状が副作用という判断であれば...実は、専門家の間で、服薬量と継続期間について十分な一致がまだないのですが...天ちゃんの場合、少量の非定型抗精神病薬(単剤)の服用継続を推奨すると思います。
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http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070216/2
(・・・この、長期予後研究(↑)の対象の一定割合は、服用を終了しています。定型抗精神病薬の時代の研究です。
なお、晩期寛解-ずっとクスリを服用し病状の安定した患者さんで罹病後長期間たって後にクスリを止められるか、というのとほぼ同じ意味ととらえていいと思いますが-をテーマにした講演が、今度の日本精神神経学会@お台場で予定されています。)
服薬では副作用がでてしまうけれども、デポ剤の筋肉注射であれば副作用が出にくいこともあり得ますので、これを 「試してみる」 こともあり得ます。
2週間から1か月に1回の注射でよく...服薬を全然しなくていい患者さんが多いので...割と評判がいいです(天ちゃんの経験)。
11月に入院され1月末に退院されたとのこと・・・この段階では、ひょっとすると、まだ臨界期あたりを経過していたのかも知れません。
もしもそうだとすると、「副作用」ととらえた現象は、実は、臨界期の身体症状・・・あるいは、副作用が目立って生じる時期に相当していたのかも知れません。
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http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070207/1
臨界期の身体症状、あるいは、副作用が目立って生じている・・・と主治医がとらえた場合、身体症状に”見合った”症状緩和薬を用いることがあります。
・・・スクラップさんのコメントを読む限り...以上の可能性は低そうですね...。
「とうとう服薬もやめした」 とのことですが...主治医と相談の上で、でしょうか・・・!?
統合失調症と診断した場合、天ちゃんの場合、服薬を”完全に”中止することはまずありません。
・・・前記予後研究(↑)で服薬を止めても大丈夫だった患者さんたちを予測するファクターが見つかっていないからです。
・・・つまり、目の前の患者さんに、服薬を止めていただいても、再発が十分確実に起きないかどうかを占う”手掛かり”を、精神医学はまだ手にしていないからです。
「再発のサイン」 とそれへの対処法が十分できていて(できそうで)・・・再発してしまう前に、受診していただける患者さんの場合には、間欠的服用-ときどき自己判断で服用する...ので、厳密に言えばこれおも、服薬を終了したとは言えないでしょう-という薬物治療の方針とする場合もあります。
以上をまとめると、診断は何か? 現在の病相はどこか? そして、試行錯誤・・・トライアンドエラー...カッコよく言えば...寛解期以降の統合失調症の治療とリハビリのプランは、テーラーメードである...となりましょうか!?
・・・まだまだいろいろと触発されて、書き足りませんが、今夜はこの辺で・・・m(__)m。
PS:海外サイトのトラックバックが連続、TBを受け付けない設定にしました@11/10/23
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