少し古い記事なんですが・・・(^_^;) 先日、天ちゃんも参加した学会の最終日に、この「共同宣言」が出されました(^^)v。
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http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100519
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100520
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20100521
つい先日、大会長・副会長連名の、ご挨拶状をいただきましたが・・・過去最高の6千百名を超える参加者数だったとのことです(さて、これは、学会員の何%だと思います?(^_^;))。
天ちゃんは...あまり多くのシンポジウムに参加できなかったのですが...うつ病・躁うつ病をテーマにしたシンポジウムや教育講演が多数組まれていたのは、確かです(^_^;)。
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「対うつ病10カ年計画」策定を=関連4学会が初の共同宣言-広島
日本精神神経学会など、うつ病の治療・研究に取り組む医師らで構成する4学会は22日、広島市内で記者会見し、国による「対うつ病10カ年計画」の策定などを求める初の共同宣言を発表した。
宣言は、うつ病はがんに次いで死亡や生活への障害という重大な社会的損失をもたらしているのに、研究や理解が進んでいないと指摘。その上で、患者の遺伝子情報の集積といった大規模なプロジェクトの推進や、診断・治療法に関する研究についての「対うつ病10カ年計画」の策定を国に要望した。
また、教科書への記載などメンタルヘルス教育の積極的な導入、精神科の診療報酬体系の見直しや専門医の増加、「うつ病センター」など専門医療機関の設置を提案している。(2010/05/22-20:37)引用元:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201005/2010052200335
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さて・・・
遺伝子情報の集積といった大規模なプロジェクトの推進や・・・とあります(↑)。
・・・が、この点について、天ちゃんは多少の異論があります。
躁うつ病 デハナク、うつ病の場合は、その発症に、遺伝要因の寄与は必ずしも大きくはありません。
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http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090826/2
診断法に関する研究、についても...すでにある程度...確立されてもいます。
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[スピンオフ] うつ病関連記事 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080705/1
そういう状況下にあって・・・天ちゃんが必要と思いますのは...
このブログでも、何度かご紹介してきたような...
うつ病治療の、エビデンス・プラクティス・ギャップ(EPG)を埋めるにはどうしたらいいか・・・?
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たとえば・・・http://blog.m3.com/tenchanoffice/20091216/_EPG_1
・・・っていう、もっと実践的(!?)な研究こそが必要ではないか、と思うのです。
米国の研究ですが...エビデンス・ベーストな治療の順守率が50%余りに過ぎない、という研究が知られています。
米国ですら50%余り、です...わが国における同様の研究がありませんので...同様の研究こそ「10カ年計画」に含むべきでしょう...あくまで天ちゃんの印象ですが...たとえば、天ちゃんのところに転院された患者さんの前医の診断と治療内容を、あくまで患者さんからお聞きし、また、いただく紹介状の内容からの、あくまで印象ですが...3割程度!? ではないか・・・?
・・・と感じるからです(>_<)。
また、うつ病の治療と言うことでは...初回うつ病の治療はほぼ確立されていると言えます。
ただし...再発を防ぐために、何をどの程度したらいいのか?
・・・この点については、十分なエビデンスがない状況と言えると思います。
うつ病が回復するまで服用していた、抗うつ薬を6~9カ月服用継続することで、再発リスクを半分程度に減らせるようだ...とか、認知行動療法(CBT)の方が、再発リスク低減効果の持続が有意に高いようだ...とか...
・・・ただし、この半年、忙しさにかまけ...研究報告をちゃんとフォローできていないのですが(^_^;)。
少なくとも、半年前までは、そう(↑)でした。
うつ病の諸症状が消失しても、うつ病によって生じた機能障害は持続することも、すでに知られています。
・・・では、その持続期間は? ・・・となると、研究がまったくありません(>_<)(少なくとも半年前までの時点で(^_^;))。
自殺者数が3万人を割らない状況が続くことで...自殺の遺伝研究なぁ~んてのも、国の研究費を使って行われました。
しかし、その結果のメリットは、いかほどのものだったでしょうか・・・!?
モチロン、まったく無意味であったとまで言い切る自信は、天ちゃんにはありませんが...潤沢な予算があればこそですが...
現実はそうではないでしょう。
・・・以上まとめますと...必ずしも潤沢な予算がないならば、うつ病患者の診断と治療に関する研究...特に、①EPGの実態調査とそれを解消する方策についての研究、②再発予防療法の中身と期間に関する研究、にこそ、税金を充てるべきである(・へ・)。
・・・それと、③うつ病の予防対策に関する研究は、ほとんど未着手なので、当面必要な研究は上記のとおりですが...こちらの方が、より本質的な研究になるだろうと思います。
以上、①~③については、着手する用意があります...ので、然るべき方の目に、万一この記事が止まりましたら...コメント欄で、ご要請くださいマセ~(^_^;)m(__)m。
教科書への記載などメンタルヘルス教育の積極的な導入、の裏腹で...マスコミ精神医学の弊害についての研究ってのもいいかも・・・ってこれは全くの蛇足と揶揄です(^_^;)。
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コメント
コメント一覧
しかし他県でいいお医者さんと会って、スタッフと会って、デイケアに行って、治って、今は働いています。
広島は学会や論文は強いが臨床が駄目。これを機会に成果を出してほしい。アピールだけではなく、机上の空論だけではなく、本当に寛解した証をみしてほしい。
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