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(...つづき)

昨日の記事の続きです、日本医師会が今年の2月に1万人の勤務医を対象に実施したアンケートの結果から、今日のタイトルの7カ条を披露しています。

3879人から回答があり、176人が回答に不同意と回答したそうです(^_^;)。

 

勤務医の健康を守る病院7カ条

その1 医師の休息が,医師のためにも患者のためにも大事と考える病院

○必要な睡眠時間や少なくとも週1回の休日がとれる体制が必要です。

「少なくとも週1日の休日と年次有給休暇が取れるようにする」⇒「必要だと思う」・・・89%

「医師に必要な休憩時間や仮眠時間が取れるような体制」⇒「必要だと思う」・・・87%

・・・医師の能力や病院の機能を充実させるためにも、交替勤務など医師への休暇や休養に配慮した勤務制度が必須です。

・・・働きすぎの医師に対しては、休養をとることを義務づけましょう。

...とのことですが...勤務医も労働者、労働安全衛生法の適応者ですから、長時間労働者面接の実施が、すでに義務付けられているのですがネェ~~(>_<)。

そんなの実施している病院がほとんどない、ってことなのでしょう...(?)

 

その2 挨拶や「ありがとう」などと笑顔で声をかけあえる病院

○挨拶から始まる良好な人間関係こそが職場の財産です。

互いに積極的に挨拶をし、良好な人間関係を保つことが必要・・・77%

・・・職員同士、職員と病院長の距離が近づけば、日頃のちょっとしたことを話すことができ、病院長にとっても職員ひとりひとりの体調に気づく機会が増えます。

...安全配慮義務の履行って面からも当然のことと言えるでしょう(・へ・)。

 

その3 暴力や不当なクレームを予防したり、組織として対応する病院

○事例の多くは組織的対策により予防や早期解決が可能です。

「院内暴力や暴言・暴力の防止対策がある」⇒「必要だと思う」・・・86%

「患者さんや家族から不当なクレームやトラブルを経験」⇒「1~3回」・・・39%
                                  ⇒「4回以上」・・・5.4%

・・・病床数が多ければ多いほど、この傾向が強かった。

・・・病院長が思っている以上に、院内での暴言や暴力は現場でおきています。早急に対策の必要性について検討してください。

 

その4 医療過誤に組織として対応する病院

○医師個人の責任ではなく、組織としての対応が医師・患者に必要です。

「医療事故に関する訴えがあった時には組織的に対応し、関係者が参加して、医師個人の責任に固執しない再発防止策を進める」⇒「必要だと思う」・・・89%

実際、近年の医療訴訟の増加の中には、主治医が個人として訴訟の対象になることも増えてきています。これらに対して、病院が組織として主治医を守ってくれる体制があれば当該医師だけでなく、他の勤務医にとっても安心感が増し、病院のためによい仕事をしてくれるようになります。そして万一事故が起きた場合でも医師個人の責任に固執しない再発防止策を進める姿勢が、勤務医からは強く望まれている。

 

その5 診療に専念できるように配慮してくれる病院

○業務の効率化・補助者の導入などで負担が減ると、診療の効率もあがります。

「記録や書類作成の簡素化、診療補助者の導入等を進め、医師が診療に専念できるようにする」⇒「必要だと思う」・・・87%

実際、最近では医師が書かなければいけない書類などが多くなってきています。(<ホント!!(>_<)>) しかし、医師でなければできないことを優先してもらうのが、患者さんのためにも、あるいは病院の医療経済からみても一番効率的です。電子カルテや診療補助者の導入等、医師が安心して診療に力を注げるシステムの導入は,勤務医からも望まれています。

...前職場のクリニックでは、頼りの事務長さんがAD(アシスタント・ドクター)でしたから(^^)v。現病院では、これがなかなか...でも、

<これは医者の仕事じゃぁないっ!>

<医者=精神科医にしかできない仕事に専念できるようにするのが、みなさんの仕事です(^^)v。>

・・・ナゾト垂れる日々です...(^_^;)。

(・・・嫌われない程度に、”洗脳?(^_^;)”を始めています(^_^;)。)

 

その6 子育て・介護をしながらの仕事を応援してくれる病院

○柔軟な勤務時間,妊娠・育児中の勤務軽減,代替医師の確保が望まれています。

「女性医師が働き続けられるように産休・育休の保障や代替医師の確保をし、時短勤務体制の導入、妊娠・育児中の勤務軽減、育休明けの研修等を充実させる」⇒「必要だと思う」・・・84%

女性医師は今後ますます増えてきてさらに重要な役割を担ってきます。また、男性医師も子育てや介護と仕事の両立を目指す人が増えてきています。産休・育休の保障だけでなく、復職の際には、育児中の勤務軽減、育休明けの研修等を充実させることが必要なことは言うまでもありません。さらに他の医師に対する負荷が大きくならないよう代替医師を確保するなど不公平感をもたせないことも大切です。医師を大事にする病院には自然と医師が集まってくるという報告もあります。

...<これじゃぁ、お医者さんが来てくれないよぉ~っ>

・・・ってのも、管理フロアーでの天ちゃんの最近の口癖だったりして...(嫌われない程度に...(^_^;))

 

その7 より快適な職場になるような工夫をしてくれる病院

○清潔な仮眠室や休憩室,軽食がすぐに食べられると元気がわきます。

院内に明るくきれいで快適な休憩室や当直室の確保を望む・・・約8割

院内でバランスのとれたおいしい食事や軽食が取れるように望む・・・約8割

...快適職場形成促進事業って...労安法の第71条の2~4最初の方の条文に規定されています(^^)v。

 

先生方の病院では、産業医が選任されていますか?

長時間労働者面接は実施されていますか?

産業医の月1回の”職場巡視”はなされていますか?

衛生委員会は定期的に開催されていますか?

そこで、どんな審議がされているか把握されていますか?

・・・云々(^_^;)。

要するに。

労基法、労安法および規則...そしてそれらを根拠とした、各種厚労省から出されている指針や通達を、職場に活かす...活かさせる。

・・・それに尽きます(・へ・)。

(つづく...かも?)

 

[関連過去記事]
(医療)職場のメンタルヘルス対策<まとめ>
 
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071221/6
勤務医に関する意識調査 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070412/1

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