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学会参加記 続

天ちゃん / 2009.08.26 23:12 / 推薦数 : 2

...それにしても、宿泊先が偶然同じだった、花○○高校、準決で敗退、残念でした...。

 

学会2日目(学会自体は3日目)は...分子遺伝学的な手法で研究されている先生方の教育講演を、意識して聞いてきました。

精神疾患は、氏か育ちか...これは、古(いにしえ)?からの議論の俎上にずっと上げられている疑問、ですから。

それと...日常臨床実践の現場では、どうしても心理社会的な治療にエネルギーを割き、知識と技術習得もそうした領域がメインにならざるを得ませんでしたから...

久々の一参加者であるゆえ、普段とは違った領域の進歩状況について概観しておきたいと思った次第です。

統合失調症と躁うつ病は...遺伝学から見たプロフィールはよく似ている

うつ病と不安障害は...同上。

・・・といったことから、いずれもポリジーン=多因子遺伝形式だけれども...それぞれが共有している遺伝子がそれぞれのグループで似通っているのではないか...?

臨床的にも、統合失調症の患者さんで、躁うつ病のようなパターンとなる方をよく見かけますし...

うつ病と不安障害は併発しやすい...確か6割以上じゃぁなかったカナ?

 

それと、統合失調症の原因(候補)遺伝子は、300個くらいで...5年から10年で統合失調症の遺伝的原因は解明される(...と思って研究してなきゃあやってられない...?(^_^;))。

1個1個の遺伝子は、たとえばオッズ比で1.05といった、ほんのちょっとしか統合失調症発症リスクをあげません...

けれど、それらがたとえば20個集まれば...それぞれ独立に作用すると仮定すれば、1.05の20乗で、2.7倍くらいにリスクが上がります...(^_^;)。

統合失調症は思春期に発症することの多い病気として知られていますが...

この思春期を境にして、脳という複雑系システムが質的にチェンジするらしい...その違いを産んでいるものは...と仮説を立てていって分子生物学的手法で解明が進められてきています。

遺伝子レベルではなく...遺伝子が翻訳された結果のたんぱく質の3次元構造が、思春期前後でチェンジしている可能性があり...今後は、たんぱく質の3次元構造解析の線を追及していきたい...

 

一方、うつ病については...遺伝率37%、要するに環境要因の方が原因としての寄与割合が大きい。

・・・とすれば、修飾可能性or変更可能性の点から言っても、いかに環境を変えるかという視点が重要になってくる...

・・・などなどといったことをたぁ~っぷり学んできました。

 

閑話休題。

せっかく神戸に行ったのですが...150ポイントゲット×2日、のために...従来の学会につきものの(?) お遊びの時間がとれず...神戸牛すら(?)味わう暇もなく、臨床現場に戻らざるを得なかったわが身が...可哀そう(T_T)。

・・・帰りの車内で、神戸ドーナッツ2個だけ、パクついちゃいましたけど...グスン(^_^;)。

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