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フト思って...3つ+3つ 改め...3つ×3つ に変更しました(^_^;)。
このところ、記事にしていきたいと思っていましたのは...
↓ ↓ ↓
リーダーとしてのスキル(1) http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090622/2
・・・ってことで...チーム・スタッフからは、どうしても、精神科医にリーダーとしての役割が期待される。
・・・その精神科医に求められているのは、生物学的診断...別の言い方をすれば、疾患「診断」だけではない。
・・・という流れで、3つ+3つの「診断」について、いくつか記事を書いてきた...って、流れ、です(でした)。
さて...3つ+3つ 改め...3つ×3つ の診断、について思うところを記事にしていきたいと思います。
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090627/2
↑ ↑ ↑
この記事でご紹介した、新患カンファレンスで、天ちゃんは別の視点も指摘しました。
後輩の精神科外来医長がプレゼンしてくれた、別の新患さんです。
上(↑)の記事に書いたように...
> 初回うつ病なのか、反復性うつ病性障害なのか...
> 今回が何回目のうつ病なのか...
> いや、そうではなく、実は躁うつ病...なのか...
> 躁うつ病=双極性障害なら...Ⅰ型なのかⅡ型なのか...
・・・といったような追及(?)の結果(^_^;)...ある男性患者さんについては、若い頃に1回、そして中断になっちゃいましたが...前回、そして今回と...少なくとも3回目のうつ病...であると、検討が進みました。
ここまで、カルテ記載のプレゼンで特定できたのは...カルテ記載が...ということは初診時のインタビューが、しっかりできている。
・・・裏返せばそういうことが分かります(^^)v。
<・・・で、その3回のうつ病の発症および再発状況に、何か共通点は、ありませんかぁ!?>
・・・外来医長さんがカルテ記載を拾い読みしてくれます...。
その結果、1回目も2回目も、異動、というのが共通項。
そして今回は...自分の異動は伴いませんでしたが...人の異動があって、この患者さんの業務分担が変わったことが知れました。
<・・・ということは...自分であろうと他人であろうと、異動がキーワードで、もう少し掘り下げると...3回とも自分の業務内容の変更が起きた後に、うつ病を発症ないし再発させている、ってことですね。>
異動や業務内容の変更というのは...このところの記事の文脈で言えば、社会的診断、と言えるでしょう。
うつ病は(うつ病も、ですが...)、似た状況、同じテーマで再発しやすい。
・・・という疫学研究があります。
<疾患診断は、うつ病、ってことでしたが...より正しくは反復性うつ病性障害ってことでしょう。社会的診断は、自分や人の異動や自分の業務内容の変更時に、発症や再発しやすいようである、とでもまとめられるようですネ(^^)v。>
<・・・となると、では一体全体、異動や業務変更があったときに、患者さんはそれをどうとらえ、どう処理や対処をしたのでしょうねぇ~!? カルテ記載からうかがい知れる情報はありますか?>
「...全然...無さそうです...(^_^;)。」
おもむろに、天ちゃんは外来医長からカルテを渡してもらって...以下(↓)のように記載しました。
最終的に中断されたとはいえ、その時までに、抗うつ薬を一定期間服用し続けておられたことも確かである。
よって今回のうつ病も早晩薬物治療で回復する。
今回の治療の最大目標は、再発予防である。
そのためには、最低3回のうつ病に至る状況(異動、業務内容変更)に対し、本人がどうとらえどう処理や対処をしたのか、あるいはしなかったのか=心理的診断、を早い時期に行うこと
/天ちゃん
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