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3つ+3つの「診断」

天ちゃん / 2009.06.27 22:28 / 推薦数 : 2

精神科臨床実践の際、患者さんを、生物-心理-社会的な存在として捉える...これに、倫理を加えることもありますが...

イロハのイ、として習います...

 

今週は、親病院で、外来の新患カンファレンス、というのに参加しました。

その週に、親病院を初めて受診された患者さんのカルテ記載と、その時に関わった外来看護師さんの情報を頼りに...

医療的管理の視点から、精神科外来スタッフで一同に会して検討する...そんな目的・主旨のカンファレンス、でした。

 

うつ病...とだけ診断されていた患者さん(のカルテ)をめぐって...。

プレゼンをしてくれるのは...(天ちゃんの後輩の)女性外来医長、です。

 

さっそく...

<今回が初回のうつ病なのか、2回目以降のうつ病なのか...2回目以降なら、今回が何回目なのか...記載から分かりますか?>

「...2回目のうつ病のようですけどぉ...あっ、かなり若い頃にも”うつ状態”だったと思われるようなことが×××といった具合にありますねぇ...。」

<じゃぁ、少なくとも反復性うつ病(性障害)ってことなのかなぁ...(?)>

「...みたいですねぇ...。」

<ところで、過去に、軽躁病とか、躁病とかの既往(=過去にかかったこと)について聴取したような記載はあるかなぁ~?>

「・・・よく分からないですねぇ...記載はありません...。」

・・・(>_<)。

 

初回うつ病なのか、反復性うつ病性障害なのか...

今回が何回目のうつ病なのか...

いや、そうではなく、実は躁うつ病...なのか...

躁うつ病=双極性障害なら...Ⅰ型なのかⅡ型なのか...

初診時か、早い段階で、以上の区別鑑別診断と言います...をつけることは、治療方針が全くと言っていいほど違ってくるので、とても大事なことである。

Ⅰ型Ⅱ型かの区別は...社会的に問題となる事態が生じやすいか否かを予測する点からも大事である。

・・・と言った趣旨説明をしました。

 

以上...今夜は気分(感情)障害の初診患者さんの、生物的診断のレベルアップという視点から、でした...。

(つづく...)

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