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心機一転...!? 新しい勤務地で、今週からお仕事が始まりました。
・・・いわゆる病院の精神科外来、だからできること、を今日はご報告したいと思いました。
うつ病の治療のABC...イロハ、の記事のところで...薬物療法のアルゴリズム、ってのをご紹介しました。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060925/1
この記事中の図(↑)の...3行目(ライン3)の...5つのボックスのちょうど真ん中に...ECT、と書いてあります。
ECT・・・Electro-convulsive Therapy・・・電気ケイレン療法、のことです。
確か...映画 カッコーの巣の上で、で...ジャック・ニコルソン演じる入院”患者”が、懲罰的にECTを受けさせられていた場面が出てきたように記憶しています(?)。
こうした映画のヒット等で...米国では、ECTがほとんど実施されなくなったと又聞きだか...何かで読んだかした記憶になっています(^O^;)。
人為的に...テンカン発作を誘発するようなもので...テンカンを抱えた患者さんに、統合失調症の患者さんがほとんどいない...両者が併発しないという、”自然観察”の結果(?)...というか、そういう印象から...
ECTが、主に統合失調症の患者さんの症状に有効かも? ・・・と思いついた、臨床精神科医が、ECTを実施してみたら、”効いた”ということで、これといった治療手段を持たなかった、精神医療で普及・実施が目覚しかった...(というのも、又聞きか...読んだ...(^O^;))。
統合失調症の患者さんの、急性で激しい興奮状態とか...遷延性うつ病の患者さんのうつ状態に対する効果については...エビデンスが確立されています...。
・・・けれども、なぜ有効なのか? ・・・については、実は未だに十分には解明されていません(...と思います;この数年の研究報告についてはフォローしていませんので<m(__)m>。)
こうした治療方法の発見と確立の経緯は...かなぁ~り乱暴に思われるかも知れませんが...(!?)
医学の現実...歴史では、意外と多かったりします...
けれど、昨今の医療を、医療従事者を取り巻く環境...声のあふれている状況からは...こうした余りにも”冒険的”な治療法を開発することは...とても考えにくくなっています...(?)。
どう考えても、害しか無さそうな”治療”法は、トライ=実験はできないのはモチロン言うまでもありませんが...。
閑話休題(^O^;)。
・・・今や...ケイレンを起こさず...麻酔医の管理下で、無ケイレン性ECTを実施できる時代になっています。
(ケイレンを起こさない、電気ケイレン療法、って...言い回しが変ですけど(^O^;)。 ケイレン発作を起こさずに効果があることが確認されています。
要は...脳に対する弱い通電が、効果を産む、ってことはハッキリしているってことです。)
病院の近隣の開業精神科医の先生から、外来ECTを強く依頼され...天ちゃんの師匠がお引き受けしていた、って経過です。
(外来ECTと言っても...施術場所は、オペ室です...、念のため(^O^;)。)
...天やんは...云年ぶりに、麻酔薬、筋弛緩薬の静脈注射(・・・と言っても点滴のルートから注入しただけですが(^O^;))を...麻酔科医のアシスタントして行いました。
(遷延性うつ病を抱えた患者さんに...もちろん、文書で説明と同意をとってあります(^^)v。)
クリニック時代には、ECTが適応と判断した患者さんは...大学附属病院にご紹介していました。
・・・異動(転勤)騒ぎはまだおさまっていない日々の中で...クリニック・ベースの医療内容に比べて、「優点」であること、医療内容に幅が出たことだけは...確か、です。
が、かかった手間に比べて...与えられた診療報酬費の、ナント、低いことよ...(@_@;)(>_<)。
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