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身体表現性障害 (10)

天ちゃん / 2009.05.14 23:03 / 推薦数 : 1

(...続き) ← http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090513/1

 

読者のちこ さんのご要望にお応えして...天ちゃんの臨床経験のごく一部をご紹介しています。

リアルな患者さんに、全く基づいていない”創作”、ではありませんが...かなりモディファイしてご紹介していますm(__)m。

 

> 細かな点は端折って...結論を述べますと、お二人とも、うつ病の症状は回復し、いわゆる完全寛解(by DSM-IV-TR)に到達できましたが...

> お一人は舌痛、もうお一人は舌痛とときたまの肛門痛は、一時よりは軽減したものの、実は、残念なことに、症状は持続しました(^_^;)(>_<)。

・・・と言うことで、この段階で、それぞれの疼痛は、うつ病による or うつ病に伴う、身体症状ではない。

疼痛性障害と診断すべき症状と持続期間である、ということになり...

・・・いよいよ(?)、身体症状...舌痛について、治療プランを立てる段になりました。

 

当時は、今ほど、明確に(?)抗うつ薬の効果が確立されていませんでしたので...

当時、文献検索をして...舌痛(症)に効くかも知れないと言われていたおクスリを数種類、試してみていただきました。

当時はまだ、”5分ルール”はありませんでしたが...当時もすでに、そんな暢気な外来(^_^;)ではありませんでしたので...

飲んでいただけさえすれば効果が出そうっていう...「お手軽」 な(?)、やはり、薬物治療を推奨した(せざるを得なかった?)次第です...(^_^;)。

ここも細かな点を端折って...(^_^;)、結局は、お二人とも、薬物治療は効果なしとの結論に至りました。

(お一人は...新しいおクスリを処方して以後、1~2週間くらいは 「効果がありそう」 ...ってご報告いただけるのですが...やがて症状復活~(^_^;)。)

 

昔(医学生時代)とった杵柄...よろしく、ツボの指圧とか、唾液線のマッサージ、とか...TVで患者さんご本人が仕入れてきた(...だったと思いますが)”舌の体操”とか...ややイカガワシイ(?)理学的なアプローチも、試みてみました...(^_^;)。

シュガーレスの飴をなめるといい...とか、シュガーレス・ガムだとか...改めて、歯科医院を受診していただいて...試供品の唾液の代わりをしてくれる液剤を試してみたりとか...(^_^;)

地域連携が良いもので...(^^)v(^_^;))

・・・生活指導 or 生活上の工夫? もトライしました(^_^;)。

 

・・・いずれも、結局最終的評価は...効果なし...(>_<)(^_^;)。

 

以上のような試みをする一方で...生活上の出来事や、精神的に...何か考えたり感じたりしたことで...痛みの強弱の差が産まれるような、何か思いつくことがないか、時々お聞きしていました。

以上のような試みをする前は...

「痛みは、ずぅ~と同じ、ずぅ~っと痛くて辛い。」 と...キッパリおっしゃっていたお二人でしたが...(^_^;)(>_<)

<あれっ!? 確か、この前○○(クスリの名前や何らかのトライしていただいた内容)をお出しした(試みていただいた)ときは...その後、「少し軽くなりました」 とかって報告していたじゃぁないですか...(?)>

「...(?_?)...」

・・・というのから...徐々に、

「...(^_^;)...」

・・・ってな感じに変わって行って...

どんな要因がかかわっているかは、キャッチできないけれども...痛みに強弱、変化があることに少しずつ気付いていただけるようになりました。

(もうすでに、セルフモニタリング力を高める、という認知行動的なアプローチになっているワケですが...)

 

おもむろに...(!?)

ストレス-脆弱性-対処技能モデルを持ち出して...
  ↓         ↓         ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070125/1

 

相棒の臨床心理士さんによる、認知行動療法(CBT)を受けていただくことを、提案しました。

 

舌痛だけの患者さんは...1回受けただけで、舌痛とときどき肛門痛の患者さんは...数回受けて、痛みとその時の状況とをセルフモニタリングしていただくホームワークが出された直後に...「CBT やぁ~めたぁ~」って、あいなりました(^_^;)(>_<)(@_@;)。

(つづく...)

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