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まだ大型連休中...という方もいらっしゃることでしょう。
半強制的にお休みを取るように、会社から要請があった方もおられるようですし...
...天ちゃんトコは、例年通り、暦通りの勤務状況でした。
実は天ちゃんは事情で...昨年暮れから3か所の医療機関で外来診療を行っています(>_<)。
しかも、この4月中旬からは...当クリニックの責任者、かつ、暮れから外来の穴埋め診療に行っていた医療機関の精神科外来の責任者も仰せつかっています(>_<)。
(一方は、医療機関の長ですが...もう一方は、外来の一部門の責任者に過ぎないので、兼任が可能なのだそうです(^_^;)。)
これも、年末・年始に発生した、複数医師の退職のトバッチリ(!?)を、モロに天ちゃんが受けたから...です(T_T)。
・・・というワケで、2か所の医療機関の連休中の状況を、頼りの事務長さんに、午前中把握してもらったところ...
いずれも大過なく...今日を迎えられたようです(^^)v。
・・・天ちゃんはモロ、トバッチリを受けた、と書きましたが...
複数医師の退職のトバッチリを真っ先に受けたのは、モチロン、彼らが担当していた患者さんたちですし...
天ちゃんにふりかかったトバッチリは...巡り巡って、天ちゃんの担当している患者さんたちに、ふりかかっています...(T_T)。
複数医師の退職には、それぞれいくつもの要因が災いしているワケですが...
いずれにも、この数年来の労働強化のツケ、が確かに共通してありましたので...
そう言う意味では、ご多聞に漏れず...「医療崩壊」の天ちゃんの周辺版、とでもまとめられそうです(T_T)。
新型インフルエンザをめぐる報道が喧しかった1週間でしたが...その裏で(?)、着実に、毎日80~90人が、自殺によって命を失っている状況に改善の兆しがないことを憂え...さらにまた、働く人のメンタルヘルス、と言うことでは...検疫官の数は増やされたようですけれど...新型インフルエンザ対策に奔走している”仲間”からメンタル不全を抱える人が出ないことを祈る思いで、ニュースを目にしてもいた、天ちゃんでした(>_<)。
この間いただいた、ととととと 先生の興味深いコメントに応えておきたいと思います(^^)v。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090423/2#comments
> うちの医局勉強会でも「職場における心理的負荷評価表」がとりあげられました。
> ・・・ですが、「うつ病との因果関係は、不眠と交替勤務以外に明らかになったものはない」から始まって、「これは○○先生がつくったから(駄目)」、「精神科医の考え方とは違う」という理解不能なコメントまであって、どう理解したら良いか消化不良になってしまいました。
「評価表」を医局勉強会で取り上げるような”時代”になったんですねぇ~~
・・・と感慨一入、でした(^^)v。
> 「うつ病との因果関係は、不眠と交替勤務以外に明らかになったものはない」
・・・この発言は、天ちゃんの知る限り、誤り、だと思います。
先行研究に当たって見られるのが一番だと思います。
たとえば...depression AND work stress AND etiologyなどの検索語で...
労働精神医学研究では...Job Demand-control(-support) modelやEffort-reward inbalance modelや、harassment...life events at wrokplaceなども、depressionとの因果関係がほぼ確立されていることが知れると思います。
なお、交代勤務とうつ病の因果関係は明らかにされている、とは言えないと思います。
少なくとも、3年前に、ハンドサーチした限りで、ですけれど...。
交代勤務→睡眠障害→うつ病orうつ状態といった因果推論を許す程度の、先行研究はありましたが...
要は、交代勤務→睡眠障害、はほぼ確立されている...睡眠障害→うつ病orうつ状態、は確立済み...なので、両者の合わせ技で、”言える”というのが、到達だろうと思います。
> 川上憲人先生の本をちょっとずつ読んだりしています。
ここで触れたような知見を、部分的にカバーしているだろうと思います(?)。
> 「これは○○先生がつくったから(駄目)」
> 「精神科医の考え方とは違う」
・・・これらは...(@_@;)(^_^;)
でも、案外「これは○○先生がつくったから(駄目)」とうのは...「○○先生」が普段、エビデンスとのスタンスがどうか、ということを熟知された先生のご発言であれば...十分根拠がある(!?)かも知れませんけどぉ...(^_^;)
ここでの文脈を離れて...臨床精神医学と、根拠に基づく精神医学とは、往々対立的になる場面が、確かにありましたし、今もあるのだろうと思います。
天ちゃんは、先輩のチャキチャキの(?)精神科臨床医と、EBMのベースである疫学者と、天ちゃんの3人で、一献設けたことがあります。
天ちゃんは、ずるい(?)ですが...両方の立場を理解する者として、議論に加わったことがあります...。
核心のところで、なかなかかみ合わず、どうももどかしい思いをしました。
最後は、3人とも酔っ払って、同窓のヨシミで、楽しい宴会になったのは言うまでもありませんが...(^_^;)。
> それじゃエビデンスがまだ出てないものについて適正な判断はどうやってしたら良いのか、困ってしまいます。
それこそ、臨床医の腕の見せ所! だと思いませんか?
医師でない疫学者は成り立ち得ますが、医師でない臨床精神医学者は成り立ち得ませんから...(赤い赤鬼、馬から落馬(^_^;))。
余力が十分にあれば、エビデンスを創る栄誉(?)に浴することも可能かも知れません...(!?)(^^)v。
> 「内因性うつ病」に直接の因果関係があろうとなかろうと、治療・処遇に患者本人に究極的な利益となるように、そういう実際的な臨床上の指針となるように、時間をかけて面倒くさいのに大学まで行ってるのに!
ととととと 先生のような精神科医を失望させる大学は...(@_@;)(T_T)。
> ストレス要因と健康って、どう取り扱うか難しいんですよね。結局、どうやって勉強していったら良いのか、まだ迷っています。川上憲人先生の本をちょっとずつ読んだりしています。
すでに記載しましたが...天ちゃんは、遠回りのように見えますが、一度疫学を学んでみられるのが近道ではないかなぁ~と思います。
(天ちゃんも、そうしました(^_^;)。)
現在、医学の領域すべてにわたって、疫学が基礎科学であると言い得るほど、疫学は発展しています。
精神科疫学、薬剤疫学、がんの疫学、分子生物疫学、遺伝子疫学...医学の領域○○、があれば...○○疫学が必ずある(^^)v。
> ご一緒にリサーチできたら良いですね、といっても格が違うと思うのでご指導いただける機会があると、とっても嬉しいです。
科学...エビデンス、の世界には、”格”の違いなんてありません(^^)v(...と言うのが、臨床精神医学の師匠の”教え”です)。
evidence-based treatments by scientist-practitioners ・・・というフレーズをつい先日目にしました。
scientist-practitioner って、ググッ、と来ません!?(^_^;)
精神科リハビリテーションを扱った”教科書”で、です(^^)v。
> ついでに言うと、行政の姿勢って厚労省に限らず何かにつけて面白いですよね。原爆症裁判から医療と関係ないことまで、最高裁で負けるまで自分たちの考えた通りに行動しますもんね。
> これは三権分立ということなんだろうか?
法治国家ではなく...官僚統治国家、と言うことなのでしょう...(?)(と思うことが時々あります(>_<))。
> ちょっと違う気もすると思いながらバカらしいので、なるべく行政とは関わらないようにしています。が、仕事柄、オトモダチになってしまうこともあり、逆に立場上で敵対関係になってしまうこともあり、手が切れません。
天ちゃんは、過去に記事にしたことがありますが...行政から求められれば、できるだけお仕事を引き受けるようにしてきました。
信条が、エビデンスで裏付けられれば、最強じゃないかなぁ~って思って...(^_^;)(^^)v。
> ご一緒にリサーチできたら良いですね
・・・この思いを大事に育てていけたら、と思います...(^^)v(^^)v。
PS:同業者のコメントに、つい力の入った記事になってしまいました...zzzZZZ
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