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先週、親病院で、法人内の精神科医が集まる会議が開かれ、天ちゃんも参加してきました。
それに先立って、ミニ・カンファレンスが行われました。
気分障害の下位診断を抱える、3名の外来患者さんについて、若手の女性医師がプレゼンし...
天ちゃんをはじめ、参加した医師が、種々コメントする、っていうスタイルです。
・・・まぁ、どこでもやられているような、カンファレンスだと思います。
ミニ、と言うくらいですから、わずか30分程度の予定時間で、でしたが...。
ちょうどそこで、前回、前々回の記事でまとめた連載内容に”かする”話題が出ましたので...記事にしてみようと思いました。
題して...操作的診断基準とEBM、です。
まず、3人の外来患者さんのかかえる、診断、について議論がありました。
天ちゃんは、モチロン(?)、そもそも操作的診断基準に基づいて診断がなされているのか? 確認しました。
・・・すると、お一人は確実に、操作的診断基準に沿って診断。
お一人は、前医がそうされたようです。(このお一人は、親病院に紹介されて通院されるようになった、ってワケです。)
残りのお一人は...実は、確か...過労による抑うつ状態という診断(??)で、操作的診断基準に沿って診断をしていない。
・・・とのことでした(>_<)。
すでに、当ブログでは、統合失調症、うつ病、躁うつ病、の3疾患の、操作的診断基準(の概要)を記事として掲載しています。
↓ ↓ ↓
陽性症状 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061221/1
陰性症状 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061225/2
さらに詳しくは... http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070122/1
うつ病(ベーシック) http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061003/1
躁うつ病(ベーシック) http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061003/1
上記ページを読んでいただければ...まず、操作的診断があって、治療の組み立てがなされる。
その治療やリハビリテーションの組み立ても、ガイドラインといった形で、それぞれの診断に沿った通常の治療内容が作成されている、ってぇご時世です(^^)v。
モチロン、ガイドラインや、薬物療法のアルゴリズムなど、EBMの手法で作成されたものは、臨床セッティングの6~8割をカバーするに過ぎない。
・・・と言うことは、当ブログですでにたびたび触れてきました。
2~4割は、エビデンスすらない、かも知れない...とも言えますが、6~8割はクック・ブック(=料理本)と揶揄されることも多い、ガイドラインやアルゴリズムでカバーし得る、ワケです。
...諸般の事情で、料理をするチャンスの多い、天ちゃんですが...頼れるのは料理本、であったりします(^_^;)。
料理本の指示どおりに料理を作ってみるわけですが...大抵が、それなりにおいしい料理を作ることができます。
でも、料理本ソックリに調理しても、ごくたまぁ~に失敗することがある。
その都度反省してみると...水を加えちゃならない段階で、加えていたり、オリーブオイルであるべきところをサラダオイルにしていたりと...レシピから外れていることに気付くことが多いですネ(^_^;)。
もちろん、レシピ通りに調理して、ちゃんと食べられる料理が完成するのですが...大味だったり、天ちゃんとこの家族の舌には濃い目になったり...なかなかテーラーメードの、プロの料理人のように、料理の鉄人のようには、いきません(>_<)。
・・・当り前のことですが...(^_^;)。
料理と医療とを同様に考えてもらっちゃぁ、たまりません(>_<)、というご批判もあるかも知れませんm(__)m。
でも...操作的診断基準やEBMって、この料理本との関係にすごく似ていると思うのです。
カニ玉、を作ろうと思っているのに、ニラ玉のページを開いている...シチューを作ろうと思うのに、カレーのページを開いている...
そんな事態が、臨床場面のアチコチで起こってはいないでしょうか...?
・・・そのギャップ? 失敗?? を極力減らしてくれるのが、まずは、操作的診断基準だと、天ちゃんは思っています(^^)v。
いかがでしょうか?
(つづく...)
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