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「新型うつ病」に関する、野村先生のコメントとして、以下のよに書かれていました...。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090311/1
> うつ病は症状や病気になる過程によって「メランコリー型うつ病」「双極性障害」「気分変調症」「非定型うつ病」の大きく4つに分類され、「新型」と呼ばれているのが「気分変調症」「非定型うつ病」に当たるのだという。
・・・(^_^;)。
野村先生が、実際にどのようにコメントされて、このような記事(↑)になったのか、天ちゃんには分かりませんが...DSM-IV-TRの診断体系から見た場合、不正確、と言わざるを得ないと、天ちゃんは思います(>_<)。
医学書院から刊行されている日本語に訳された、DSM-IV-TRの新訂版、からご紹介していきたいと思います。
DSM-IV-TRには、16の大診断分類(と付加的な1章=17)が用意されていて、その6(章)が、気分障害、です。
この気分障害の下位診断に、うつ病性障害と双極性障害とがあります。
それらには、その下位診断がある...という構成になっているのは、ICD-10と同様です(^_^;)。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090312/1
うつ病性障害
大うつ病性障害※
単一エピソード
反復性
気分変調性障害
▶該当すれば特定せよ:早発性、晩発性
▶特定せよ:非定型(※)の特徴をともなうもの
特定不能のうつ病性障害
・・・となっています。
双極性障害
双極Ⅰ型障害
単一躁病エピソード
▶該当すれば特定せよ:混合性
最も新しいエピソードが軽躁病
最も新しいエピソードが躁病
最も新しいエピソードが混合性
最も新しいエピソードがうつ病※
最も新しいエピソードが特定不能
双極Ⅱ型障害
▶特定せよ:(現在のまたは最も新しいエピソード):軽躁病、うつ病※
気分循環性障害
・・・・・・
・・・といった具合です。
先日、ICD-10のうつ病の診断基準症状について説明しましたが...
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090312/1
> うつ病の診断ガイドラインは...次のような内容です。
> 基本症状・・・抑うつ気分、興味と喜びの喪失、活動性の減退による易疲労感の増大...の3つです。
> 一般的症状・・・集中力と注意力の減退、自己評価と自信の低下、罪責感と無価値観、将来に対する希望のない悲観的な見方、自傷あるいは自殺の観念や行為、睡眠障害、食欲不振...の7つです。
> うつ病と診断されるのは、基本症状3つのうち最低2つ以上、一般的症状のうち最低2つ以上(という抑うつ症候群)が、”原則”最低2週間持続している状態のとき、です。
DSM-IV-TRでは、ビミョーに異なっています(^_^;)。
基本症状・・・抑うつ気分、興味または喜びの喪失
一般的症状・・・食欲・体重の変化、睡眠の問題、精神運動性の活動の変化、易疲労性または気力の減退、無価値観または罪責感、思考力・集中力の減退・決断困難、死についての考えや自殺念慮や自殺企図
うつ病(エピソード)と診断されるのは、基本症状の最低1つと上記症状の合計最低5つが、最低2週間の間持続している状態のとき、です。
↓ ↓ ↓
うつ病(エピソード)の診断面接 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060912/1
こうした診断基準に合致するうつ病の登場するところに、上(↑)の下位診断中に、青字で強調しておきました。
(つづく...)
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