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< ”不況うつ”(8) | メイン | ”○○うつ(病)”について (2) >
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”不況うつ”シリーズ(?)にいただいていた、以下の、チョコ さんのコメントに触発されて、今日の記事をアップしようと思いました。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090302/2#comments
> 新型うつ病とか不況うつとか、10年以上欝と付き合っている私が思うには、
> これ以上、違う意味での、不安を煽らないでほしいなと願うばかりです。
・・・ホント! ですよね(^^)v。
以下の記事(↓)は、もう昨年のもので、ニュースと言うより古い、ですが...(^_^;)
2008年8月10日(日)12時4分配信 J-CASTニュース
精神科医の香山リカさんは、著書「うつ病が日本を滅ぼす!?」(2008年5月20日刊)にこんなことを書いている。
「本当にこれが『うつ病?』と自分で書いたはずの診断書を改めて見返してしまう」
これまでの「うつ病」といえば、几帳面でまじめな人がかかりやすく、落ち込み、自分を責め、自殺に至るケースが多いというイメージだった。しかし、07年から急激に増えだしたとされる「新型うつ病」は、仕事中だけうつで、帰宅後や休日は普段通り活発に活動する。自分を責めるのではなく、身近な人間や社会に対して攻撃的な態度になり、休職したとしても会社や同僚かける迷惑などあまり感じない、というのが典型らしい。
朝日新聞の08年5月17日付けには、精神科クリニックが患者でパンク状態になっているのは「新型うつ病」患者が急増したからではないか、と書かれている。「新型」は20~30代に目立ち、都内のあるクリニックでは患者の4割前後を占めるのだという。
厚生労働省の調べによると、うつ病、躁うつ病の患者総数は99年の44万1千人に対し05年は2倍の92万4千人に増加。製薬会社ファイザーが12歳以上の一般生活者4,000人を対象に、07年2月7日から07年2月16日にかけて行ったインターネット調査では、「一般生活者の12%、約8人に1人がうつ病・うつ状態の可能性」があるという結果が出ている。
こうした状況を、一体どう考えたら良いのか。「うつ病の真実」「専門医が教えるうつ病」などの著書がある防衛医科大学校病院副院長で、「日本うつ病学会」理事長の野村総一郎さんに聞いた。それによると、うつ病は症状や病気になる過程によって「メランコリー型うつ病」「双極性障害」「気分変調症」「非定型うつ病」の大きく4つに分類され、「新型」と呼ばれているのが「気分変調症」「非定型うつ病」に当たるのだという。そして、実はこうなんだそうだ。
「新型と呼ばれているようですが、それは、うつ病という診断はしてこなかっただけで、昔から別の病名として扱われていたんです。患者数は増えてはいますが、実態としてはここ数年で急に増えた、ということでもないんです」
うつ病と診断する基準は各国まちまちで、現在は米国精神医学会の診断マニュアル「DSM」を参考にするのが世界の趨勢なのだという。各国の医療関係者がこれを参考にし始めたのは、80年に画期的な変貌を遂げた第三版から。94年改定の第四版もほぼ同じ内容になっている。日本では「DSM」を参考にする医師は少なく、「新型」と呼ばれる症状については、パーソナリティー障害、抑うつ神経症などと診断していたのだそうだ。
それが数年前からようやく日本でも「DSM」を参考にする医師が増え、患者に伝わることによって、いきなり「新型」が大流行しているかのような錯覚をする人が増えたのではないか、と、野村さんは見ている。さらに、「DSM」は2011年に改定され第五版が出るが、「新型」と呼ばれているものが、うつ病として分類されるかのかもわからないのだという。
[引用元:http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-24786/1.htm]
天ちゃんトコでは...数年前から、こうした記事を目にするたびに、頼りの事務長さんや女房役の師長さんと...
<こういう”新種”ってウチに来ないのかねぇ~~(^_^;)>
・・・なぞとつぶやきあっていました(^_^;)。
さて...全文コピペ(m(__)m)した、上記の記事中の「新型うつ病」ですが...07年頃から増えた、とされています。
その一方で、厚生労働省の患者調査で、うつ病・躁うつ病他を含む気分[感情]障害の患者数増加のデータは、99年→05年(!)のデータ、です(>_<)。
一方、製薬会社のデータは、報道関係の方から示されたことがありますが、どんな調査方法か詳細を知りません(^_^;)。
・・・ので、的外れなコメントかも知れませんが...「うつ病・うつ状態」を評価している点から、”水増し”された結果になっていることでしょう。
厚生労働省の研究班の疫学調査では、操作的診断基準に基づいた調査の結果、地域住民の15人に1人(6.5%)が診断基準に該当していました。
うつ病ではないうつ状態、まで入れれば...約12%となっても不思議はないと思います。
・・・といった趣旨のコメントを、その報道関係者の方に、しました(^_^;)。
(いずれにしても、こららのデータは、欧米のデータよりは、それでもずいぶん少ない結果になっています。)
いずれにしても、躁うつ病を含む気分[感情]障害が増えた(ようである)あるいはネット調査でうつ病・うつ状態が増えた(ようである)というデータから、即、新型うつ病が増加した、さらいには”大流行”とは、決して言えない・・・というか、言ってはいけない! ですね...(>_<)。
なお、香山先生の、ご著書は天ちゃんも拝読させていただきましたが...「新型うつ病」の定義は、必ずしも明確ではありませんでした。
また、野村先生は、「気分変調症」「非定形うつ病」が「新型うつ病」に当たると述べられたようですが...
「新型うつ病」の操作的定義がない限り...”不況うつ”と同じように...
また、引っ越しうつ病、マリッジ・ブルー、などなど、世間に”○○うつ(病)”流行れども...あまり踊らされ(?)ないほうが良い、と天ちゃんは感じています(^^)v。
(つづく)
PS:夜間診療が今日は早めに終わってしまいました(^^)v。
クリニック的には...ですが、個人的には(^^)v。
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