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前々回の記事で...次のようなことを書きました。
↓ ↓ ↓
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> けれども...これは、不況によるうつの増加を”証明”したことには全然なりませんねぇ~(>_<)
> 2005年→2007年→2008年と、いずれも増加傾向だったということですから。
実は、”わが国の場合”(それといくつかの先進国では)、失業率と自殺率の関連性がとてもつよい(正の相関係数が大きい)、ということは知られています。
(天ちゃん自身も、過去のデータを使って解析してみたこともあり、確認できます(^^)v。)
昨日の記事でも書きましたように...不況にピッタリくる英語がない、とのことでした...。
・・・ので、不況とうつ病発症やうつ病増悪との因果関係について、直接、解明しようとした研究を、(天ちゃんは)見たことがありません...(当然!?(^_^;))。
ただ、上(↑)の失業率と自殺率、と言うように...不況→失業増加(→自殺率増加)、というように、不況とうつ病発症との関係を、間接的に証明したことになる、研究はいくつもあります(^^)v。
たとえば...と言うことで、以下のような図(↓)を、このたび天ちゃんは作成してみました。
データの出典は、Kendler et al, 1998 からで~す。
横軸の1~7の数字は、ある出来事...離婚/別居とか...経済的問題とかが発生した該当月を1、1カ月後を2...という意味です。
縦軸の数字は、相対リスク、と言って...たとえば、経済的問題に遭遇していない人にくらべて、うつ病に、その月にかかってしまうリスクが何倍か、を示しています。
横軸が1のところに、赤で横線を引いておきました。
このラインより上ほど、その月にうつ病を発症するリスクが大きい。
このラインより下ほど、その月にうつ病を発症するリスクが小さい、つまり、うつ病にかかりにくい、ということを意味しています。
不況となれば...国によって、地域によって、あるいは人によって...リストラの憂き目にあったり(失職)、職業上の問題や経済的問題をかかえやすくなるかも知れません。
下手をすれば(?)離婚せざるを得ないほどにまで、影響が及ぶ、ということもあり得るかも知れません(?)。
年越し派遣村の村民にならなければならなくなった人たちは、住居問題という出来事にも、遭遇したわけです。
(国によっては、絶対にあり得ない事態、です...(>_<)。)
加えて、確かに、ある出来事に遭遇して間もない時期に、うつ病を発症しやすいのは当然としても、出来事によってはその悪影響は、半年以上にも及ぶ、ということをこの研究は解明しています。
また、興味深いのは(不謹慎かも知れませんが?)、出来事によって、悪影響の出方が微妙に違っている点です。
アメリカ型の、劇場から退場しつつある「じゅんちゃ~ん♪」改革が推進されてきたわが国ですから、この研究は、わが国に適応可能だろうと、天ちゃんは考えます。
だとすれば、わが国の不況時に発生しやすい出来事によって、確かに、わが国のうつ病を抱える国民が増えるであろう、と推論可能です(>_<)。
「不況によってうつが増える」・・・Q.E.D(?)
裏返せば!
国によって、地域によって、あるいは人によって、この研究のリスクファクターがうつ病発症のリスクにならない(かも知れない)、という点です。
ここを見逃してはならないと、天ちゃんは思います(・へ・)。
(つづく...)
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