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Doctors Blog

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年末年始のメンタルヘルス模様

天ちゃん / 2009.01.03 17:08 / 推薦数 : 2

新年明けましておめでとうございます<m(__)m>。

...と暢気に言ってはいられない気分ですが...(>_<)。

自室の”年越し”大掃除が云年ぶり(^_^;)、に一区切りした今日、まだ休暇中ですが、どうしても記事をアップしたくなって、今年最初の記事をアップすることにいたしました(・へ・)。

 

日本語でメンタルヘルスと言うと...暗に医療は含まれていない語感があります(?)

英語では、メンタルヘルス=精神保健+医療、と先輩から教えられました。

暮れの記事()ですが...

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 死刑判決の千葉被告が自殺

2008年12月29日(月)13時37分配信 共同通信 

岩手県一関市で07年6月、住職と母親を殺害して現金を奪ったとして、強盗殺人罪に問われ1審盛岡地裁で死刑判決を受け、控訴中だった元店員千葉正子被告(46)が28日、収容先の仙台拘置支所で自殺したことが分かった。宮城刑務所(仙台市)によると、28日午前11時半すぎ、被告が(削除by天ちゃん)首をつっているのを職員が発見し、病院に搬送後、死亡が確認されたという。

引用元:http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2008122901000235/1.htm

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刑務所にはもちろん医務室はありますが、必ずしも十分な精神保健や医療が届いているワケではありません。

女性刑務官付き添いのもとで、臨時で、受刑者の方を診察したこともありますが...その後、たとえば主治医として医療継続できたわけでありません。

逆に、天ちゃんが主治医ではありませんでしたが、別の医師が主治医でしたが、いったん司法の流れに乗ると、その主治医の手を離れてしまいます。

刑務所の医務官宛の紹介状の作成を求められもしませんでした。

もう10年くらい前の経験ですけれども...。

受刑者の自殺予防対策には、受刑者への精神保健・医療の提供がもっと充実されなければならないでしょう。

これも10年くらい昔に訪れた、イタリヤでは、メンタルヘルスサービスの重要な柱として、メンタルヘルス・チームが、刑務所に医療を届けていました。

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自殺対策で緊急集会=急増98年の再来を危惧-NPO、議員有志ら

2008年12月25日(木)18時54分配信 時事通信

  「98ショックを繰り返すな」-。不況が深刻化する中、自殺対策に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)ライフリンクと議員有志の会が25日、都内で緊急集会を開いた。日本の年間自殺者数が急増した1998年に状況が類似しているとし、必要な緊急対策を議論した。
 集会には議員のほか民間団体や行政関係者ら約140人が参加。有志の会の尾辻秀久会長は、98年3月に自殺者が1カ月で1000人増えたと指摘。「失業者が町にあふれたあの時の不況よりひどい状態になっている。再来にならぬよう全力でやるべきことがある」とあいさつした。
 断がい絶壁の景勝地、東尋坊(福井県坂井市)で、自殺しに来た人を思いとどまらせる活動をしている茂幸雄さん(64)は、24日にも派遣契約を切られた30代男性を助けたばかり。「皆『まだ死にたくない』と叫んでいる。願いは豊かな生活ではなく、1畳半でいいから再出発するための住まいと食事」と話し、行き場をなくした人が駆け込める施設を求めた。

引用元:http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-25X386/1.htm

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過去のシリーズ中の記事で、たった「2つの質問」の自殺抑止力に触れたことがありました。
   ↓         ↓         ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080604/3

> 2つの質問をすること。
> ①「お元気ですか?」(How are you?)
>
②「何か必要なものはありますか?」(Do you need anything?)
> せいぜい5~10分のコンタクトだけだったそうです。

もちろん...その「必要なもの」を続いて手配できるだけの資源を、質問者は有していたことでしょうが。

 

年末の沖縄の旅でお世話になった、A先生から、こんな年始のメール()をいただきました。

・・・年末に忘年会を脱出して美しい大浦湾ぞいの宿に泊まり、その後に辺野古のテント村に行きました。いま働いている「●●クリニック」の名刺を渡して、精神不調の人おられたら是非どうぞと伝えたところとても喜ばれました。今年はそんなことも出来ればいいなあと思っています。・・・

 

A先生、本当に、頭が下がりますm(__)m。 

一方、昨年4月以降の硫化水素による自殺者数の増加は、以前高どまりしているようです(>_<)。

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 硫化水素自殺 1000人超す ネットに情報、後絶たず

2008年12月11日(木)17時0分配信 産経新聞

 硫化水素による自殺者が今年1~11月に1007人となったことが11日、警察庁の調べで分かった。インターネット情報の影響などで今年に入って激増したが、既に1000人を超え、昨年1年間の29人の約35倍に上った。

硫化水素の「原料」となる商品のひとつが、自殺多発のあおりで10月末に製造中止となったが、発生方法を紹介するネット情報は依然多い。自殺は4月の204人をピークに減少傾向にあるものの、11月も53人で、1日平均1人以上の高水準が続いている。

 硫化水素自殺が増えたのは、市販商品を使って簡単に発生させる方法がネット上に多数紹介された影響とされる。救助に入った家族や救急隊員が巻き添えで死傷する二次被害も多発したため、警察庁は4月末、同ガス自殺を誘引するネットの書き込みを「有害情報」として取り扱い、業者やサイト管理者に削除を要請している。

 警察と民間団体は8月末までの4カ月間に計519件の削除を要請したが、一部が拒んだため、削除は185件にとどまっている。

 ネット情報の大多数は特定の洗浄剤と入浴剤を混ぜる方法を紹介している。このうち入浴剤は、名古屋市のメーカーが昭和2年から販売してきたが、薬局などの販売自粛で売り上げが激減。製造中止に追い込まれた。

 警察庁によると、硫化水素自殺は5月が193人。6月から10月までは131人、86人、69人、74人、76人と推移した。

引用元:http://news.nifty.com/cs/headline/detail/sankei-e20081211048/1.htm

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どんなに情報があっても、その情報を使おうと思わなければ、自殺は産まれません、明明白白のことですが。

裏返せば、その情報を使おうと思う人がいる、ということです。

そんな風に思わなくて済むような社会、ではないから。

この点を外してはならないと思います。

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<東海道新幹線>女性はねられ死亡 17万人に影響

2008年12月31日(水)0時51分配信 毎日新聞

  30日午後3時55分ごろ、神奈川県小田原市城山のJR小田原駅で、通過中の東海道新幹線下り東京発新大阪行きのぞみ(16両編成)に女性がはねられ死亡した。この事故で、帰省ラッシュで混雑のピークだった新幹線は上下線とも約1時間半運転を見合わせ、計約140本が最大1時間45分遅れ、約17万人に影響が出た。    (中略)
 県警小田原署によると、防犯カメラに女性が1人でホームから線路内に入る姿が映っており、自殺とみている。  (後略)

引用元:http://news.nifty.com/cs/headline/detail/mainichi-2008123100m054/1.htm

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こういう()、社会的コストの点からも、もしもこの女性が、こうした行いに至った背景を知り、そうした行いをとろうと思わなくていい社会に、今年こそ、舵を切りたいですネェ。

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「年越し派遣村」に130人=炊き出しや職業相談支援-東京・日比谷公園

2008年12月31日(水)20時46分配信 時事通信

  解雇され寮を追い出されるなどした派遣社員らを支援しようと、東京都千代田区の日比谷公園に31日、約20団体の実行委員会による「年越し派遣村」が開設され、年越しそばなどの食事の炊き出しや生活・職業相談会などが行われた。   (後略)

引用元:http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-31X235/1.htm

“派遣村”に支援求め250人超

2009年1月2日(金)11時42分配信 共同通信

 

 仕事や住居を失った労働者らのための“年越し派遣村”(東京・日比谷公園)に支援を求めて集まった人が250人を超えた。実行委が2日、明らかにした。大みそかの開設時は130人ほどだったがその後も増え続け、テント約50張に寝泊まり。外で夜を明かす人や、救急車で運ばれる人もいる。実行委は「寒さで衰弱している。今日にも緊急避難所が必要だ」と訴え、迅速な対応を取るよう厚労省に申し入れた。

引用元:http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2009010201000087/1.htm

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年末には、天ちゃんのところも、クリニックで責任を負っている患者さんたちについて、年末・年始対策カンファレンスを行いました。

長期休暇前の恒例ですけれど...。

親病院では、年末年始にも、精神科医が日直・当直をしてくれていました。

クリニックの必要な患者さん情報を、暮れに、女房役の師長さんが、親病院に届けてくれました。

病棟では、恒例通りならば、”越冬隊”が患者さんの間で組織されたハズです。

年末・年始は、生活環境がふだんとは大きく違う場合があります。

クリニックは閉じています(モチロンですが(^_^;))。

行政のサポートを受けている患者さんのサポートも、無くなります(お役所も休みですから)。

作業所や通所授産施設も、今年は長いお休みでした。

一方、天ちゃんのところの管轄エリアでは、訪問ヘルパーステーション、訪問看護ステーション、地域活動支援センターは、それぞれほんの短いお休みだけで、年末年始をサポートしてくれました。

この(”派遣村”のような記事を目にし...こうした活動が市民的なものとして取り組まれた、そういう社会の健全さがちゃんと生き残っていることに確信をもつ一方...

社会が、精神障がいを抱える人たちのレベル(?)に近づいてきて”しまって”いる。

そこに天ちゃんは...社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)、チャンスを見たような気がしました。

このが大きく育つ1年になってほしい。

育てるために、天ちゃんもできることをしよう(・へ・)。

まずは、A先生のような活動かなぁ~ (「そうやって手を広げるぅ!」 という、頼りの事務長のセーブする声が聞こえてきそうです(^_^;)。)

そう年始に誓うのでした。

 

”年越し派遣村”HPはコチラhttp://hakenmura.alt-server.org/

 

とうとう...厚労省も施設を開放しました(^^)v。

市民労組行政と動きました。

後は、政治財界がどう動くか...注視していきましょう。

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