天ちゃん
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2008/12 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< 「患者の語り」 ちこ さん | メイン | じゅんじゅん さんの「語り」に補足して;... >

クスリの効く 易怒性(1)

天ちゃん / 2008.09.26 23:28 / 推薦数 : 1

書こうと思った本題を、書くことができそうです(^_^;)。

このテーマでは...過去記事を2つ書いています(^_^;)。
    ↓       ↓       ↓
自律神経嵐の対 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080918/1
易怒性つながりで http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080919/1

自律神経嵐の時期は、易怒的になりがちである、って記事は以下。
    ↓        ↓       ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080807/1

 

そもそもは、この記事()を書いていた頃に、易怒性の目立つ男性患者さん(Oさん、とします)が初診されていました。

前医では、うつ状態を伴う不安障害とかっていう診断の下、薬物治療が行われていました。

天ちゃんの診断面接の結果は、躁うつ病(^_^;)。

易怒性が目立つって...たとえば

パチンコ店の駐車場に車を止めていて、乗って帰ろうと車に戻ろうと歩いていたら、「金出せっ!」って「若いニイチャン」に声をかけられたそうです。

一見して、「これは勝てる!」と思ったそうで...最終的にボコボコにしちゃったんだそうです(>_<)。

ま、カツアゲ、に遭ったわけですが...

「親からも言われたし、冷静になってみると自分もそう思うが、大した額のお金をもっていたわけでなかったから、有り金を渡して穏便に終わらせることもできた」

「ふだんから、イライラしていて、爆発してしまいました。」

...とのことでした。

疾患診断は、躁うつ病でしたが...状態像診断は、うつ病の症状いくつかと躁病の症状いくつかとが併存している...躁うつ混合状態とでも言える状態でした。

ちょうど、以下の記事ののところに相当していました。
     ↓        ↓         ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061101/1

ずいぶん以前の記事ですが...気分感情安定薬を選択する際の補足的な情報として、脳波検査を実施する、ってことをご紹介したことがあります。
     ↓        ↓          ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061023/1

その手順にのっとって、Oさんには、親病院で、脳波と頭部CT検査を受けてきていただきました。

Oさんの場合の易怒性は、実は、上記の時期にだけ見られるものではなく...躁うつ病(と後から振り返って言えたワケですが)の症状が割合改善しているときにでも、怒りっぽいというのがミソ(?)でした。

脳波検査の結果は...予想通り、ある一定の異常パターンを描いていました。

そのパターンにふさわしい(?)気分感情安定薬で、かつ抗テンカン薬を処方することにしました。

血中濃度を測定しながら(:健康保険を適応できるのは月1回まで(>_<))、有効血中濃度に達するまで漸増し...

たまたま今日の外来を受診してくださいました。

「(天ちゃん)先生、何か、最近怒りっぽくなくなってきました。」

<オクスリが効いたんでしょうねぇ(^^)v>

「しばらくできなかった、彼女ができたから、心安らかになったのかも...(?_?)」

<...(^_^;)>

(彼女との関係が良好なうちに、クスリを減らしてみれば分かるかもだけど...?(^_^;))

(つづく...)

人気ブログランキングへ

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080926/2/trackback

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。