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ちこ さん、お久しぶり~♪
その、ちこ さんからご質問をいただきました。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080916/Re_____1#comments
> (前略) 病前性格についてですが、「神経質因子」ですか・・・是非詳細を
> 知りたいと思います。(中略)
> そして私自身、自律神経症状が出ていて、うつの再発かと不安な毎日です。
> 今のところ気分は落ちてないと自分では思いますが。
> 多彩な身体症状に悩まされています。もっと自分を知りたいと思います。
自律神経嵐の時期、にいらっしゃるのでしょうか??
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060927/1
うつ病では、身体症状が必発、ですし...
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080212/3
...いずれにしても、「大変苦しい」と患者さんたちがおっしゃる時期・状態なのでしょう...。
> 病初期の 波 は、気分、感情だけでなく、行動、思考力、食欲、睡眠...といった
> 各症状が、日によって、時間によって、それぞれバラバラに、
> 良くなったり悪くなったりする、という現象が見られます。
> 体温や脈拍数といった基本的な生理的指標すら変化します。
> これは、自律神経系や免疫系も、病初期と回復期には、激しく変動するから、と考えられています。
> (これらの変動が、ご本人には主観的に本当にキツイ、という状態を産み出しているワケです。)
この時期の、天ちゃんなりの対応=工夫、についてご紹介します(^^)v。
エビデンスレス...ですが、臨床経験から、ってことでm(__)m。
自律神経(失調)症状が単一の場合。
たとえば、微熱であれば、解熱剤...
腹痛であれば、腹痛止め...
...などと、症状に見合った、対症療法を試みてみることがあります。
(医療って、よくできたもので...大抵の症状に対して対症療法用のクスリが用意されています(^_^;)。)
自律神経(失調)症状が単一の場合でも、多数(複数)の場合は...
自律神経症状の改善が見込めるオクスリを追加処方することがあります。
使用するオクスリも、自律神経症状の中身、によって多少変えることがあります。
実態は、抗不安薬である、自律神経(失調)症状を改善させる見込みのあるオクスリを追加処方してみることも多いです。
自律神経(失調)症状が多数(複数)の場合...
ちこ さんの抱えておられる精神疾患がうつ病であって、抗うつ剤の服用量の1日最大量までまだ余裕がある場合、
抗うつ薬を増量する、ってのは、かなり素直な対応かも知れません(?)。
抗うつ薬のもう一押し、ってのもよくトライしてみる方法です。
自律神経(失調)症状が、ナルホド、病初期...ちこ さんが恐れてらっしゃる再発前の症状なのであれば...
そして、上記(↑)したように、波が明確に見られるような場合には、気分感情安定薬の追加処方をします。
これは、良くなったり悪くなったりしながらだんだん悪くなる、という波のパターンに対する対策であると同時に、抗うつ薬の増強療法でもあります。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060925/1
オクスリが増えることを患者さんが嫌うこともありますし...そうでなくても、薬物療法以外の対策として。
自律神経(失調)症状をモニターしていただき、その症状が良くなったり悪くなったりすることがつかめる場合、良くなったり悪くなったりさせる要因が何かを検討してみます。
その要因を操作しやすい場合、その要因を軽減~除去(良くする要因の場合は強化)する工夫をご一緒に検討します。
後先になった感がありますが、実は、まずこの対策を講じることが、天ちゃんの場合は多いです。
ただし、なかなかその要因が突き止められなかったり、突き止められてもコントロールしにくい場合、上記のような薬物療法での対応をする...というスタンスが、天ちゃんと天ちゃんの担当する患者さんの場合...です。
これは、認知行動療法的な対応、と言えるでしょう。
この段階で、自律神経(失調)症状と睡眠時間不足とが関係していると評価された場合、睡眠確保対策について検討します。
生活上の良い工夫が発見できなくて、結局、睡眠薬や、「副作用として眠気が出やすいことが知られている(^_^;)」抗うつ薬を、この段階で改めて追加処方する、って場合もあります。
...薬物療法に頼りがち(?)なのは、医者の特性...?(^_^;)
それと。
これこそ、エビデンスレスで、天ちゃんの独自性かも知れませんが...指圧とかマッサージとか、症状に見合ったツボ刺激なぞを教授(伝授?)することも多いです。
これは認知行動療法のリラクゼーション法である、というにはかなりこじつけがましい(?)ですけど...(^_^;)
頭痛や肩こりや腹痛には、存外、効果が見られるような気がしています...(自分の方はホッタラカシ(^_^;)~医者の不養生??(@_@))
...とまぁ、今思いつくことを羅列してみました。
他にも、いろいろと対策=対応、はあるような気もしていて、書き損じている気もしますが...(気づいたらまた記事にしま~す(^_^;)
ちこ さん、以上のような情報をご活用いただき、一度、そのつらい症状について、また、再発をおそれてらっしゃるのであればそのことも含めて、主治医にご相談になってみられるのを推奨いたします(^^)v。
今日の午前中、ちょっと離れた自治体の保健師さんが打ち合わせに来られ...
「精神科の先生は、他の科の先生より、概して、患者さんの生活状況について進んでお知りになろうとされる方が多いように思います(^^)v。」
...っておっしゃってくださっていました。
この保健師さんは、長らく病院で、精神科以外の科で働いておられたそうで...
「世界一」厳しい医療費抑制政策の下で、一層「過酷な」低医療費政策の下で診療している多忙な同業者も、この国のそこここで奮闘されているんだなぁ~って勇気づけられた気がしました(^^)v。
...生活状況を知ることは、上記(↑)の要因分析に通じることでもありますから...(^^)v。
PS:病前性格については...また稿を改めてm(__)m。
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