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きき さんご本人から、先日の記事にコメント(↓)をいただきましたm(__)m。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080822/Re___#comments
> ご迷惑でなければまた色々質問させてください。
もちろん、ウェルカムです(^^)v
さて...
統合失調症なのか、失調感情障害なのか、精神病性の特徴をもつ気分(感情)障害なのか...実際の臨床現場では、困難なことも、正直多いです(^_^;)。
DSMの統合失調症の診断基準には...失調感情障害と気分障害を除外する基準があります。
(1) 統合失調症の諸症状と同時に、うつ病や躁病や両者の混合した状態が見られないこと
(2) もしも、同時に見られた場合は、気分障害の持続期間の合計が、統合失調症の諸症状の持続期間の合計に比べて短いこと
統合失調症と診断するには、以上の2つ(↑)が満たされることも必要です。
この(2)の場合...「短い」や「大部分」というのがビミョーです(>_<)。
「短い」の基準としては...全期間の10%以下、すなわち、気分障害の持続期間が統合失調症の持続期間の10%以下、という一応の基準はあるのですが...(T_T)
ところで、きき さんのご主人の場合...
> 主人は急性期は長く見ても2週間でしたのでどうやらその後が長引いているようですね。
急性期の諸症状が、長く見ても2週間、というのが本当だとしたら...統合失調症の診断基準を外れます(^_^;)。
幻覚や妄想といった...統合失調症の特徴的な症状は1か月の期間ほとんどいつも存在している必要(?)があるからです。
ただし、治療が成功した場合は、より短くてもOKなので...(^_^;)。
(さらに、この持続期間に、前駆期や残遺期を含めてもよいことになっていたりします(>_<)。)
一方、うつ病、躁病、混合状態などの気分(感情)障害の診断基準を満たすご経験をされたのでしょうか?
そういう経験をされていて、その期間が相当長いのならば、失調感情障害、という診断がピッタリ、ですが...(?)
統合失調症の特徴的な症状と、気分障害~うつ病、躁病、それらの混合~とが同時に、そして気分障害の持続期間が全体の持続期間の「短く」はなく、つまり全体の「大部分」に見られる...(^_^;)
なお、気分障害が、うつ病の場合は、抑うつ気分、といううつ病の診断基準症状が見られなければなりません。
さらに、少なくとも2週間、著名な気分症状を伴わずに幻覚や妄想が存在したことがある(失調感情障害の診断基準B)...
この診断基準Bが、精神病性の特徴をもつ気分(感情)障害との区別点になっています。
なんか...ジグソーパズルの組み合わせ(?)みたいな...(^_^;)
そこで、天ちゃんはどうしているかと言いますと...
(つづく...(^_^;))
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