| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 |
STOP!(硫水)自殺(全体もネ)シリーズ(?)を続けます。
実は...今日のテーマで書こうと思っていた記事内容の一部を、ちこ さんが先取りして先日コメントをくださっています(^_^)v。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080609/1#comments
>私の場合は、「もう(生きることをやめて)いいんじゃないの?」という思いが『ふと』浮かんできました。
> 絵画展に行った帰り、絵を見ても何も心が動かなかった自分に、「もういいんじゃないの?」って。
> 実行しようとした時に、主治医と親友の顔が浮かんで・・・引き止められました。
> 同じ言葉を、サポートしている友からも聞きました。
> 「もういいという気がします」とメールで言われ、緊急介入しました。
> そういうときの気持ちは、意外と冷静なものです。冷静にフッと死にさらわれそうになります。
> そういう希死念慮もありますよ。
ある患者さんは、
「駅のホームに立っていたら、なんだか知らないけれど、電車がホームに入ってきたら、フッと線路に吸い寄せられるような気がした。」 と後日語ってくださいました(>_<)。
この患者さんの体験は、上記の(↑)ちこ さんの体験にとても近いと思います。
また、ある患者さんは、
「気がついたら高いビルの屋上から下を眺めていて、ハッと我に帰って辞めました...」
と語ってくださった方もいます(^^;。
高いビルの屋上まで上って行った、途中経過の詳細をほとんど思い出すことが出来ないとのことでした。
この後の患者さんの精神状態は...解離症状と言って良いものだったろうと思います(>_<)。
いずれも、前回希死念慮の諸相、でご紹介したようなタイプとは違います。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080609/1
そうですネェ...
自分は明らかには意識しない、できない。
だけれども、無意識が...と言うべきか、体がと言うべきか(?)、「死」の方へと向かってしまう...(@_@;)。
そんなことが稀に(?)あるようです...。
どういう場面や状況、どういう心身の状態や状況のときに、この「意識し難い」希死念慮(?)が生じるのか。
それがつかめている場合は対策の採りようもありますので...外来治療を継続可能なことが多いです。
しかし、つかめていない場合は、入院治療の必要性を検討しなければいけません(・へ・)。
以上は...「意識し難い」けれども、いずれ仄かにでも意識はできる、希死念慮です。
通常は希死念慮には含めないと思いますが...
もう随分以前に紹介したある調査結果の項目の4番目に、次のようなものがありました。
↓ ↓ ↓
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070806/2
> 4.自殺の前に事故(交通事故やケガなど)を繰り返す人がいる。
> 正解は「正しい(○)」で、事故傾性(ジコケイセイ)として知られ、当時の調査の正答率は41%。
これを、事故傾性、って読んでいます。
確か、accident pronessの訳語、です(^^;。
ちょっと言葉が難しいですが、要は、この4.(↑)で示したような現象のことを言い、「自殺のサイン」のひとつとして知られています。
これは、事故傾性、じゃぁなかろうか? と気づいて、患者さんにお聞きしてみたことがあるのですが...天ちゃんの臨床経験では、ごく一部の患者さん以外ほとんどの人が、「死ぬつもりなんてなかった(ない)けどぉ」ってお答えでした(?)(^^;。
「ほとんど意識しがたい」希死念慮、とでも読んでおけばいいでしょうか...?
さらに、慢性疾患...たとえば糖尿病治療のインシュリン注射を怠るとか、高血圧の服薬を怠るとか中止するとか...いうのも、事故傾性、に含めることがあります。
内科医だった頃にごく数人、そして精神科医になってからは合併症をお持ちの患者さんで、こうした状況に気づけた際にお聞きしてみると...「別にどうなってもいい、構ゃあしない」って思っているって語ってくださった患者さんが多かったです。
「意識できている曖昧な(?)まだ柔らかい(??)」希死念慮とでも呼んだらいいのでしょうか...(?)
事故傾性の場合は、まずは、それと気づくこと、気づけること、が大事だと思います。
気づけたら...(天ちゃんたち)専門家の場合(?)、まずどういう経過や事情でそういう状況に至ったのか。
「ナルホドネェ~」って合点がいくまで、よくお聴きすること。
それが予防対策の「入り口」です。
人気ブログランキングへ固定リンク | コメント (7) | トラックバック (0)