天ちゃん
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2008/01 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

アーカイブ

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

キュウちゃんの母さん、マレキアーレさん、ちこさんから、このところ「うつ病」を巡るご質問コメントをいただいています。

ボチボチと...それらのコメントに触発された記事を更新していきたいと思います(^_^)v。

今日は...マレキアーレさんの以下()のコメントから...

> 時々、うつの方が集まる掲示板等を拝見させて頂いていますが、理解に苦しむことがあります。
> それは、うつになった責任が、家族であり、同僚であり、上司でありetc.つまり全部周りのせいだという主張が増えたことです。
[http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080115/1#comments]

天ちゃんは、「うつの方が集まる掲示板」ってのを覗いたことがありません(^o^;。

「うつ」と言っても、適応障害でうつ状態がメインなのか...うつ病なのか...躁うつ病のうつ病なのか...人格障がいの方のうつなのか...統合失調症の経過にみられるうつ状態なのか...など

まず、どういう共通基盤(?)に立って、意見交換がされているのだろうか? ってことが気になりました。

モチロン、意見交換なさっているそれぞれの投稿者にとって、「つまり全部周りのせいだ」というストリーを描くことは...まずはそういうこと(そう思いたい、思えること)もあるんだろうなぁ~とも思います。

 

ただ、その一方で...もう随分以前に...それも統合失調症シリーズ(?)のところで触れた「疾患モデル」が、まず浮かびました。
[http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070123/_O_]

主に環境から受けるストレスと、中枢神経の脆弱性と、通常生活経験の中で生い立ちながら身に付ける対処技能と、これら3者の平衡状態(ホメオスタシス)が崩れたときに、精神疾患は発症したり、再発したりする、という世界共通の精神医学の認識です。

...と書いていて気付いたのですが...(^^;

天ちゃんの担当している(していた)患者さんには、うつ病を(悪)利用している人が思いつかないナァ~ってことを書きました。
[http://blog.m3.com/tenchanoffice/20080115/1]

それは...折に触れ、ストレス-脆弱性-対処技能モデルについて、診療で触れているからって影響があるんだナァ~って。

もちろん、このモデルについて触れるときには...どうやって治療を組み立てましょうかぁ~って文脈であることが通常なんですけれど。

...どういうことかと言いますと(^^;。

うつ病(これがもちろん、統合失調症でも抵抗障害でも躁うつ病でも構わないのですが)の発症・再発の原因は? 犯人は? って問われたら。

ストレスも、脆弱性も、対処技能も!

...ってことになるからです。

理詰めで考えると...(^^;、目の前の患者さんお一人の抱える精神疾患の原因...と言うかぁ、ストレス脆弱性対処技能のそれぞれが、発症・再発にどの程度(何%)寄与しているか?

...ってことは、相当厳しい条件がクリアーできる患者さん以外では確定することはできません(>_<)。

理屈についての解説は、記事にせよ、記事にせよって、コメントをいただけましたら記事にしようぉかなと思いますが(^^;m(__)m)

「すべて周りのせいだ」ぁ~ってストリーを描きたい気持ちはよく分かる気はするのですが。

精神医学および疫学的(?)には...(残念だけど(^^;)「すべて周りのせいだ」ということには決してならない、というのが、結論なんですm(__)m。

人気ブログランキングへ

固定リンク | コメント (7) | トラックバック (0)