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うつ病を(悪)利用...!?

天ちゃん / 2008.01.15 18:50 / 推薦数 : 2

キュウちゃんの母さんのコメント(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071019/2#comments)に対する記事の続きです。

キュウちゃんの母さんによりますと...

 > 「うつ病」という病気が「深刻だ」ということを都合よく利用している人がいることに気づき始めていて複雑な思いを持っています。もしや、この「重度」の「うつ病」の方もそうなのではと。

「うつ病」という病気が「深刻だ」ということを都合よく利用している人ですか...天ちゃんの担当している(していた)うつ病を抱えた患者さんで、当てはまりそうな方はいません...。

この方は、ひょっとして躁うつ病を患っているのかも?ってことを前回、記事にしましたので...

うつ病躁うつ病の違いについては、このブログの左の「関連リンク」にある該当記事集をご参照くださいm(__)m。)

躁うつ病の患者さんには、こんな方がいらっしゃいました。

リストラの話が出て...上司面談を受けた際に、「君は病気持ちだから対象から外しとくネ」って言われたって方が。

そう言えば...うつ病を患って入院し、退院後も天ちゃんが外来主治医をしていた方で...

「職場に戻ってみたら、自分以外のほとんどが変わっちゃていてビックリ(@_@;)しました...。」

ってご報告くださった方もいました。

お二方とも随分以前の、リストラがニュースになることもあったような時期の例ですけど(^^;。

今浮かんだお二人とも、ご自分達から、躁うつ病うつ病笠に着て(?)厚遇というか...特別扱いするように主張されるような方ではありませんでしたけれど...

このお二人も、傍から見れば、精神疾患を利用している、って見えるや(たか)も知れませんヌ(?)(>_<)。

このお二人が、もしも、ですけど...

> 「重度のうつ病」で昨年の夏緊急入院して、周りにもそうのたまわれていたお方

・・・のように、わざわざ主治医に、病気を笠に着た発言を万が一実際に職場でしていたとしても、それをわざわざ主治医である天ちゃんに報告してくださる...ってのも、考え難いですし...(^^;。

天ちゃんが担当してきた(している)患者さんは...病状ゆえって側面もありますが...「会社に迷惑かけて申し訳ない」「上司(部下や同僚)に面倒かけて本当に情けない」「家族にも顔向けができない」「(自分は)不甲斐ない」などと、もっぱらまずご自身を責めてしまわれます。

復職に際しても、迷惑かけた分を取り返さなくっちゃぁ・・・と頑張ってしまいがちです。

そうなりやすいことを見越して、復職が視野に入ってきたら、そうなりやすいことを事前にお話しておきます。

...特にうつ病から回復された患者さんでは、それでも、復職に当たってその時点の力の120%を出してしまうことが多いですネ(^^;。


以上が、「典型的な」、天ちゃんの担当している多くのうつ病を抱えた患者さんについて、です。

ただ、キュウちゃんの母さんが、指摘? 気付いている?? ように見える患者さんが、職域でまま見られるようになっている。

...そういう指摘が確かにあります。

いくつかの雑誌で特集が、昨年組まれたことも目にしています。

逃避型うつ病未熟型うつ病、ニュータイプのうつ病、仕事中だけ「うつ病」になる人たち...

とまぁいろんな呼び方がされています。

そういったうつ病(?)というより、天ちゃんは、人格的発達という軸を持ってきてとらえるようにしていますけれど...

主に20~30代の若者(?)で、天ちゃんの担当している(た)患者さんでは、ごく少数派について、少ない臨床経験からですけれど、いくばくかのコメントをしたいと思います。

...それは、次回(今後)の記事で(^^;。

ただ、一言だけ、先取りして触れておけば(^^;...「のように見える」患者さんたちですが、医療側から見れば、しかし確かに精神科的支援ないし治療が必要な患者さんたちである、と天ちゃんは考えています(^_^)v。

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私は統合失調症ですが、うつも併発しています。
時々、うつの方が集まる掲示板等を拝見させて頂いていますが、理解に苦しむことがあります。
それは、うつになった責任が、家族であり、同僚であり、上司でありetc.つまり全部周りのせいだという主張が増えたことです。

幸い、私は病気発症のきっかけとなった職場を離れ、今は寛解状態ですが、自分のうつが職場のせいで発症したなんて考えもしなかったし、休職していた時期は、休んでしまった罪悪感でいっぱいでした。

同じ病気を患う者として、被害妄想を抑えるのは大変なことと思いますが、とことん自分を正当化できる方が同じ病気?には思えません。
確かに治療や支援は必要かと思われますが、同じ病気に見られたくない、ちょっと複雑な気分です。
written by マレキアーレ / 2008.01.15 21:41
キュウちゃんの母さんさんの質問と、天ちゃん先生のお答えを興味深く拝読しています。
私がかつてうつに陥ったときには、「迷惑かけて申し訳ない」「怠け病と思われてるんじゃないか」と・・・休んでいても気が休まらない状態で・・・。復帰を焦って、主治医のアドバイスに従えずに、猛ダッシュしては再燃の繰り返しでした。ようやく「病気なんだからゆっくりしてもいいかぁ~」と開き直れた時からが本当の回復でした。それからかなーり良くなるまでゆっくり調整し、やっと本当に復帰できたような次第です。
マレキアーレさんのコメントにあるような、うつをとことん他人のせいにする人たち・・・それは経過の中で一時的に出てくる、「自責」の反動かもしれないし、なんでも周囲のせいにしてしまうという「うつらしからぬ」病気かもしれません。そういう人が身近にいると、「うつの人って自分に都合のいいことばかり言うな」というような偏見を持ってしまわれるかも・・・。それはうつ病に対する偏見を助長してしまいますね。ましてや、躁うつ病となると見かけで判断されるのは苦しいです。
基本的に私が考える精神科領域の病気は、「本人が苦しんでるかどうか」「周囲が困ってるかどうか」に尽きると思います。傍目に見て理解不能でどんなに手前勝手に見えようとも、本人が苦しんでいるなら治療対象であると思います。「のように見える」患者さんへのサポートも必要ですね。天ちゃん先生、次の記事をお待ちしています。
written by ちこ / 2008.01.17 17:37
マレキアーレさん、ちこさん、コメントありがとうございます。
キュウちゃんの母さんのコメントも引きずりつつ(?)ブログ本文で、少しずつ記事にしていきます。
written by 天ちゃん / 2008.01.17 23:40

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