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5人の脳外科医先生たちから、思いもかけず複数のトラバをいただきましたm(__)m。
佐世保の銃乱射事件については、報道で知り得る範囲でしか情報はありませんので、個別事例について述べようとは思いませんが...
5人の脳外科医先生たちのトラバに触発されて、今日は、記事を書こうと思い立ちました(^_^)v。
<5人の脳外科医先生の関連記事>
・佐世保パラサイトシングル http://blog.m3.com/neurosurgeons/20071217/1
・銃 http://blog.m3.com/neurosurgeons/20071218/1
・no more 佐世保 http://blog.m3.com/neurosurgeons/20071220/No_more_12.14
もうず~いぶん以前にですが、ストレス-脆弱性-対処技能モデル、って世界共通の捉え方をご紹介したことがあります。
・疾患モデルのまとめ http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070206/1
--これらの記事のうち...以下(↓)に図を掲載しています。
・上記(↑)モデルの図 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070125/1
このモデルで、銃乱射、という「症状」もとらえることができます。
銃乱射、という「症状」を予防するにはどうしたらいいのか?
...っていうことについても、このモデルは、多くを示唆してくれます。
○脆弱性について・・・一定の環境条件&一定の(乏しい)対処能力の下で、銃乱射という「症状」を発しやすい心身状態に対する対策、ってことになります。
...この視点で効果的な対策を講じるためには、どのように、そういう脆弱性の高い人をスクリーニングするのか、という難問が立ちはだかってきます(>_<)。
ちなみに、自傷他害、という言い方をするならば、銃乱射は他害ということになりますが、他害リスクの高い人のスクリーニングと人権侵害という倫理的・法的価値観との間には、トレードオフの関係があります。
さらに、他害リスクの高い人のスクリーニングでは、感度・特異度にすぐれたツールを、心理学・精神医学は、まだ有していません。
○対処技能について・・・一定の(高い)脆弱性&一定の環境条件の下で、銃乱射という「症状」に至らないで済む対処能力をどうやって高めるかという対策、ってことになります。
衝動制御、情動コントロール能力をどうやって高めるのか、という結構タフで地道に取り組むべき課題となります。
保育や教育、もちろん家庭教育や地域の育成力をどうやってこれまで以上に落とさないようにできるでしょうか?
底流には、こういう認識をもって、「教基法シリーズ」を連載したこともありました。
http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061207/1
最近受診された、多訴的な親御さん(モンスターペアレント)の対応に迫られる中で、うつ病を発症した小学校の先生からお聞きした、その親御さんの言い草(?)が思い出されました。
「何で、一番がいけないんですか?」
360度全方向1番を取ることを迫られている小学校3年生の心身を追体験した、天ちゃんは、文字通り、昨今の気候のように、凍てついてしまいました(>_<)。
身も心も凍てついたそのはけ口を、その小学校3年生の男の子は、どこに求めるのでしょう?(T_T)
兄弟の中で、友だちの中で、クラスの中で、その地域の中で、...、世界で1番主義!
世界で1番になるために、叱咤激励、時に暴力(的)対応を続ける親、教師、...社会。
改正「教基法」は、それを煽りかねない...
・子どもへの具体的対策案のひとつ http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061019/1
閑話休題(^^;。
○ストレスについて・・・一定の(高い)脆弱性&一定の(乏しい)対処能力の下で、銃乱射という「症状」(結果)に至り難い環境調整や環境整備や法制度を含めた社会資源をどう整えるか、っていう対策ということになります。
これは、どういう社会政策を採るか、どういう社会づくりをするか、どういう国づくりをするか、ってことに通じる視点です。
具体的な対策案について、5人の脳外科医先生たちは、ブログで述べてらっしゃいます(^_^)v ⇒ http://blog.m3.com/neurosurgeons/20071220/No_more_12.14
天ちゃんは、ワーキングプア発生の問題と絡めて、収入格差モデル から 階級/福祉モデル へ、ってことをこのところ考え、(学会や雑誌などで)発言させてもらってきました。
次回には(^^;、そんなことを記事にしてみようと思っていますm(__)m。
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