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このシリーズ(?)も、もう少し(^_^)v。
医師、看護師の職場復帰の場合も、過去にこのブログで記事にした「職場復帰」のスタンス(?)が基本、です。
<関連記事>
・うつ病の回復と復職 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060922/1
・職場復帰 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060926/1
・職場復帰支援 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060628/2
--「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」 はコチラ ⇒ http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/10/h1014-1.html
・職場復帰における産業医の役割 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071009/1
以上の基本スタンスに立って、医師、看護師の場合の職場復帰に向けた工夫について述べます。
まず、何と言っても...医療機関(だけではないですが)で、「職場復帰支援の手引き」に沿ったシステムが構築されているか、が大変重要です。
多くのところで、職場復帰をシステム化できていません(>_<)。
職場復帰システムをまず構築すること。
それが何をおいても重要。
「復職支援の手引き」に掲載されている図(↑)を掲載しておきますm(__)m。
図が見難い読者はコチラを ⇒ http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/10/h1014-1b.html
この5つのステップで言いますと、第3・4ステップに相当することになりますが...
原則原職復帰の原則を破らないといけない場合が多いと思います。
当直や夜勤の入る、病棟勤務、救急外来(病棟)勤務では、どうしても睡眠リズムの確保が難しい。
睡眠の確保ができませんと、どうしても精神疾患を再燃・再発させやすくなります。
そこで、医師も看護師の場合も、夜勤のない外来やデイケア(デイサービス)や訪問看護ステーションや診療所勤務といった復職先を確保できるかどうかがポイントになることが多いです。
今、どこの医療職場でも人手が不足していますから、外来ベースの勤務であっても医師・看護師の働き手が戻ってくれることは、大変嬉しいことだと思います。
そうして、外来ベースの勤務を、一人前分担えるようになるまで、戻していきます。
看護師さんの場合、三交替の病棟に勤務せざるを得ない場合も、復職当初は、夜勤(準夜勤)を外し、日勤だけでまずは一人前分働けるまで戻していきます。
その後、準夜勤 ⇒ 夜勤、が入る勤務に段階的に広げていきます。
そうやって生理的な睡眠-覚醒リズムを崩す勤務形態に、徐々に移行していきます。
その場合のミソは、準夜勤、夜勤が入っても、いかに通常の睡眠-覚醒リズムに近づけるか。
たとえば、12時~7時半、が通常の睡眠-覚醒リズム、だったとしましょう。
準夜勤が、仮に3時~11時だったとしましょう。
準夜勤の朝は、通常とおり、朝7時半に起きます。
11時に勤務が終了した場合、何時に帰宅できるかにもよりますが、たとえば、11時半に帰宅できるとします。
その場合、帰宅と同時に、たとえば睡眠薬を使用するなどして、通常通りの12時には睡眠をとるようにします。
夜勤が、仮に10時半~8時半だったとしましょう。
この場合、できるだけ、夜勤に入る前の10時頃、ギリギリまで一度短時間睡眠を取るようにします。
夜勤明けのハイ、ってのは有名な生理的な現象ですが...(^^;
そのまま、遊びに行ったりしちゃう若い看護師さんも案外多いですけれど...
そういう猛者(?)は返上して...帰宅したら、すぐに寝るようにします。
それと、夜勤中に仮眠が取れる(与えられている)ところが多いと思います。
短時間作用型の睡眠薬を服用してでも、確実に仮眠を取るようにしてもらうこともあります。
このように、生理的な睡眠-覚醒リズム、をできるだけ崩さないように指導しています。
ただ...過去7年で、医師で、当直をできるところまで戻していけた例を、天ちゃんは経験していません。
遠い昔のような、寝当直(当直時間帯の多くを寝ていても大丈夫な当直)で済むところがあれば可能なのでしょうけれど、天ちゃんの過去7年間の経験の範囲では、どこも寝当直可能な職場はありませんでした(>_<)。
以上のように、精神疾患を再燃・再発させにくい復職先の職場を確保することは、事業所=医療機関の事業主責任、安全(健康)配慮義務のうちに入っています(^_^)v。
追記:東京都で実施している、看護師等就業支援事業のプログラムに似た、リワーク・プログラムが整備されると、看護師さんの復職支援がよりスムーズに進められるでしょう。
例として:日大病院のプログラム ⇒ http://www.med.nihon-u.ac.jp/hospital/itabashi/news/20070926173320.html
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