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医療職場(4)の続き

天ちゃん / 2007.12.03 21:40 / 推薦数 : 2

今日の午後の外来で、たまたま、某エネルギー産業系大企業の管理職の奥様にチェックを頼まれ...

何のか? と言いますと...今年度から体制を整備した、メンタルヘルス支援体制についての、でした(^_^)v。

目にした資料によると...この企業も、期病休者のちょど半数が、メンタル不全を理由にしています。

メンタル不全の特徴ですが、傷病給付金支給日数の平均が187日!

メンタル不全は、一度休みに入ると、どうしても長期化しやすい疾病特異性(と言ってます(^^;)があります。

天ちゃんから奥様(天ちゃんが主治医です(^^;)を通じて、ご主人へのコメント・・・

1)(安全)衛生委員会の位置づけがあいまいなので明確化を
2)復職支援システムがあいまいであるので至急検討を

...ってことでした。

事業場外資源としては、天ちゃんもよく知っている、某有名クリニックや、某有名EAPプロバイダー等と契約されています。


さて(^^;、前回の記事http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071127/2)の続き、です。

セルフケアについて・・・天ちゃんの知っている医療機関では、いわゆる制度研修にメンタルヘルス教育を組み入れていることが普通です。

院所長、看護師長、部課長研修とか...いわゆる経営トップで行っている各種会議の一環として、学習会・研修会・講演会が組まれています。

看護部の場合、看護管理のトップ ⇒ 各病院・診療所の師長&主任 ⇒ 3年目、2年目研修...といった順番で、講演会・学習会が企画されています。

こういう講演会や学習会のレクチャーを担うことの多い身としては、面倒なのですが...(^^;

職制で言うと、看護職の場合、看護部長と看護師長クラス、看護師長と主任クラス、師長・主任とその他看護師、といったように、前後の職位にまたがる職員を混ぜて講義を行った方が効果的だと思います。

情報を共有しているってことが大変大事です。

上司は部下の相談対応をする職責があること、部下は上司に自分の心身状態について報告義務がある場合があることなどを、上司と部下双方が同席の上で、お話しておけるのが望ましいです。

それによって、ラインによるケアが促進されやすくなるからです。

ある大きな医療法人では、衛生管理者資格取得者を20人ほど産みだしたって試みを以前に紹介しました。http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071121/1

これなどは、事業場内スタッフによるケアの、スタッフの質・量を増し高める取組み、と言えますネ(^_^)v。

医療機関の場合、たとえば、その病院に精神科・神経科があったりしますよね。

もちろん、利用する職員の希望に応じて、ってことが原則ですが...

できれば、主治医(機能)は、自分達の医療機関以外に設けた方が賢明です。

一番分かりやすい例は、自分の働いている職場(部署)が、その精神科・神経科外来(や病棟)だったら、どうでしょう?

働いている同僚のいる外来(や病棟)に平気で、「患者として」通院(入院)できるでしょうか?

熟練した精神科医(とスタッフ)であれば、主治医機能と上司・部下・同僚関係とを上手に仕分けし、時に上手に利用して主治医機能を果たせるようになりますが...

この場合、普通は、主治医-患者関係を組むのを避けた方が、(お互い)混乱が少なくて済むでしょう(^_^)v。

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