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精神科医に限らないとは思いますが...
精神科医の「お仕事」には、いわゆる診療 ≒ 治療、以外にも種々あります。
もちろん、種々の、書類書きの多さについても、過去に記事にしました...。
今ざっとおもいつくものだけでも、自立支援医療、精神保健福祉手帳、障害年金~初回申請と現況届~、障害者自立支援障害程度区分認定のための主治医意見書、鑑定書~労働関連自殺・精神疾患や成年後見制度やその他民事・刑事訴訟上の~、訪問看護指示書、介護保険の主治医意見書、福祉施設の利用に当たっての診断書...etc.etc.(>_<)
◆関連記事◆
自立支援法の自立:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060630/1
主治医意見書のポイント:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060519/1
障害程度区分判定の問題:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060825/1
社会人の礼儀~お役所仕事:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070830/1
過去に、当法人の医師が、退職開業するので...玉突き人事で、天ちゃんトコの医師体制が厳しくなる~って記事を書きました(^^;。
それが、正にいま。
ちなみに、退職医師は、いわゆる「立ち去り型サボタージュ」ではありませんけど。
精神疾患、とくに気分[感情]障害をかかえる患者さんが増えています。過去10年で、2倍! でした(>_<)。
(うつ病増加中!:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070115/1)
でも、精神科・神経科・診療内科医は...同じ期間に1.2倍にしか増えていません。
精神科の病床数は、実は、日本の全病床数の4分の1。
なのに、精神科医数は、たったの4.7%! でした(>_<)。
...で、いよいよ今夜の本題ですが...(^^;
医師体制が弱くなっているために、新患受診の要請を、このところ、ことごとくお断りしています。
医師体制が「相対的に良い」、親病院の外来を紹介させていただいてはいますが...。
あっちも大変なようです。
お待ちいただけそうな病状の患者さんについては、1ヶ月以上先の新患受診予約枠にご予約いただいています(^^;。
未治療期間が長いほど、うつ病、統合失調症の治療開始から回復までの期間が長くなることは、エビデンスが集積されてきています。
天ちゃんも、だれでもそうですが、1日24時間しか与えられていませんので...こうせざるを得ません。
それに、この時期は、来年度以降の、自治体の嘱託業務(その多くは医師会を通じたもの)、保健所(保健センター)の嘱託業務(精神保健相談だけでなく種々のコンサルタント的な業務)のご要請をたくさんいただきます。
...こんな天ちゃんトコに、自治体や保健所(保健センター)の保健師さんが、上司を説得(?)した上で、わざわざ白羽の矢を立ててくれるのですm(__)m。
開業間近の先生であれば、そういったルートから、自院の患者さんを増やすことに通じるので、引き受けていただきやすいって例も、場合によってはあるかも知れません(?)。
天ちゃんが、所長に赴任した時点には、電話帳とか駅の広告とか、HPリンクとか、クリニックのPRになるように、クリニックの情報や連絡先がすでに掲載されていましたが。
2年目からは、更新性の広告は、すべてやめてもらっています。
宣伝なんかしなくたって、応え切れないほど、受診希望の電話や、突然クリニックにお越しになる方が、ひっきりなしだからです(^^;。
それに診療報酬マイナス改訂もあり、無駄な(?)経費は可能な限りカットせざるを得ませんし。
その上、職域のメンタルヘルスは、全然、改善しておらず深刻度を増すばかりだからでしょう、メンタルヘルス講演だけでなく、産業医(もちろん選任でなく非常勤としてですが)契約を求めるご連絡もいただいています。
だがしかし!
前記したような事情が絡んで、特に今年は、例年になく、お断りせざるを得なくなっています。
大学や専門学校の非常勤講師の話しなども打診をいただいています。
いろんなルートを巡りに巡って、マスコミや雑誌等の取材依頼も、なぜか続いています(^^;。
...だがしかし! なんです...
天ちゃんの悪いクセで(?)、天ちゃん自身が対応しちゃうと、どうしても現場(相手)の状況が理解できて、お断りしづらくなってしまいます(^^;。
というワケで、今年は特に、頼りの事務長さんに、こういったケースへの対応をお願いしていて...結局、お断りの対応をさせちゃっています(T_T)。
ひょっとすると、お断りさせていただいた「お相手」の方で、このブログの読者さんってこともあるやも知れませヌ(^^;。
この場を借りて、こういう次第ですから、本当に申し訳ございませんm(__)mm(__)m。
(でも、こういう事態になっちゃったのは、この国の精神医療に限りませんが、国民が選んだ事態ですから...(と言うのが、この数年、外来患者さんへの天ちゃんの口癖だったりします(>_<)))
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コメント一覧
昨夜日本テレビのドキュメント番組「取り残される医療難民 消えた病院」を見ました。
辞めていく医師の増加。残った医師の疲労。紹介状をもらうために受付に群がる患者。お世話になった看護師にも挨拶ができない騒然とした病院内。
受付のシャッターが閉まったときに涙がでてしまいました。
5000人もの外来患者を引き受けた市中病院も一日数人しか増やせない状況。
だがしかし!・・・・!!ですよね。
負の連鎖はどこまで続くのでしょうか。
> 受付のシャッターが閉まったときに涙がでてしまいました。
シャッターの向こう側でも涙がでていた医療従事者がいたことでしょう(?)。
> 負の連鎖はどこまで続くのでしょうか。
ネオ・リベ(新自由主義)的な路線が舵きりされるまでだと思います。
こと医療については、「医療費抑制政策」路線が舵きりされるまでだと思います。
「重度のうつ病」で昨年の夏緊急入院して、周りにもそうのたまわれていたお方の病気についてご質問があります。
このお方はなんと、昨年年末にはしっかりと職場復帰していました。けっこう難しい仕事をこなしているようです。「重度」のうつ病でも、こんなに早く職場に戻ることが可能なのでしょうか?
個人差もあるかと思いますが、でも多少なりにうつ病に関心がある私は、こんなことはあるのか?と疑問に思っています。
「うつ病」という病気が「深刻だ」ということを都合よく利用している人がいることに気づき始めていて複雑な思いを持っています。もしや、この「重度」の「うつ病」の方もそうなのではと。
真相を知りたい、キュウちゃんの母より
何回かに分けて、ブログ本文でお答えして行こうと思います。
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