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15日前の記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071016/2)の続報で~す(^_^)v
今日、ご連絡をいただいて...
国は控訴せず、判決が、無事(!?)29日に確定したそうで~す。
マスコミも大きく報道で取り上げてくれたこと(記者会見もあったらしいですネェ。)
なによりも...世論からも広く支持を得られたことが、確定につながったようです(^_^)v。
...そう言えば、ちょっと古いニュースですけど(^^;、こんな記事(↓)もみかけました(全文引用;一部改変m(__)m)。
裁決書などによると、男性は市内の同社で商品管理の仕事をしていたが、1999年8月に営業部に配置換えとなった。新しい職場では、営業経験がなかったにもかかわらず、上司より高い売り上げ目標を課せられ、毎日のように上司からしっ責されたという。時間外労働は1か月当たり約85時間に及び、男性は同年12月に自宅で自殺した。
[出典:http://newsflash.nifty.com/news/tk/tk__yomiuri_20071018i415.htm]
裁判になった場合負けそう、なものは、こういう形で、逆転裁決してくるんでしょうネェ...。
国を相手の裁判ってなれば、そして国が負ければ、裁判費用は、天ちゃんや読者のみなさんの税金から支払われるワケですからぁ~
そういう点からも、大変、良いことと思います。
しかし、本当に、職場が暴力的に、危険な場所にとなってきている一端をうかがい知れる、事案ですネェ。
経営者、労働行政(政治家と官僚)が、そういう職場を野放しに、いえ、そういう職場になることを推進してきたワケです。
テロ特措法って、要は、暴力(戦争)推進なワケですから、職場の暴力化と通底しているのだと思います。
今夜は、ご報告まで~(^_^)/~
PS:夜間診療後の水曜日は、筆? キーボード? が鈍ります(>_<)
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去年も記事にしたことがあります(^^;(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061031/1)。
医師会ルートのお仕事、です。
親病院の外来を休診にして、午後、出かけてきました。
就学指導 カラ 就学支援、に変わったってことは去年かきました。
お宅のお子さんは、養護学校(ヨウゴ)がいいでしょう。
特殊学級、改め、特別支援学級(トクガク)がいいでしょう。
この子どもさんは、通常学級(ツウガク)でいいでしょう。
...って、コチラが決めたり、指導したりする ノデハナク、
あくまでも、親御さんがお子さんの就学先として、どこと決めるかを、コチラが支援する、って位置づけになりました。
この委員会は、自治体立のトクガクを擁している小学校校長先生を委員長さんに、ヨウゴの先生、トクガクの先生、臨床心理士(大学教授)、自治体保健師、教育委員会指導課長および課員などが構成員で、総勢15名、です。
設置根拠は、学校教育法第75条第1項、です。
プレイルームを使って、行動観察と就学相談がもたれます。
それと並行して、医療相談を行うのが、天ちゃんたちの役目です。
過去2年間、医療相談医師は2名でしたが、今年は3名に増員され...時間にあまり追われずに、医療相談できました(^_^)v。
今回の他の2名の先生は、小児科の先生。
アトピーを専門にされていましたが、最近では小児心身症を診ることも多くなりました、と小児科の女性先生とご挨拶。
今回は、たった(?)3名、というか3組の親子のインタビューでしたが...
うち2名の男の子に...天ちゃん ≒ オジサン、は嫌われちゃったみたいです(^^;(プロフィールのイラスト参照)。
親御さんの話では、オジサンを、恐がっちゃうそうで...(^^;
陪席していた、指導課主任(若い女性)さん!
「オジサン、恐くないわよぉ~」って...(^^;
「アラッ、(天ちゃん)先生、スイマセン~m(__)m」
<そりゃぁ、お姉さんの方が、いいでしょう...(ヨォ?)(^^;>
それにさすがに...お兄さんってワケには...(^^;
ところで...
親御さんが就学先をお決めになるのを支援するべく...
障がいや疾患の診断をいつどこで受けたのか、あるいは、受けていないのか
就学前の同年齢の幼児のADL、IADLに比べた自立度の面から、どの程度か
意思疎通の能力の程度
同世代の集団の中での適応能力の程度
学習に対する構えや態度
すでに支援(トレーニング)を受けている場合は、以上の能力の発達スピード
...といった子どもの心身状況について、インタビューするのはもちろんですが。
親御さんが、以上の状況について、どう把握されているか?
現時点で、就学先をどう考えておられるか?
そう考えるに至ったプロセス...ヨウゴやトクガクを見学したか? 本人も一緒だったか?
一緒だったなら、その時の反応(様子)は?
特に、親御さんが就学先について、迷ってらっしゃる場合に、その迷いの内容について、詳しくお聞きすることの方が、むしろ大事だナァ~って、感じています。
そこを聞き取っているうちに、迷いながらも、親御さんが、お子さんの障がいに対する認識が進み、お子さんの発達が保証されやすい就学先を、徐々にお決めになっていくのを見守らせていただく...そんなスタンス、でしたネェ。
それは、天ちゃん自身の、子どもの進路選択についてのスタンスについて、貴重な視点をいただけちゃう機会、だったりします(^_^)v。
翻って、障がいについての、コチラの味方・とらえ方が、試されるって側面もあると思います。
天ちゃんは、まずは親御さんをできるだけ労いたくなっちゃいます。
<今日はお父さんも一緒に来られて、大変でしょうけれど、奥様もお子さんも嬉しいと思いますよぉ~(^_^)>
<本当に、ご苦労様で~すm(__)m>
...ってつい口をついて出ちゃいます(^^;。
だって、障がいのある子どもを育てるのは、(この国、この地域では)正直、本当に大変! って感じるからです。
日々の外来で、障がいのある子を抱え、周囲の目(それはご自身の目でもあるのですが(^^;)を気にしつつ、疲れ果てて、主にうつ病ですが、親御さん自身が、幾人もメンタル不全を抱えるに至るさまを、診てきていますから。
そういう親御さんが産まれない、この国、この地域づくりが出来ればナァ~って、思います。
1億数千万人分の1、ウン十万人分の1の、この国、この地域で共に暮らす大人としての責任を感じ、申し訳ない思いに駆られることがあるからです。
そして、正直、全然不十分だけれども、障がいのある子を得た(得てしまった)というハンディーを、この国、この地域で、つまり社会的に支援していけたらいいナァ~ってスタンスで臨んでいます(いました)。
...明日、就学判定委員会がもたれます。
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今日のお昼休み、女房役の師長さんと。
「何か、このところ慌しいというか、変ですネ~」 って...
ちこさんのコメントに触発されて(?)、今日の記事を書こうと思い立ちました。
(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071025/2)
天ちゃんも、なんだか、疲れ気味というか...
まずヒトツには...9月最後の週から、外来およびデイケアの患者さんの状態が、どうも今ひとつ燻っているカンジなんですネ(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071005/1)
> 今週は...記事内容に、息切れが...(?)
ちょうど、この頃から...(?)
それと...当クリニックの職員は、本当に、中小零細企業で...正規スタッフ5名+非常勤スタッフ数名、って構成で細々と街中で医療を展開しているのですが...
(医師会の調査でも、診療所院長の収入は、中小企業の自営業者並み~ってのに、妙に納得できちゃった、天ちゃん、です。http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071027/2)
ここは、プライバシーの問題に抵触しなければ良いのですけれど...
やはり、デイケアスタッフの要の、若手作業療法士(OT)が、オメデタ...と喜びたいところなんですけど...
今月初旬から病休になっちゃったのが、響いているかなぁ~~ってことで、女房役の師長さんと、一致しました。
先日、診断書の提出と傷病手当給付用紙の受け取りに、ご主人がお見えになって、その後の経過は良いようですけれど(^_^)v。
(手作り風結婚式:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061113/_0_)
親病院に、応援を頼みました...
このブログの読者さんなら、よ~くご理解いただけると思いますが、どこもギリギリの体制でやっていますので...(>_<)。
抜けた穴を埋めるだけの応援は、無理な状態で、日々の医療を守っているところです。
もう、この守っている、ってフレーズが出るってこと、すなわち、気持ちが後ろ向き~~(?(^^;)
女房役の師長さんも、たびたび、このところ、デイケア場面に参加。
「1週間の仕事のパターンが違って、調子がくるっちゃっているみたいで...」 (>_<)
すると、天ちゃんが主に担っている外来診療部分で、女房役の師長さんにアシストしてもらっている部分に、手抜かりができる。
薬物血中濃度測定など、諸検査のオーダーが、控えめになる...
薬物療法の調整が後手に回りがちになっているかも知れない...(?)。
内容によっては、頼りの事務長に負担が回る。
同時に、今デイケアを孤軍奮闘で切り盛りしてくれているスタッフは、精神保健福祉士(PSW)なものだから、患者さんで制度利用の必要が発生した場合、ほぼ一手にこのところ引き受けてもらっていた案件処理が、スムーズに進まなくなる。
この点については、すぐ近くに、地域相談センター、が開設されているので、事情を話してお願いしてます。
そこは、地域のネットワーク力! ガッテン、喜んで! ってことでした(^_^)v。
...ま、あんまり、現場の実態を曝しても...ですが(^^;、要は5人分の業務を、4人でこなしていると言えるワケ。
今更ながら...ホントに、チームワークで、医療を提供してきたんだなぁ~って。
...と記事を書いてきて、シッカリ納得!(^^;。
ちこさんのご主人も、
> 今はただ、貝のように毎日勤務し、休日は部活指導に行ってます。
(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071025/2)
天ちゃんたちも、今しばらく、この貝のように...引きこもって、ウ~ン、がまん、ガマン...と決め込もうと思うのでした。
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少し前に、対予算赤字って記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070730/1)を書きました。
昨夜は...当クリニックに2ヶ月間実習に来られていた学生さんの「ご苦労さん会」でした(^_^)v。
...つまりは、飲み会、ってことです(^^;、よくご承知でしょうけど。
会場は...このところ恒例化している(?)、隣の割烹料理屋さんです。
(オイシソ~な臭い:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060525/1
この記事(→)のPS:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070921/2
ワッ、ハヤッ:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070929/2)
女房役の師長さんが、手配してくれました。
それに先立ち...
その学生さんの、実習報告会、を所内で行いました。
だいたい、お一人、患者さんの協力を得て、学生さんが担当についてくれます。
ふだんはとても、学生さんのような濃厚な関わりはできませんので(^^;、患者さんにとっても、職員にとっても、大変な好機ととられています。
当クリニックに来てくださる学生さんは、これまでも大変、優秀な子が多く...本当に助かっています(^^;。
学生さんのレポートをより良いものにすると同時に...学生さんの関わりを引き継ぎ、今後に活かすためにも、また患者さんのサポート体制が変化しますので、そのお手当について検討する意味もあります。
その報告会、というか...なにはなくともカンファレンス! の後...
なかなか開けてなかった、診療所会議を開きました。
要点は、対予算赤字~(@_@;)、の確認、です。
それだけでなく、先月は、当法人の各病院、診療所その他の事業所のほとんどが、全般的に赤字~(@_@;)
赤字を当方人は、▲の記号つきで示します。
▲づくしの、比較損益計算書(PLシート)(@_@;)!
当法人としては...久々、というか珍しいというか。
今夏から、法人全体の経営が大変厳しい状況であるとは聞いていましたが。
...この状況は、何も当法人、当クリニックに限ったことではなかった。
日本医師会会員に送られる配信記事を全文引用(↓)します。
記事内容が、今の天ちゃんの実感に、大変マッチしていますので。
一部の数字や結果のみを、マスコミのように都合よく(? 何の、誰のためか!?)利用されることは、記事(↓)の発信者の本意ではないでしょうから。
◎緊急記者会見◎
┗━━━━━━┛
◆医療経済実態調査の問題点を指摘
日医は、10月26日、中医協終了後、竹嶋康弘副会長、鈴木満・中川俊男両常任理事の出席の下、厚生労働省内で記者会見を行い、当日の中医協で公表された「第16回医療経済実態調査(医療機関等調査)結果速報―平成19年6月実施―」(以下「実態調査」)に対する日医の見解を発表した。
会見の冒頭、竹嶋副会長は、中医協で審議が行われる前に、一部の日刊紙で、実態調査の結果が報道されたことを問題視。今後このようなことがないよう、厚労省などに申し入れを行ったことを明らかにした。
引き続き、中川常任理事が、日医が作成した「TKC医業経営指標に基づく動態分析の概要」について解説した。TKCは、会員数約9,500名からなる税理士、公認会計士のネットワークであり、今回の「動態分析の概要」は、TKCから資料の提供を受けて、日医総研が医療機関の経営分析を行ったものである。
同常任理事は、今回の解析には国公立病院が含まれていないものの、診療所5,417件、病院700件と客対数が非常に多く、定点観測を行っていること、年間で前年と比較できることが「実態調査」と大きく異なるところであり、信頼性が高いと強調。その分析結果によると、(1)病院・診療所、個人・法人の4区分のいずれにおいても減収・減益となっていた、(2)診療所においては、保険診療収入が、ほぼすべての診療科で減少し、経常利益率もほとんどの診療科で低下していた、(3)損益分岐点比率は、「危険水域」と言われる90%を超えており、特に外科(無床・院内処方)では100%を超えていた、(4)病院でも、すべての医療機関で経常利益率が低下し、損益分岐点が90%を超えていたことなどが明らかになったと説明した。
一方、「実態調査」について、同常任理事は、(1)基本的に定点調査ではないため、調査年によって、病床数、従事者数の平均が異なることから、医業収入も正確に把握できていない、(2)個人と法人を合わせた「全体」費用や収支差額が掲載されているが、個人の費用には院長給与などが入っておらず、前提が違うものを合算するのは適当ではない。(3)今回の調査では、統計上は「外れ値」と呼ぶべき、かなり特殊なケースを含めた処置をしており、統計調査としては不適切、(4)6月単月を対象としているが、6月には発生しない費用は捕捉できず、収支の差額に影響を与える―等々の問題点を指摘。
そのうえで、今回示された「実態調査」から明らかになったこととして、一般病院の入院基本料が13対1以上の医療機関では、給与費率が高くなり赤字であること、病床規模別では病床数が多いほど赤字になり、500床以上の病院の医業
収支差額が最も悪化したこと、一般診療所の医業収支差率は前回に比べ悪化したこと、院長の給与については、一般診療所院長の給与は公的病院院長と一般病院院長のほぼ中間であること―などがあるとした。
さらに、同常任理事は、日医が行った「診療所開設者の年収に関する調査結果」についても説明。個人診療所開設者の手取り年収が、55~59歳で約1,469万円と、中小企業の経営者や金融・保険業の部長クラスの収入と同程度であり、法外に高いとは言えないと主張。また、一部のマスコミで、病院勤務医師に比較して、診療所院長の給与が高いとの報道がなされた点についても、「院長には経営責任があること等を考えれば、診療所院長の給与は決して高いものではない。むしろ、病院勤務医師の給与の低さこそが問題である」と強調した。
最後に、同常任理事は、一般病院が危機的状況にあること、そして多くの医療機関ではコスト削減の経営努力を続けているが、これ以上のコスト削減が強いられれば、医療の質は確実に低下すると述べた。こうした状況の根本的な要因は長期間にわたる医療費抑制策にあり、来年度の診療報酬の引き上げを強く求める方針であるとした。
また、診療報酬改定の議論は、実態に即した指標を基にして行われるべきであるとし、今後は問題の多い実態調査の抜本的な見直しを求めていくとの考えを示した。
◆問い合わせ先:日本医師会総合医療政策課 TEL:03-3946-2121(代)
◆緊急記者会見資料はこちらから
⇒ http://www.med.or.jp/teireikaiken/index.html
この最後の資料を見ると、対象精神科医療機関の特徴や数がはっきりしないのですが...
精神科に限れば、善戦しているナァ~ってカンジでしょうか。
天ちゃんトコは、以前に記事にしたように...
医師体制が、ちょっち、厳しくなっている時期にあり、それは端的に、新患の患者さんを受け入れにくい状況にあることが示しています。
頼りの事務長の分析は、これが大きく響き、対予算赤字~(@_@;)、とのことでした。
ウェイティング・リスト期間が、長くなっているってことです。
それを待てない患者さんについては、当クリニックとしては、実質上、診療拒否している、ってことです(>_<)。
(親病院や問い合わせのあった近隣の精神科医療機関をご紹介していますが...)
~~英国の医療状況は、少なくとも、天ちゃんとこ界隈では、とっくの昔に起こっています(>_<)。
でもこれで、対予算赤字~(@_@;)、です。
上記、医師会の資料によると...自由診療で対応しているところも結構あるようで...
自由診療とは、つまり、全額患者さん負担。
かつ、その費用は、医療機関が自由に設定できます。
...これ以上、あんまり厳しい状況が続くなら...そういう選択肢も考慮...???
歯科では、すでに日常的に実施されていますしね。
語学力をシェイプアップして、同じ労働力の割き方で、身銭がいい国に脱出! って手もきっとすでに実践されている医師は多数おられるでしょうし、これから増えそうですね(>_<)。
メディカル・ツーリズムを積極受け入れ...?
日本の診療報酬はかなり安いので...(>_<)、経営のマイナス分をカバーできるだけの上乗せして...
天ちゃんとこは、更新性の広告をすべて断ったって記事を書きましたが...
(お断りの季節:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20071019/2)
...とかって広告を、○○語圏の国でPR?
...どうやら、厚生労働省は、病院の収入を増えるようにし、一方、一般診療所への診療報酬費を、押さえ込みにかかりそうですから...
そうすれば、開業ラッシュが減るって算段でしょうけれど、ご同業の諸兄姉は、さて、どう身を振ると思いますぅ??
医師以外の読者のみなさんは、どういう方向を望みますか??
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過去に、教職員のメンタル不全も悪化していること、教職員のメンタルヘルスをテーマにした小さな研究会が予定されていることを記事にしました。
◆過去記事◆
教職員のメンタル不全も増加中:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070411/3
養護学校教諭はリスクが2倍:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070629/2
上記記事の補足です:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070702/_afcp_1
教職員のメンタル不全学習会:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070809/1
天ちゃんは、その研究会には、事情で参加できなかったのですが...
今年4月に実施された、全国学力調査、の結果が、各マスコミを賑わわせている(?)...
その今夜、上記研究会の概要について、情報を入手する機会がありましたので、一部、ご紹介したいと思いま~す。
(ちこ さん、この記事をご覧になってくださるカナ?)
以下は、現場の教職員代表からの発言です。
教員は、授業以外に多様な仕事をかかえている。たとえば、小学校では、子どもが帰ると、職員会議、学年会議、校務分掌会議、研修推進委員会、児童会の各種委員会活動、研修部会など、子どもと遊ぶ時間もとれないほど会議がある。
確か...OECDのデータだったと思いますが、日本の小学校の先生は、他国と比べて、授業時間数が圧倒的に少ない。
少ないけれども、長時間労働で、多忙である、という特徴が指摘されていて、なるほどその通り! なんですねぇ。
中学校でも、会議の多さは同様のようです。
管理職による、パワーハラスメント(和製英語;=モラル・ハラスメント)も増えている、そうです。
こうした変化は、2002年の学校完全5日制以降、顕著になってきたそうです。
某県の教職員の場合、労基法通りに、時間外勤務手当を試算してみたら、時間外手当(超勤手当)が、年額580億円にもなった(@_@;)。
研究会では...この現場の声を裏付ける、教職員の大規模サンプルを対象にした、調査研究の結果も紹介されていました。
一言でまとめれば、長時間過重労働。
9割が勤務時間中に休憩が取れない。取れたとしても、その3分の2は20分未満。
4人に1人が、睡眠時間6時間未満。
半数が、1日の持ち帰り残業時間が2~3時間。
どこまでが仕事で、どこからかが仕事でないか、学外職務がどこまで仕事なのか? その線引きが難しい。
長時間過重労働で、全国学力調査結果をザッと見ても...正答率など相当高く、PISAの結果でも、日本はよく奮闘している...と思います。
対GDP教育予算割合は、OECD中最下位レベル。
結局、少ない人手で、その人での熱意とボランタリー精神(?)で、この国の教育が支えられている。
天ちゃんたち、医師の状況、医師の労働と大変良く似ている、と感じます。
ストレスの原因では...
8割前後の対象者が、回答していた項目では、「保護者・地域との関係の複雑化」、「児童・生徒の授業態度の変容」でした。
モンスターペアレントとか、モンスターペイシェントとかいう表現を、報道等でも目にするようになりました。この点でも、医師、教師は大変似た状況に置かれているのだと感じます。
それが裏付けられている結果と言えるでしょう。
幸い...天ちゃんが責任を負っている小学校では、今のところこういった話は聞きません。
(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070426/PTA_、http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070521/1)
精神科治療技法の中に、集団精神療法とか、社会リハビリテーション、コミュニティーケア...といった、集団・地域を介入対象とするものが確立されています(^_^)v。
細かなことは抜きにすれば、集団や地域の構造化をすることと(ルール作りをすると言ってもいいです)、構成員の支えあい力を高める、そういうアプローチを治療者がする(その責任を果たす)、ってぇのが要点です。
医療も教育も、お金をどれだけかけられるか(もちろん、個人が、デハナク、国が、ですが)が、本質的に重要です。
でもその一方で、上記の要点をあてはめれば...
同時にできること、要は労働基準法・労働安全衛生法(ローアン、ですネ(^_^)v)を現場に徹底させる。
病院管理者、教育委員会(その代理者である学校長)は、その責任を果たす。
さらに、マスコミ、その情報を消費する国民が、サポート力を発揮してほしい。
そう強く願う、天ちゃん、でしたm(__)m。
もちろん! 企業経営者もネ↓↓m(__)m
(いつもの(?)JRの駅の壁に貼られていたポスター(^^;)
◆過去記事◆
学校にローアンの風を:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070726/1
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猫さんから...
> 「統合失調症特有の生活のしづらさ」って、いい表現ですよね!?
> 俺とか使ってたんですが、研究でこの言葉を使おうとしたら先輩に(精神科認定NS)
> 「そんなことばあるの?」
> と言われて。自信なくして検索したらここにつきました。
> やっぱりありますよね。よかった。
というコメントをいただきました。
(コメントいただいた記事:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070918/2)
虚を突かれたコメントに...(^^;
慌てて医学中央雑誌刊行会(http://www.jamas.or.jp/)の医学文献検索サイトで...
「生活のしづらさ」を検索語として検索してみちゃいました(^^;。
こういう機会を与えてくださって、猫さん、アリガトウm(__)m。
その結果、以下、5文献が検索されました。
1) 大坂純.高次脳機能障害者に対する社会資源 地域における高次脳機能障害者支援の実践.MEDICAL REHABILITATION 2006; 70: 222-30
2) 田代信維.精神分裂病に対する森田療法.Schizophrenia Frontier 2002; 3: 97-102
3) 青山正紀.成人アトピーの心理と動作療法.Derma. 2002; 58: 45-8
4) 榊原規之.生活のしづらさへ共に向きあって 慢性病棟でのSSTグループを通して.病院・地域精神医学1995; 36: 341-3
5) 谷中輝雄.生活のしづらさとその克服.病院・地域精神医学1989; 96: 202-3
...ということで、最近では、成人アトピーや高次脳機能障がいの場合にも用いられているようですね(^_^)v。
いずれも、原著論文、デハナク、解説や総説や抄録のみだったりしていますが。
「統合失調症特有の」ってのが、統合失調症にだけ見られる生活のしづらさ、って意味でなければ、全然問題はなさそうです...
Googleで「生活のしづらさ」で検索してみますと...1万件以上もヒットするんですネェ...
天ちゃんの、コメントいただいた記事、は1ページ目で、出てきます(^^;。
検索されたページのいくつかを拝見しますに...研究用の用語、専門用語、としていくつも使用されていますネ。
...ということで、猫さん、どうぞ「生活のしづらさ」をご使用になって、研究を進めてくださいマセ。
良かったら、結果というか、内容を、またご紹介くださいネェ~(?)
ついでですが...「生きづらさ」ってのも、みかけました。
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この週末は、某センターを会場に、精神科専門技術の講習会の講師の一人をつとめてきました(フゥ~(^^;)。
この数年、年に1回、招かれて1泊2日のワークショップを開いています。
今回は、近県エリアを束ねる地方組織が発足し、その総会を兼ねていたんですが...。
その地方組織の役員の、G教授、I講師、A副院長とバッタリ、廊下ですれ違って初めて、今回の講習会の位置づけを認識した次第でした...(^^;。
G教授も、I講師も...午前中の総会だけ参加され、お帰りになられるとのことでした(お疲れさまです、でした?m(__)m)。
この講習会は、十数人のスタッフ陣が切り盛りしています。
医師、看護師、精神保健福祉士、心理士、指導員、作業療法士、薬剤師...などの職種横断的な構成です。
つまり、精神科保健医療福祉従事者であれば、職種とかは関係なく、患者さん(ユーザー、メンバー)に技術提供できるようにっていう「共通目標」だけで集える場、になっていると言えます。
多くが1年前と同じスタッフ。
今年も顔を合わせ...それぞれにこの1年間の近況について情報交換するのも楽しみのひとつです(^_^)v。
若くして福祉施設の長になっちゃったYさん(女性)。
「最近は、自分では現場実践が減っちゃって...」
<それは残念。でも部下とかに実践させればいいんじゃない?>
「もちろん、実践してもらっていま~す。」
センターから、民間セクターに移ったS君。
<苦労しているらしいネェ~>
「はい、そうなんですよぉ~、お聞きになりましたかぁ(^^;。」
<うん、聞いた、聞いた。>
天ちゃんをいつも送迎してくださる、某精神科病院の男性看護師長さんとは、アウンで気持ちが通じると言いますか...
数年前に最初にお会いしたときにも、何か、初めての感じがしなかったんですネ。
その最初の年の、この講習会で、講師である天ちゃんに、積極的に質問してくれた若い看護師さんがいて...
休憩時間に...
「(天ちゃん)先生、アイツ、娘なんっすよ(^^;」
「オレに質問してきたから、『(天ちゃん)先生に聞きなっ』て言ってやったんです。」 (^_^)v
...その娘さんもめでたく(?)結婚なさって、来年には、若くしておじいちゃんになられるとのこと...。
...とか(^_^)v。
(それを知ってからは、オジイチャン、ってからかって呼んでました(^^;。)
ちょうど、この講習会の主宰者のA先生が昇進されたとのことで...
<じゃぁA先生の昇進お祝いをしなくっちゃぁ~>
「お祝いしよう、しようって言ってて半年たっちゃった~」と事務局。
土曜日の夜は、交流会を兼ねて、A先生のお祝い会となりましたぁ~(^_^)v
男性師長さん曰く、「(天ちゃん)先生に、一度食べてもらおうと思って...」 と会場になったお店の...
目の周囲のトロトロのところが、一番オイシイところです。
師長さんに耳打ちされていたので...
なぜか周りの参加スタッフが手をつけずに残しているところを見計らい...(^^;
師長がちょっと...天ちゃんがほとんどを食させていただいちゃいましたm(__)m。
ハッキリ言って、美味、でした。
◆お店のHP◆
http://www.iso-harumatsu.com/index.html
--店名を控えて? 記憶して? なかったので...さがすのに苦労しました(^^;。
「来年は、あそこの中華にお連れしましょう(^_^)v」...って師長さん。
「あそこもいけますよっ!」
<じゃぁ、来年もまた来るしかないかぁ(^^;>
医療崩壊とか、精神科医療の低医療費とか、障がい者「棄民」政策とか...
寒風吹きすさぶ日々ながらも、どっこい、メゲズニ。
医療砂漠となっても、しぶとく生え出る、ハマユウのごとく(砂漠にハマユウはないかな?(^^;)、しぶとく生き延びていかなくっちゃぁと決意新たに...ランダム・ウォーク(千鳥足(^^;)でその晩は、事務局長とホテルに戻りました(^^;。
現場を離れる
日々の仕事をブレークする
...メンタルヘルスの対処法のヒトツ、です(^_^)v。
(ちょっと強引(^^;)
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精神科医に限らないとは思いますが...
精神科医の「お仕事」には、いわゆる診療 ≒ 治療、以外にも種々あります。
もちろん、種々の、書類書きの多さについても、過去に記事にしました...。
今ざっとおもいつくものだけでも、自立支援医療、精神保健福祉手帳、障害年金~初回申請と現況届~、障害者自立支援障害程度区分認定のための主治医意見書、鑑定書~労働関連自殺・精神疾患や成年後見制度やその他民事・刑事訴訟上の~、訪問看護指示書、介護保険の主治医意見書、福祉施設の利用に当たっての診断書...etc.etc.(>_<)
◆関連記事◆
自立支援法の自立:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060630/1
主治医意見書のポイント:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060519/1
障害程度区分判定の問題:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060825/1
社会人の礼儀~お役所仕事:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070830/1
過去に、当法人の医師が、退職開業するので...玉突き人事で、天ちゃんトコの医師体制が厳しくなる~って記事を書きました(^^;。
それが、正にいま。
ちなみに、退職医師は、いわゆる「立ち去り型サボタージュ」ではありませんけど。
精神疾患、とくに気分[感情]障害をかかえる患者さんが増えています。過去10年で、2倍! でした(>_<)。
(うつ病増加中!:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070115/1)
でも、精神科・神経科・診療内科医は...同じ期間に1.2倍にしか増えていません。
精神科の病床数は、実は、日本の全病床数の4分の1。
なのに、精神科医数は、たったの4.7%! でした(>_<)。
...で、いよいよ今夜の本題ですが...(^^;
医師体制が弱くなっているために、新患受診の要請を、このところ、ことごとくお断りしています。
医師体制が「相対的に良い」、親病院の外来を紹介させていただいてはいますが...。
あっちも大変なようです。
お待ちいただけそうな病状の患者さんについては、1ヶ月以上先の新患受診予約枠にご予約いただいています(^^;。
未治療期間が長いほど、うつ病、統合失調症の治療開始から回復までの期間が長くなることは、エビデンスが集積されてきています。
天ちゃんも、だれでもそうですが、1日24時間しか与えられていませんので...こうせざるを得ません。
それに、この時期は、来年度以降の、自治体の嘱託業務(その多くは医師会を通じたもの)、保健所(保健センター)の嘱託業務(精神保健相談だけでなく種々のコンサルタント的な業務)のご要請をたくさんいただきます。
...こんな天ちゃんトコに、自治体や保健所(保健センター)の保健師さんが、上司を説得(?)した上で、わざわざ白羽の矢を立ててくれるのですm(__)m。
開業間近の先生であれば、そういったルートから、自院の患者さんを増やすことに通じるので、引き受けていただきやすいって例も、場合によってはあるかも知れません(?)。
天ちゃんが、所長に赴任した時点には、電話帳とか駅の広告とか、HPリンクとか、クリニックのPRになるように、クリニックの情報や連絡先がすでに掲載されていましたが。
2年目からは、更新性の広告は、すべてやめてもらっています。
宣伝なんかしなくたって、応え切れないほど、受診希望の電話や、突然クリニックにお越しになる方が、ひっきりなしだからです(^^;。
それに診療報酬マイナス改訂もあり、無駄な(?)経費は可能な限りカットせざるを得ませんし。
その上、職域のメンタルヘルスは、全然、改善しておらず深刻度を増すばかりだからでしょう、メンタルヘルス講演だけでなく、産業医(もちろん選任でなく非常勤としてですが)契約を求めるご連絡もいただいています。
だがしかし!
前記したような事情が絡んで、特に今年は、例年になく、お断りせざるを得なくなっています。
大学や専門学校の非常勤講師の話しなども打診をいただいています。
いろんなルートを巡りに巡って、マスコミや雑誌等の取材依頼も、なぜか続いています(^^;。
...だがしかし! なんです...
天ちゃんの悪いクセで(?)、天ちゃん自身が対応しちゃうと、どうしても現場(相手)の状況が理解できて、お断りしづらくなってしまいます(^^;。
というワケで、今年は特に、頼りの事務長さんに、こういったケースへの対応をお願いしていて...結局、お断りの対応をさせちゃっています(T_T)。
ひょっとすると、お断りさせていただいた「お相手」の方で、このブログの読者さんってこともあるやも知れませヌ(^^;。
この場を借りて、こういう次第ですから、本当に申し訳ございませんm(__)mm(__)m。
(でも、こういう事態になっちゃったのは、この国の精神医療に限りませんが、国民が選んだ事態ですから...(と言うのが、この数年、外来患者さんへの天ちゃんの口癖だったりします(>_<)))
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今朝の朝刊に...
働きすぎを解消し、少子化対策にも役立てる。
...ということで、「ワーク・ライフ・バランス(;WLB仕事と家庭の調和)憲章」と行動指針の骨子案が明らかになったとのこと。
社会の活力を維持するには働き方の見直しが不可欠!とのこと。
...アレッ? 社会の活力のために「多様な働き方」を追求し、非正規雇用者3人に1人にしただけでは、まだ活力が得られていない...(?)
「多様な働き方」とは、つまり、中核的な労働者で年功的な賃金が守られている正規雇用者、専門的スキル蓄積型労働者で年功的な正規の場合も派遣や請負的な契約の場合もある者、マクドナルド・プロレタリアートと揶揄されることもある非正規で低賃金の者、この3者を典型とし、さまざまな形態がある得る働き方のことです。
天ちゃんが小さい頃、職業に貴賎はない、と習ったのは、もうとっくに過去のこと。
貴賎という価値判断が妥当かどうかは措いて、意図的、政策的に、3つの典型に、1995年以降、3階層化されてきたのでした。
さて...前記WLBの骨子案ですが...(^^;
30~40代の男性への仕事の集中を減らし、女性や高齢者の社会参加を促すのが狙いだそうで...
このこと自体は、天ちゃんも、大賛成です。
就業率目標は、25~44歳女性;現在の65%を10年後に69~72%へ、60~64歳男性;67%から79~80%へ、同年代女性;39%から41~43%へ
日本や韓国に典型的な、女性就業率曲線のM字型カーブを解消する方向にしましょう。
高齢者の就業割合も増やしましょう。
...って目標、ですネ。
子育て中の女性が、働きやすい職場が創造されるなら、これまた、天ちゃんは大賛成です。
第1子出産前後も継続して就業する女性割合を、現在38%から5年後に45%、10年後に55%へ
子育て中の女性が、働きやすい職場環境が整備、創造されるなら、これまら、天ちゃんは大賛成です。
雇用保険法も改正されて、雇い入れ時に、原則年齢制限(≒高齢者差別)を設けてはならないことになりましたし...。
男性育休取得率を0.5%から、5年後5%、10年後10%へ
確か、安室奈美恵さんの、元ダンナさん(?)が、その昔、子育てをしない男は父親と呼ばない、とかいうコピーとともにポスターになっていたのを見かけましたが...今更ながら(>_<)。
保育所の入り口に張り出されていて目にしたのですが...(^^;、つまり、子どもの送りだったかお迎えだったかに行ったときに見かけたって次第でしたが。
当時、そのポスターを見ながら、子育てをしにくい男を産み出している企業や政治をボクは認めない、とか嘯いていましたっけ(^o^;。
6歳未満(未就学児)の子どもを持つ男性の育児・家事関連時間を、2006年の1日1時間から5年後に1時間45分、10年後に2時間30分に
これも、父親の子育て・家事参加が、小学校高学年のうつ状態を予防する、とか、母親=妻が父親=夫に愛情を感じる割合が高まる、とかいうデータがありますので、大いに結構、と思います。
何と! 年次有給休暇取得率47%。
これを5年後に60%へ。
...オリンピック・バカンス法なんて、夢のまた夢、ですね...(>_<)。
テレワーカーを10%から20%へ。
週60時間以上労働者割合 2006年;10.8% ⇒ 5年後;2割△ ⇒ 10年後;半減
これも、長時間労働とうつ状態の関係については、解明されてきていますので、大いに賛成。
10月18日の作業部会に呈示予定で、11月末を目途に正式決定だそうだ。
...しかし一方、議事録(↓)を見ると、財界は、「多様な働き方」論と、国際競争力低下を前面に立てて、異見を申し立てています。
それゆえ(?)、以上に触れた数値目標ですが...以前に出されていた資料(↓)から、結構後退しています(>_<)。
天ちゃんは、上記数値目標より高いハードル(?)がありながら、国際競争力を有している外国企業は、厳にあります。
その事実から、上記程度の目標を達成しながら、国際競争力を仮に保てないとしたら、それこそ、経営者(≒財界)の能力の無さを示すものである(!)、と言わざるを得ないでしょう。
◆関連リンク◆
WLB推進官民トップ会議について:http://www8.cao.go.jp/shoushi/w-l-b/index.html
第1回会議議事録:http://www8.cao.go.jp/shoushi/w-l-b/k_1/gijiyoushi.html
会議資料:http://www8.cao.go.jp/shoushi/w-l-b/k_1/pdf/s1.pdf
--4頁に、完全週休二日制と有給休暇取得率100%とありました。
◆関連記事◆
働き盛り、子育て世代のうつが増加中:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070115/1
残業代ゼロは少子化対策!?:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070106/2
--前首相の迷言です~今や懐かし...(?)
注視!WE:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070911/2
--こちらは現厚労相...
長時間労働とくらし:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060615/1
ディーセント・ワークについて:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070204/2
WEを知る本:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061220/2
オリンピック・バカンス法?:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060727/1
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当ブログでも、過去に何回か取り上げたことのある記事に関連したニュースが届きました。
今朝の朝刊、Webニュースに掲載された記事を引用しま~す。(全文引用していますm(__)m)
2007年10月15日19時57分
上司から「お前は給料泥棒だ」「目障りだから消えてくれ」などと言われ続けた会社員が自殺した。暴言が自殺の引き金になったかどうかが争われた訴訟の判決で、東京地裁は15日、自殺と暴言との因果関係を認め、会社員の死を労災と認める判断を示した。渡辺弘裁判長は「心理的負荷は、人生でまれに経験する程度に強度だった」と指摘した。被告の国側は「自殺は業務によるものではない」と主張していた。
原告側によると、パワーハラスメント(職権を利用した嫌がらせ)を原因とする自殺を労災と認めた司法判断は初めて。代理人弁護士は「これまで上司の暴言も『指導上の範囲だ』とされ、労災認定から放置されてきたことに一石を投じる判決だ」としている。
03年3月に自殺した医薬品販売会社「日研化学」(現・興和創薬)の男性社員(当時35)の妻が、労災に対する給付金を不支給とした静岡労働基準監督署の処分を取り消すよう求めていた。
判決などによると、男性は静岡県沼津市などで病院への営業などを担当。02年4月に営業成績の改善を図るために赴任した係長が、同年秋ごろから男性に暴言を浴びせたほか、相談に応じないなどのパワーハラスメントを繰り返した。
渡辺裁判長は、係長が「お前は会社を食い物にしている。給料泥棒だ」「存在が目障りだ。お願いだから消えてくれ」「車のガソリン代がもったいない」「どこへ飛ばされようと、おれはお前が仕事をしないやつだと言いふらしたる」などと発言したと認定し、「言葉の内容自体が過度に厳しい」などと指摘。男性が暴言をきっかけにうつ病を発症し、正常な認識や判断力が低下して自殺に及んだと認めて不支給処分を取り消した。
[出典:http://www.asahi.com/national/update/1015/TKY200710150296.html]
天ちゃんの個人的感覚では、この上司のような言動は、まったく信じられません。
一体、部下を何だとおもっているのでしょう?
少なくとも人間とは見ていなかったのでしょう。
いくら何でも、そんな暴言を吐くなんて...(@_@;)
(天ちゃんが、上司に、上記記事中のような暴言を受けたら、天ちゃんもメンタル不全を来たしていたに違いありません。)
でも、裁判官が事実と認定したくらいですから。
その上司がそんな暴言を吐いてしまうほど、被災者の仕事は、つまり、危険・有害労働だった、ということでしょう。
労災補償制度は、無過失責任補償、です。
事業主の責任は問われません。
しかし、ご遺族が労災申請し、労基署 ≒ 国は、労災不支給決定を出したんですね。
そのため、ご遺族 = 原告となって、労災不支給と判断した労基署(国)を被告として訴えた、行政訴訟、それがこの裁判でした。
心理的暴力 ≒ モラル・ハラスメント、とすれば、上記記事中のパワーハラスメント(和製英語、です)は、モラ・ハラのことです。
上記記事中「言われ続けた」から、長期的なハラスメントを受けていたのでしょう。
関連記事(↓)の、「ハラスメントと健康アウトカム」で紹介しましたが、「因果的効果」の指標となるオッズ比は4.8で、うつ病の強い原因、です。
でも、現行の「労災の判断指針」には、セクハラや上司とのトラブルといった項目はありますが、その心理的負荷強度は小さめに見積もられており、精神医学研究の到達に立てば、天ちゃんは改訂が必要だと考えています。
近年、国は、控訴しても勝てる見込みの少ないものは、アッサリ(?)控訴を断念しているらしいです。
...上級裁判所で負け込めば、「判断指針」を改訂せざるを得なくなるからでしょう。
(「判断指針」ハテナ、は関連記事(↓))
こうした裁判に取り組むためのマニュアル、被告(国)側に立つ鑑定医(精神科医)に鑑定書を依頼し作成してもらうときのマニュアルなんかも国側では整備されています。
なお、この事案については、国(労基署)は控訴する可能性が高いようです。
これからの2週間を注視してきたいと思いま~す。
◆関連記事◆
モラ・ハラについて:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060707/1
モラ・ハラ続き:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060708/1
表が見難いので:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060709/_o_
ハラスメントと健康アウトカム:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060710/1
論座9月号:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060813/1
職場いじめの相談増加:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070527/1
養護学校教諭の労働関連自殺:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070704/2
--このケースも、モラ・ハラ、が原因でした。
ハテナ?「判断指針」のまとめ:http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070402/1
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