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< 首相辞任よりも... | メイン | 「臨床研修に関する調査」報告 >
不謹慎なタイトルって思わないでくださいm(__)m。
また、この国の政治状況をどうするかって「活かす」なぁ~んてことでも、いっさいありません。
小さな研究会からの帰路、KIOSKで、滅多に買わない日刊ゲ○ダ○を購入しました。
120円也...(^^;。
それによると...5面に。
...そんなタイトルが踊っています。
記事によれば、けさ(13日)、慶応病院に検査入院されたとのこと。
やっぱり(?)最後の砦は、医療でしょう...(!)
モチロン、お金持ちには、保険診療以外の、私費医療って手段もあるでしょうが...(^^;
為政者(?)のみなさん、どうか、この国の医療を、ぜひ、これ以上荒廃?崩壊?させないでください。
私たち医師は、応召義務を持ち出すまでもなく、国民の一人ひとりの命と健康を、分け隔てなく、喜んで守りたいと思っていますから(^_^)v。
さて...過去にこんな記事(↓)を書いたこともありますので...医学生時代の悪友(?)の弟さんが弁護士さんをなさっているのですが...その彼からの情報に示唆を得て、今日の記事を書こうと思い立ちました。
◆過去記事◆
・松岡農水相の自殺を予防に活かす http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070529/2
アメリカ、カナダ...でしたっけ? テロ特措法延長に職を賭す(?)って、た~くさんの海外メディア(?)を前に発言したときから...
正直、大丈夫かな? って感じていました。
いつ希死念慮を経験されてもオカシクナイなって直感しました。
いえ、すでに、希死念慮を抱いていましたぁって聞かされたとしても、精神科医である(?)天ちゃんとしては、少しも不思議に思いません。
...だって、日刊ゲ○ダ○も書いていますが、上記のような決意表明から突然の辞任へのプロセスは、もう十分、自滅行為、でしたから。
もちろん、直接診察させていただいたワケでは、まったくありませんので、余り憶測でモノを言うことは慎みたいと思いますが...。
日刊ゲ○ダ○2面によると...
もともと安倍首相は...(略)...厚労省が「特定疾病」にしている難病「潰瘍性大腸炎」を患っていると報じられてきた。
最近は「部屋に戻ると倒れこむような感じで心身ともに限界だった」そうで、食は細まり、栄養補給はお粥と点滴。外遊の際も主治医が同行していたという。
ここ数日、安倍首相と接した議員の多くは「様子がおかしい」と感じていたそうで、与謝野官房長官は「健康と仕事の両立で深い苦悩の中にあった」と語り、麻生幹事長も「健康問題は薄々感じていた。辞任の大きな理由のひとつ」とコメントしている。...(以下略)
◆過去記事◆
・うつ病のまとめ http://blog.m3.com/tenchanoffice/20061003/1
この記事中、
・診断面接の例 http://blog.m3.com/tenchanoffice/20060912/1
診断面接の質問項目例で触れたような、うつ病の診断基準症状5つを同時に、ほとんど毎日のようにこの2週間以上経験されていたとしたら、うつ病に罹患されているってことになります。
繰り返し、しつこいですが...直接診察させていただいたワケではいっさいありませんので、完全に(!)憶測ですが...
でも、上記日刊ゲ○ダ○の引用記事のような、心身状態だったのであれば、何らかの精神疾患に罹患されていたとしても、何ら不思議ではありません。
この憶測を前提に述べさせていただくならば...要するに、首相の心身状態は、業務起因性と思われる、ってことが、天ちゃんの言いたいことです。
誤解していただきたくないのは、首相の政治的責任は、もちろん、然るべき形でお取りいただく必要があるのは言うまでもありません。
しかし、公務災害として補償されて然るべき事態、ということは外さないでおきたい。
それが、天ちゃんの言いたいこと、です。
首相の経験されていた、業務上の心理的負荷は、どうだったでしょうか?
◆過去記事◆
・ハテナ?判断指針のまとめ http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070402/1
これらの記事でたびたび引用した「判断指針」 http://www.jil.go.jp/kisya/kijun/990915_01_k/990915_01_k.html
上記「判断指針」の概要からたどれる...「職場の心理的負荷評価表」にあてはめてみましょう。
①悲惨な事故や災害の体験(目撃)をした--平均的ストレス強度Ⅲ
~松岡農水相の自殺が該当するのではないでしょうか?
あるいはこれは...②労働災害(重大な人身事故、重大事故)の発生に直接関与した、に類推適応されるのではないでしょうか? これも、平均的ストレス強度はⅢ、です。
③参院選の大敗!(会社にとっての重大な仕事上のミスをした、Ⅲ)、あるいは、テロ特措法延長の調整のための話し合いのテーブルにすらつけなかったことが、この「会社にとっての重大な仕事上のミスをした」に該当すると類推判断できるかも知れません。
そもそも、首相に就任されたことで、「仕事内容・仕事量の大きな変化があった」に該当しそうですし、「勤務・拘束時間が長時間化」もしたことでしょう。etc.etc
マスコミによるバッシングは...ハラスメントに相当しますから、「セクシャルハラスメントを受けた」にも類推適応されます(平均的ストレス強度Ⅱ)。
首相の職責(?)を担うことは、仕事の要求は極めて高かったでしょう。
首相ということですから...裁量性は本来あったはずですが...参院選で大敗しながら麻生外務大臣(当時)に早速続投を支持なんかされちゃったりするなど、実は、裁量性も相当低かったのではないでしょうか?
永田町では今、「クビにロープの輪を通し、『法案が通らないなら死んでやる』と叫ぶ安倍(首相;天ちゃん)の足元のミカン箱を、麻生(幹事長;天ちゃん)と与謝野(官房長官でしたっけ?)の2人が蹴飛ばした」なんて冗談が交わされている。(日刊ゲ○ダ○)
...と言うように、職場の支援も相当低かったのでしょう。
すると、「心理的負荷の強度を修正する視点」や「出来事に伴う変化を評価する視点」を加味すれば、間違いなく、総合評価は「強」です。
ソモソモ論として、首相は、公務災害の適応になるのだろうか?って...(^^;
上記の弁護士さんのお話では、特別国家公務員、ってのに該当するそうで、公務災害の対象労働者、になるんだそうです(^_^)v。
(松岡農水相の業務関連性自殺も、ってことになります。)
もちろん、ご本人やご家族が、公務災害補償なんか希望されないことでしょうが...(^^;
首相は地元山口に「お国入り」する暇すらなく働いておられたようですし...
この国のトップ(?)からが、まして、心身状態に異変(?)を来たした状況で、「辞任会見でも露呈した支離滅裂な論理構造」(日刊ゲ○ダ○)とバッシングの嵐...
(思考力・集中力低下、って症状が背景にあってのことでしょう。)
天ちゃんとしては...ぜひ、ご病状が落ち着いた暁には、公務災害申請していただけないかなぁ~って思います。
この国のトップですら、労働関連疾患に陥り得るんだってことが広く国民に理解していただける絶好の機会じゃないかなぁ~って思っています。
誰しも、労働関連疾患に陥り得る!
だからこそ(!)、誰しもが、労働関連疾患に陥らなくて済むような、職場環境、職務内容を、国民一致団結して創造していく、そんな誰にとっても損しないムーブメントが起きてくれないものだろうか?
...そう天ちゃんは強く願って、本日の記事を終えたいと思いま~すm(__)m。zzzZZZ(^^;
PS:蛇足ですが...「お坊ちゃま育ちはダメ」とか書いている記事も見かけますが、そういった性格要因?生育環境要因?よりも、この記事本文で書いたとおり、業務によるストレスの方が圧倒的にうつ病(??)起因性が大きいことは、労働精神医学研究を援用しても、明らかであることも触れておきたいと思いま~す。
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コメント
コメント一覧
入院されて良かった・・・と思いました。
一方で、(前)首相の新保守主義が国民には受け入れられなかったということで...
この国も捨てたもんじゃない、と思っています。
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