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自殺「輸出」大国!?(>_<)

天ちゃん / 2007.08.16 23:58 / 推薦数 : 6

自殺予防対策関連の記事をこのところ連載(?)してきましたが...

ずいぶん以前にも、こんな記事を書いていましたが...(>_<)
「過労自殺」フランス上陸! http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070305/3

今度は、通信社の友人から...こんな記事内容が転送されてきちゃいました(>_<)。


2007年07月23日 共同通信の配信

仏自動車産業で自殺続出
 日本式管理体制に批判も

【パリ23日共同】
フランスの自動車大手プジョー・シトロエングループ(PSA)などで自殺者が相次ぎ、労働組合などは仕事中のストレスが原因との見方を強めている。日本式の生産管理体制をやり玉に挙げる声も出る中、政府はストレス対策の必要性に目を向け始めた。
フランス各紙の報道によると、東部ミュルーズにあるPSAの生産拠点で十六日、倉庫で首をつって死亡した男性職員(55)が見つかった。PSA職員の自殺者は二月以降、計六人となった。
自殺の動機は不明だが、十八日付パリジャン紙は、高い生産性を追求する「日本式の管理方式」が導入されたことを問題視する組合関係者の見方や、「中国企業並みの競争力をフランスで求めても不可能だ。われわれの気質には合わない」と訴えるPSA元職員の声を伝えた。
PSAのほか、ルノーでも昨年十月から今年二月にかけて、パリ近郊の新車開発拠点で技術者三人が自殺した。
労働省はPSAの人事責任者から事情聴取。夏休み明けに予定されている政府と経営者団体、労働組合の三者による労働条件などに関する協議の中で、ストレス対策を議題に取り上げる考えを明らかにした。
[共同通信社のHPから該当記事URLをたどれませんでしたm(__)m]


高い生産性を追及する「日本式の管理方式」って、どうやら、トヨタ式、らしいです...。

上記の3月の記事では...

> 経済環境の変化 ⇒ 企業組織構造の変化 ⇒ 労働環境の変化 ⇒ 労働ストレスの悪化 ⇒ 精神疾患の増加 ⇒ 自殺の増加 という、割と単純な因果関係が成り立っていると思います。
労働ストレスと言うか...労働ストレス源(ストレッサー)としては、
長時間労働化、仕事の過重、裁量性の低下、職場の人間関係の悪化=ソーシャルサポートの低下...といった、労働ストレッサーが、特にうつ病を増加させることは、いくつもの労働精神医学研究で、解明されています。 <

...って書きましたが。

はやりの用語を付け加えれば...
...企業組織構造の変化 ⇒ HRM(Human Resource Manegement)の変化 ⇒ 労働環境・内容の変化... 
と修正した方が良いかも知れません(^^;。

いずれにしても、天ちゃんは、本当に恥ずかしく情けない気持ちで一杯になり...こうして記事をしたためてしまいました(>_<)。

> フランス国民(?)に、ゴーン氏が、日本の 「過労自殺」 を持ち込んだ! 
とでも言われかねないなぁ~なんて要らぬ心配でしょうか。 <

要らぬ心配どころか、あからさまに、私たちの国が、国の企業が「人殺し」の生産方式(?)を編み出し、しかも、輸出しちゃったワケです。

ここは一つ、業務起因性自殺(「過労自殺」)予防対策をこそ確立し、フランスの(いえ、世界の?)労働者の方々に、喜ばれる人材マネジメント手法をこそ、輸出大国ニッポン! と呼ばれるように、ぜひしなければなるまい。

一精神科臨床医として、そう誓う、天ちゃんでした。
蛇足ですが...自殺大国ニッポン! について、精神科医1万2千人分の1の責任を感じはしますが、真に責任があるのはまず企業次に責任が問われるべきはそうした企業行動を文字通り「適正に」規制しない行政(≒国)、であることは、読者のみなさま、はずさないように...くれぐれもm(__)m。)

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