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自殺予防対策関連の記事をこのところ連載(?)してきましたが...
ずいぶん以前にも、こんな記事を書いていましたが...(>_<)
「過労自殺」フランス上陸! http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070305/3
今度は、通信社の友人から...こんな記事内容が転送されてきちゃいました(>_<)。
2007年07月23日 共同通信の配信
【パリ23日共同】
フランスの自動車大手プジョー・シトロエングループ(PSA)などで自殺者が相次ぎ、労働組合などは仕事中のストレスが原因との見方を強めている。日本式の生産管理体制をやり玉に挙げる声も出る中、政府はストレス対策の必要性に目を向け始めた。
フランス各紙の報道によると、東部ミュルーズにあるPSAの生産拠点で十六日、倉庫で首をつって死亡した男性職員(55)が見つかった。PSA職員の自殺者は二月以降、計六人となった。
自殺の動機は不明だが、十八日付パリジャン紙は、高い生産性を追求する「日本式の管理方式」が導入されたことを問題視する組合関係者の見方や、「中国企業並みの競争力をフランスで求めても不可能だ。われわれの気質には合わない」と訴えるPSA元職員の声を伝えた。
PSAのほか、ルノーでも昨年十月から今年二月にかけて、パリ近郊の新車開発拠点で技術者三人が自殺した。
労働省はPSAの人事責任者から事情聴取。夏休み明けに予定されている政府と経営者団体、労働組合の三者による労働条件などに関する協議の中で、ストレス対策を議題に取り上げる考えを明らかにした。
[共同通信社のHPから該当記事URLをたどれませんでしたm(__)m]
高い生産性を追及する「日本式の管理方式」って、どうやら、トヨタ式、らしいです...。
上記の3月の記事では...
> 経済環境の変化 ⇒ 企業組織構造の変化 ⇒ 労働環境の変化 ⇒ 労働ストレスの悪化 ⇒ 精神疾患の増加 ⇒ 自殺の増加 という、割と単純な因果関係が成り立っていると思います。
労働ストレスと言うか...労働ストレス源(ストレッサー)としては、
長時間労働化、仕事の過重、裁量性の低下、職場の人間関係の悪化=ソーシャルサポートの低下...といった、労働ストレッサーが、特にうつ病を増加させることは、いくつもの労働精神医学研究で、解明されています。 <
...って書きましたが。
はやりの用語を付け加えれば...
...企業組織構造の変化 ⇒ HRM(Human Resource Manegement)の変化 ⇒ 労働環境・内容の変化...
と修正した方が良いかも知れません(^^;。
いずれにしても、天ちゃんは、本当に恥ずかしく情けない気持ちで一杯になり...こうして記事をしたためてしまいました(>_<)。
> フランス国民(?)に、ゴーン氏が、日本の 「過労自殺」 を持ち込んだ!
とでも言われかねないなぁ~なんて要らぬ心配でしょうか。 <
要らぬ心配どころか、あからさまに、私たちの国が、国の企業が「人殺し」の生産方式(?)を編み出し、しかも、輸出しちゃったワケです。
ここは一つ、業務起因性自殺(「過労自殺」)予防対策をこそ確立し、フランスの(いえ、世界の?)労働者の方々に、喜ばれる人材マネジメント手法をこそ、輸出大国ニッポン! と呼ばれるように、ぜひしなければなるまい。
一精神科臨床医として、そう誓う、天ちゃんでした。
(蛇足ですが...自殺大国ニッポン! について、精神科医1万2千人分の1の責任を感じはしますが、真に責任があるのはまず企業、次に責任が問われるべきはそうした企業行動を文字通り「適正に」規制しない行政(≒国)、であることは、読者のみなさま、はずさないように...くれぐれもm(__)m。)
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