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< 障がいってなぁ~に?;ICFモデル | メイン | 自殺対策に関する世論調査(内閣府) >
Dr.I先生から、先日の記事(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070802/___v)にコメントいただきました。
いつも、ありがとうございます。
> 名前だけ変えても、中身が変わらないと意味がないんですけどねー。
> でも、まあ、「障がい」に関しては、私も反対はしませんけどね。
こと、ICFについて言えば...ですが(^^;、
それまでのICIDHに比べて、随分、中味は違っているんです。
(Dr.Iのコメントの主旨と、ズレていますけれど...(^^;)
細かな解説は致しませんが...(^^;
障害を、上(↑)のようなモデル図で、捉えていました。
直接疾患から生じてくる生物学的レベルでとらえた障害で、身体的・精神的な機能や形態の異常を、機能障害(Impairment)、と呼んでいました。
また、機能障害から生じてくる人間個人のレベルでとらえた障害、与えられた地域的文化的な条件下で、当然行うことができると考えられる行為を実用性をもって行う能力の制限や喪失を、能力障害(Disability)、と呼んでいました。
(ちょっと、説明が一般読者には難解かも?(^^;。)
社会生活能力、対人関係能力、作業遂行能力の障害、って例示すれば、いくぶん分かりやすいでしょうか?(^^;
社会的存在としての人間のレベルでとらえた障害で、疾患の結果としてかつて有していたり当然保証されるべき基本的人権の行使が制約されたり妨げられ、正当な社会的役割を果たせないことを、社会的不利(Hnadicap)、と呼んでいました。
ちなみに、Impairment、Disability、Handicapの頭文字をとって、ICIDH、って略称していた次第です。
確かに、一見したところ、定義を読む限りでは...
機能障害 ⇒ 機能障害
能力障害 ⇒ 活動制限
社会的不利 ⇒ 参加制約
って、呼び方を変えただけ、と言えなくありません(^^;。
しかし、昨日の記事の連関図(http://blog.m3.com/tenchanoffice/20070804/_ICF_)
と比べてみていただければ、一目瞭然(?)かと思いますが、障がいのとらえ方の基本思想とでも言ったら良いでしょうか?
それが、全く違っているんです。
ICFでは、まず、心身機能や身体構造が評価され、その低下や喪失として、機能障害、をとらえます。
活動状況が評価され、その部分として、活動のむずかしさとして、活動制限、をとらえます。
参加状況がまず評価され、その一部分として、参加の際に個人が経験するむずかしさとして、参加制約、をとらえようとします。
...ICIDHが、ネガティブなとらえ方中心であったと言えるとすれば、ICFはポジティブな視点が強調されている、とでも言えるでしょうか?
また、ICIDHでは、機能障害、能力障害、社会的不利の3者関係として(のみ?)障害がとらえられていたと言えるとすれば、ICFでは、心身機能や身体構造と機能障害との相互作用、活動と活動制限との相互作用、参加と参加制約との相互作用とでもいったものも視野に入ってきます。
より重層的というか複眼的というか、ダイナミックなとらえ方がされるようになったと言い得ると思います。
それだけでなく...
ICIDHとICFの図をご覧になっていただいて、はっきりと異なっている点は、ICFでは、環境因子も個人因子も障がいをとらえるときの重要なファクターとして組み入れられるようになったこと。
また、図中の矢印が、双方向性となっている点も、障がいのとらえ方の中身が大きく進化したことを示してます。
(その続きは、また今度~(^^;)
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コメント
コメント一覧
今までは環境因子は無視されてたわけですか。病者としてはなにを今さら感が拭えません。
出されたときから、世界のあちこちで、批判の声が上げられました。
その最大の批判点が、環境要因を軽視している、っていう点でした。
ICIDHは、その当時の、最大公約数をまとめたもの、に過ぎなかったから、仕方ない面があったと、天ちゃんは思っています。
当事者も参加の上、その後20年の議論を経て、ICFが提出されたんです。
このICFにも、批判、というか、建設的提案といった方が正しいと思いますけど、がすでに出されています。
今後も、ICFも進化すると思います。
無明さん...ということで、お嘆きになりませぬよう...m(__)m。
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